2023重賞的予言・皐月賞
先週の桜花賞は◎ドゥアイズ5着。直線でややスムーズさを欠いたが、内枠差し馬なので仕方ない。馬券は○リバティアイランド1着、▲コナコースト2着で豪快なタテ目、最後の判断で間違えてしまった。今週も難しそうだが、気合を入れて的中させたい。
2023.4.16 皐月賞
G1予想はしっかり分析します。本来は過去10年のタイム分析からなのだが、今年は重馬場が確定的。よって「過去2.00.0以上かかった皐月賞」のタイム分析をしてみる。
ポイントは以下。
直近5年の稍重馬場は【35.7-59.7-36.9】と+1.2秒の前傾ラップ。かなり厳しい流れになる。
00年、10年、18年、21年は内伸び馬場で、先行馬が有利。
99年、12年は外伸び馬場で、差し追い込み馬が上位独占。
当日の馬場を見て、内伸びなら先行馬、外伸びなら差し馬を狙うことになる。今回はすでに雨が上がっていること、しかも晴天であることから、仮に重馬場だったとしても先行馬を狙ってみたい。
次に過去5年の1~3着馬分析。これも時計がかかった年のみ見ていこう。
ポイントは以下。
トニービン系が特注。ステイゴールド系、キングマンボ系も強い。
重馬場なので欧州スタミナが必須。欧州ND系、欧州ナスルーラ系などで固めると良い。
中~外枠がかなり有利。逆に6番枠以内はほぼ壊滅状態。
最後にステップレース分析。
スプリングSは例年並み。ハイペースもあって時計は出た。同じ重馬場の前傾ラップなので、この組は注意が必要か。ベラジオオペラ(1着)は内枠から直線だけ外を回す、全くロスのない競馬。今回は外枠で距離も伸びるので、少し厳しい流れになってどうか。ホウオウビスケッツ(2着)は厳しいペースを先行して残っており、皐月賞の流れに合いそう。メタルスピード(3着)は最経済コースを通っており、能力的に見劣る。グラニット(4着)はよく残っているが、完敗だけに厳しいか。
若葉Sは参考外。8頭立てのドスロー前残り、皐月賞には直結しない。
弥生賞は例年並み。勝ち時計は過去最速だが、馬場がよかったことも影響していそう。また5F61.0とかなり遅い流れで、皐月賞には直結しない。注意するならグリューネグリーン(8着)、テンから抑えて行って惨敗したが、先行したらちょっと怖い。
すみれ賞は低レベル。6頭立てのドスロー競馬、勝ち時計2.15.5は過去5年で最も遅い。参考外。
共同通信杯は例年並み。勝ち時計、上がり3Fとも、いつもの共同通信杯のレベル。ただ【35.3-60.5-34.1】の流れは皐月賞とは直結はしにくいか。
きさらぎ賞は例年並み。過去3年で最速タイムだが、馬場がよかった影響もある。また【36.2-61.2-34.3】の流れは皐月賞とは直結しにくい。
若駒Sは低レベル。頭数も少なくドスローの競馬、皐月賞とは直結しない。
京成杯は例年並み。少頭数スローで時計も出ていない。ソールオリエンス(1着)は4角で大外に吹っ飛んでも勝ちきったが、同じことを多頭数競馬でやると致命的なロスにつながる。今回は最内枠ということもあり、この粗削りさはマイナスにしかならないだろう。
最後に、今回の動画は2021皐月賞。中~外枠から内のポジションを取れる馬が有利とみる。
まとめるとポイントは以下。
今回は雨上がりの中山でタフな競馬になるが、そうだとしても先行馬を狙いたい。
重馬場なので欧州スタミナが必須。枠は中~外枠がかなり有利。
直結しそうなステップレースは少ないが、同じ重馬場だったスプリングS組は注意が必要。
はい結論。
◎ホウオウビスケッツ
マインドユアビスケッツ×ルーラーシップ。先行力のあるDeputy Minister系×欧州スタミナのルーラーシップで、先行馬としてはピッタリの配合。スプリングSは内差し有利の流れを、外枠から先行して2着と強い競馬。今回は中枠有利な馬場で中枠を引けたし、先行有利になればこの馬が浮上する。
○ベラジオオペラ
ロードカナロア×ハービンジャー。キングカメハメハと欧州ND系を持っており血統はいい。スプリングSではうまく立ち回って1着だが、終わってみれば能力も抜けていた。今回は外枠を引けたので、スムーズに進めれば。
▲ファントムシーフ
ハービンジャー×Medaglia d’Oro。特注の血統はないが、欧州ND系を多く持つのは悪くない。総合力が高く、大崩れはしないと見る。
△トップナイフ
デクラレーションオブウォー×スピニングワールド。タフな馬場に強いリボー系バンブーアトラスを持つので、上がりのかかる競馬は合う。多様な経験があり、多頭数混戦でも怯まないであろうことが強み。
◎から馬連ワイド3連複。
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