2023重賞的予言・日本ダービー
今年もこの季節がやってきました。１年に１回のお祭りですから、しっかり予想していきます。
2023.5.28 日本ダービー
Ｇ１予想はしっかり分析します。本来は過去10年のタイム分析から。
ポイントは以下。
勝ち時計は2分21～23秒の高速決着が多い。
ラップ平均は【35.6-60.1-34.6】の後傾ラップ。後半5Fは特に速くなる。
今年はペースが流れると読み、差し馬優勢と予想。
差し馬優勢を補足しておくと、今年はホープフルSの1着馬ドゥラエレーデ、2着馬トップナイフがいずれも逃げ馬で、重賞勝ち馬のベラジオオペラ・フリームファクシ・グリューネグリーン・タスティエーラも先行馬。馬場状態も非常によく、Cコース変わりということもあり、一発狙うなら先行するしかない状況。それだけに、ポジション取りはかなり激しくなりそうだ。
次に過去5年の1～3着馬分析。
ポイントは以下。
欧州血統の強いサンデー系が必須。ディープインパクト系、ハーツクライ系、ステイゴールド系しか買えないと言っても過言ではない。
高速決着に強いBold Ruler系が特注。
枠順の有利不利は思ったよりも少ない。
血統は思っている以上に欧州サンデー系に偏っている。非サンデー系の馬は、過去10年でもレイデオロ・サトノクラウン・アポロソニックが馬券圏内に来ているが、レイデオロはドスローでの奇襲がハマった形だし、残りの2頭は3着止まり。やはり中心視すべきは欧州サンデー系で間違いない。
最後にステップレース分析。
皐月賞は重馬場・前傾ラップとなり、ダービーには直結しにくいだろう。外枠・外差し有利の流れに乗ってきたのがソールオリエンス（1着）、ファントムシーフ（3着）、メタルスピード（4着）、シャザーン（6着）、トップナイフ（7着）、フリームファクシ（9着）。流れに乗ったこの6頭は、着順がそのまま力関係と見てよさそう。ダービーでもソールオリエンスとファントムシーフ（落鉄の影響あり）だけマークしておきたい。逆に流れに乗れなかったのがタスティエーラ（2着）、ショウナンバシット（5着）、ベラジオオペラ（10着）、グリューネグリーン（11着）、ホウオウビスケッツ（17着）だが、この5頭はいずれも中山の荒れ馬場向きで、ダービーの舞台でパフォーマンスを上げてくることは考えにくい。
京都新聞杯は今年から京都競馬場での開催。サトノグランツ（1着）は先行有利の馬場で差してきており、本番でも差しが効く馬場なら一考。
青葉賞はハイレベル。前年がハイペースで2.24.2に対し、今年はミドルペースで2.23.9をマーク。馬場差を考えても優秀といえるだろう。スキルヴィング（1着）は安全策で外々を回して1着を取れており、着差以上の勝ち方。当然有力。ハーツコンチェルト（2着）はうまく乗っただけ一枚落ちるが、そもそもハイレベルレースなのでマークが必要。
毎日杯は例年並み。前傾ラップでパワーの要る馬場ということもあり、ダービーとは異なるため直結しない。ただ間隔を開けてしっかり仕上げてきたことを踏まえ、一枚押さえるのはアリか。
プリンシパルSは低レベル。ドスローの逃げ切りでは本番に直結しない。
はい結論。
◎スキルヴィング
キタサンブラック×シンボリクリスエス。キタサンブラックはディープインパクトの全兄だし、父も母父もBold Ruler系を持っているので、血統としてはピッタリ。距離ロスなく回れる1枠2番も絶好だし、ハイレベルの青葉賞を着差以上の楽勝しているのもいい。中間の調整に狂いも見られないので、今年はこの馬中心で良さそうだ。
○ソールオリエンス
キタサンブラック×Motivator。この馬も血統的には全く問題ない。馬体も素晴らしいデキで、普通に好勝負になる。皐月賞が鮮やかな勝ち方だったので、必要以上に人気になっているが、展開が向いた部分もあり、そこまで抜けた存在ではない、というのが結論。
▲ハーツコンチェルト
ハーツクライ×Unbridled's Song。母がBold Rulerを持っており、血統的には問題ない。そしてこの馬は差しに徹するところが怖い。◎○を見ながら進めていき、もし◎○が早仕掛けになれば、漁夫の利を得る可能性がある。
△ファントムシーフ
ハービンジャー×Medaglia d'Oro。血統的には全く合っておらず、正直距離は長い。ただ調教は絶好だし、府中に変わるのもよい。押さえは必要。
今年は荒れない。◎から絞って買う。
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