2023重賞的予言・天皇賞(春)
前回の皐月賞はハズレ。前残り決着と読んだが、想定より雨がひどくて追い込み決着。直前で天気があそこまで変わると当てられなかったな。
2023.4.30 天皇賞(春)
G1予想はしっかり分析します。本来は過去10年のタイム分析から。
ポイントは以下。
京都の天皇賞は逃げ馬とマクり馬が強い特殊なレース。特にスタミナ自慢のマクり馬は要注意。
スローならマクリと追い込み有利、ミドルペースなら前残り有利。
リピーターレース。京都外回りはトリッキーなので、京都外回りで強い馬を狙いたい。
マクり馬について補足すると、春天で道中スローになるとスタミナ自慢のマクりが多発する。マクり馬が現れると道中のペースが乱れ、逃げ先行馬はかなり苦しくなる。今年は逃げ馬・タイトルホルダーが大人気だが、重馬場でだからとペースを落とすと、マクり馬に絡まれる可能性が高くなる。ペースを落としても落とさなくても、逃げ先行馬には厳しいレースになると読む。
次に過去5年の1~3着馬分析。今回は京都開催の5戦を見ておこう。
ポイントは以下。
欧州系ナスルーラが強く、ステイゴールド系、ハーツクライ系が特注。ディープインパクト系も強い。
枠順はスローだとイン差し有利。ミドルだと有利不利はあまり出ない。
今年の馬場が重馬場以上になるようなら、スローペースでタフな馬場に強い欧州スタミナ血統は必須レベル。
最後にステップレース分析。
金鯱賞は例年並み。逃げ馬不在でタイムが出なかった。何の不利もなく負けた馬は能力的に厳しい。なおジャックドールが勝った一昨年はハイレベル。
大阪杯はハイレベル。勝ち時計は過去最速で、テンも終いもかなり速い。この組は疲れがなければ要注意で、マテンロウレオ(4着)は面白い存在。
日経賞は恐らく平凡。不良馬場での5F通過62.7秒はかなり速いが、逆に上がりはかなりかかっている。またこの日は内にグリーンベルトができており、ここを通ったタイトルホルダー(1着)はかなり恵まれていた。
阪神大賞典は平凡。【38.6-64.9-34.4】のドスローで、タフなレースになりそうな今年の天皇賞には直結しない。ジャスティンパレス(1着)は何の不利もない理想的な競馬だったし、血統も合っていた。今回は確実に厳しいレースになる。ボルドグフーシュ(2着)はマクって届かなかったが、今回の方がマクりが効きやすく注意は必要。ブレークアップ(3着)は坂コースでよく頑張っている。タフな京都の方がパフォーマンスは上がる。
今回の動画は稍重となった2011天皇賞(春)。道中スローになると出入りが激しくなるというお手本のようなレース。ぜひ一度見てほしい。
はい結論。
◎ディープモンスター
ディープインパクト×Bellamy Eoad。絶好の内枠を引けたし、差しに徹してくれればかなり有力。金鯱賞では直線で詰まって5着だったが内容は悪くなかった。鞍上・浜中が焦らず、最後の直線まで我慢できれば、適性の差で逆転できる。
○マテンロウレオ
ハーツクライ×ブライアンズタイム。ハイレベル戦の大阪杯からの転戦。調教からは疲れは感じさせず、能力的には足りると判断。差し追い込み有利と見て、ノリが差しに構えてくれることに期待。
▲ブレークアップ
ノヴェリスト×クロフネ。父はドイツ血統であり、重馬場平坦スローは大得意のクチ。母父クロフネも重馬場に強い。位置取りが前になりそうな点はネックだが、後方待機できれば一発ある。
△シルヴァーソニック
オルフェーヴル×エアトゥーレ。血統はピッタリだし、スタミナ自慢だけにマクってくると怖い馬。実はリピーターというのも心強い(去年は斤量0kgだったけど)。
なおタイトルホルダーは軽視する。スローに落とすとマクリのボルドグフーシュが邪魔だし、かといって速いペースになると単純に苦しくなる。乗り方はかなり難しく、単勝1倍台にしてはリスクが高い。
◎から馬連ワイド3連複。○からのタテ目も軽く押さえる。
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