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2023POG的予言・ジンジャーパンチの21(シトラール)

今日は新種牡馬・スワーヴリチャードの産駒で一本。新種牡馬は難しいのだが、血統的見地からしっかり分析していこう。

シトラール

父スワーヴリチャード×母ジンジャーパンチ 牡 美浦 萩原清

母の産駒は8頭中7頭がクラブ預託で、唯一の個人所有がポタジェ。金子さんすげぇ。

【血統分析】

スワーヴリチャード×Awesome Again×Bold Revenueの配合。母は米血ナスルーラをベースにして、Deputy Ministerを加えた筋肉量豊富な早熟スピードタイプ。18歳時の産駒だが、兄姉はディープインパクトをつけて成功している。今回はスワーヴリチャードとの配合に変わったが、実はディープよりも配合評価は高い。父母ピラミマの持つ米血と反応するので、米血スピードは活かせそうだし、仕上がりも早くなる。また父の持つ良質な欧州スタミナも母母がそれなりに持っている。やや一本調子になりやすく、距離は1400-1800mの非根幹距離ベター、平坦向きで夏の高速馬場が最も合う。一方で坂コースやタフな馬場やあまり合わない。ダートは合う。

【個体分析】

6月デビュー予定。夏の東京やローカルは合っているので、早期デビューはプラス。順調にいけば新馬戦は突破してくれるだろう。一方で萩原厩舎がかなりのマイナス。とにかく間隔を開けて使うので、期間内に稼ぎきれないのだ。ウッド中心に丹念に仕上げるといえば聞こえはいいが、1年間で平均4-5戦しか使わないのはいくらなんでも少なすぎる(母が18歳のBBAなので、ちょうどいいとも言えるのだが)。2歳夏が稼ぎ時のはずなので、新馬戦の仕上がり具合によってリストに入れるのが正解。東京1400-1800mを使って確勝レベルなら中位指名の価値はある。

【結論】

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