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米国証券InteractiveBrokersを使う理由!

先日、石破氏が新たな自民党総裁になり、いきなり円相場が一時141円台まで円高が進みました。
その後、また急速に戻し現在は143円後半台といったところです。
つい2か月ほど前まで160円を超えてさらに円安が進むという流れでしたが、7月半ば以降急速に円高傾向になりました。
今後も、ドル円相場がどうなるのか全く予想がつきません。
さて、流れの見えないドル円相場ですが、円だけでなくドルベースの資産を持つ場合、ドル預金が含まれることが多いと思います。
この記事では、ドル預金に関し InteractvieBrokers証券のメリットをご紹介したいと思います。

背景

私は、米国在住であった経験があり、その際に利用していた現地の銀行、証券口座を日本に戻った後も保持しています。
その当時はドル円は110円台だったと思いますが、去年以降かなり円安が進んだこともあり、ドル資産を少し日本に移し、円転もしくはドルベースの投資信託を購入するなどしています。
日本ではソニー銀行を利用しており、保持しているドルは、外貨預金、または、外貨定期預金にしています。
その米ドル外貨預金定期の利率は国内では最良レベルだと思います。

ソニー銀行サイトより

しかし、ドル円相場が大きく変動しているので長期での定期には預けにくいという問題があります。
そのためソニー銀行に預けているドル預金は、1ヶ月定期にしているものが多く、利率は3%前後で最新の利率は上記の画像のとおり2.5%です。
改めて何処でドル預金を保持するのがいいのか検討したところ、Interactive Brokersのメリットが再認識できたので、そのメリットを共有したいと思います。
この記事でのInteractiveBrokers証券口座は米国口座扱いのものになります。
InteractiveBrokers証券では国内支店を窓口とする国内向け口座もありますが、その口座に関する記載ではありませんのでご注意ください。

InteractiveBrokers証券のメリット

国内の証券会社でも米国株を取り扱うところが多くなり、取引手数料など無料、もしくは、非常に安い手数料で取り扱ってくれるようになりました。
しかも、特定口座扱いができます。
このような状況で以前のInteractiveBrokers証券のメリットはなくなり、逆に確定申告での煩雑な手続きが逆に目立つデメリットになっています。
私も外国証券の取引目的でこれからInteractiveBrokersに口座をもつメリットはないと思います。
ただ、私は今後も InteractiveBrokersの口座を維持する予定です。
その理由であり、私が考える InteractiveBrokersのメリットをご紹介します。

1.ドル現金預金の利回りが秀逸
現在、InteractiveBrkers証券に預けているキャッシュ残高、当然ドルですが、定期でもないのに利息が4.33%もの利率です。

InteractiveBrokers サイトより

この現金残高は当然ですが、即日引き出しができます。
国内のソニー銀行は一か月米ドル定期では、2.5%で、6か月定期でようやくInteractiveBrokersと同程度の利率になります。
この利率のみ比較するとソニー銀行に預ける理由がありません。

2.外貨送金が月1回無料、かつ、送金処理が最速
「とはいっても、外国の口座にある資金では国内で利用しようとするとすぐにはできないよね」といわれるかもしれません。
しかしながら、InteractiveBrokersでは海外送金は月に1回無料で、2回目以降も2,000円以下の手数料で送金できます。
さらに、米国InteractiveBrokersから日本のソニー銀行への送金は非常に早く、これまでの私の実績では日本時間の夜間23:00~25:00に依頼したものが、翌朝にはソニー銀行に着金します。
つまり半日もかからず処理されますが、ソニー銀行側で入金確認手続きが少し時間がかかるので、実際に口座に反映されるのはさらに一日程度かかります。
これは国内での外貨送金でも同様で、どうしようもないところです。
いずれにしても、最速2日程度で資金移動ができるので、ソニーの米ドル定期の満期解約に比べると雲泥の差です。

3.米国内金融機関の口座間の資金移動が無料
米国内の金融機関の間の送金方法として、ACH送金があります。
ACHとは、Automated Clearing Houseの略ですですが、若干遅いが送金手数料が安いという特徴があります。
InteractiveBrokersでは、このACH送金は回数制限なしで無料です。
つまり、InteractiveBrokers口座を中継点として米国の金融機関から最終的に日本までの資金移動が無料でできるということになります。
実際、私も以下の流れで米ドル資金を何度か行っています。

JP Morgan CHASE銀行口座
   ( ACH送金 → )  InteractiveBrokers口座
       ( Wire送金→ )  ソニー銀行口座

以上三つの利点であり、InteractiveBrokers証券口座は私にとってとてもメリットが高いサービスです。
以前はこのような外国送金は手続きが面倒、時間がかかるものでしたが、現時点ではほとんど国内との違いがないぐらいまで垣根がなくなってきています。
また、InteractiveBrokersでのデメリットとして指摘される確定申告での煩雑さは、株式投資などを行わないのであればあまりデメリットではないというが私の見解です。
現金残高の利息のみ考慮すればいいので、それほど難しくないと思います。

最後に

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