個人的日本人MLB選手への期待度ランキング

いやー自分もやってみたかったんですよねこれ。
最近は日本人プレイヤーも増えたし、自分で真剣に考えてみようと思いました。

MLBでプレーしている日本人選手紹介

選手の順番は日刊スポーツのサイトに準拠
選手名→在籍チーム→ポジション→年齢→MLB歴→契約年数、金額の順で
紹介します。
※2020短縮シーズンでの減俸は無視しています。
加藤豪将選手、吉川俊平選手は別枠で紹介します。

①大谷翔平(日ハム→ロサンゼルス・エンゼルス) TWO WAY
26歳 MLB4年目 2年約8.5億(1年目)

②澤村拓一(巨人→千葉ロッテ→ボストン・レッドソックス) 投手
32歳 MLB1年目 2年約3億(1年目) +クラブオプション(1年)

③筒香嘉智(ベイスターズ→タンパベイ・レイズ) 左翼手
29歳 MLB2年目 2年約12億(2年目)

④前田健太(カープ→ロサンゼルス・ドジャース→ミネソタ・ツインズ) 投手
33歳 MLB6年目 8年約25億(6年目)+出来高

⑤菊池雄星(西武ライオンズ→シアトル・マリナーズ) 投手
30歳 MLB3年目 3年約43億(3年目)+クラブオプション

⑥有原航平(日ハム→テキサス・レンジャーズ) 投手
28歳 MLB3年目 2年約6.2億(一年目)

⑦秋山翔吾(西武ライオンズ→シンシナティ・レッズ) 中堅手
33歳 MLB2年目 3年約21億(2年目)

⑧ダルビッシュ有(日ハム→テキサス・レンジャーズ→ロサンゼルス・ドジャース→シカゴ・カブス→サンディエゴ・パドレス) 投手
34歳 MLB10年目 6年約126億(4年目)

⑨山口俊(ベイスターズ→巨人→トロント・ブルージェイズ→
サンフランシスコ・ジャイアンツ) 投手
33歳 MLB2年目 今季マイナー契約

早速行ってみましょう!

第9位 

山口俊(サンフランシスコ・ジャイアンツ)
2020シーズン成績 25.2イニング 防御率8.06 WHIP1.75

2020シーズン初戦で公式戦初先発のピアーソンのデビューを打ち壊し、幸先の悪いスタートとなってしまった山口。
しかし、8月には6試合に投げ11.2イニングで防御率1.54とMLBに順応したかのように思えた。
だが残念なことに9月には9試合13イニングで防御率11.77と逆戻り
終わってみれば防御率8.06、25.2イニングで28被安打17四死球とカモにされてしまった。
制球もままならなかった昨シーズンを踏まえるとかなり不安が残る。
ブルージェイズも、山口よりも他の有望株を起用した方がメリットがあるとして
戦力外になってしまった。
今年は、ローリスクローリターンな山口をサンフランシスコ・ジャイアンツが
マイナー契約で獲得していて今行われているスプリングトレーニングで結果を残さなければ無念の帰国となってしまうだろう。
山口が持っているフォークはMLBの舞台で間違いなく役に立つ球種だと考える。
制球を改善し球種を駆使できるようになるのが必須であろう。

第8位

筒香嘉智(タンパベイ・レイズ)
2020シーズン成績 打率.197 HR8本 出塁率.314 OPS.708

昨シーズンは元々日本時代から露見していた速球を打てないという弱点を改善できず期待外れの成績となってしまった。
変化球や、遅い速球への対応力が強く選球眼は良いため速球さえなんとかすれば
という感じである。
昨年はワールドシリーズの舞台も経験したがこのままでは終われない。
今年で契約も満了となるため何もできずに日本に帰ってきましたーとはなってほしくない。

第7位

有原航平(テキサス・レンジャーズ)
2020成績 NPB 132.2イニング 防御率3.46 WHIP1.17

2019年は好成績を残したが去年は平凡なイニングイーターとなってしまった。
昨年の指標はとても良いというわけでもない。
ストレート、チェンジアップ、フォークの被打率はかなり低いためそれを主軸に戦っていくことになるだろう。
個人的にはよくても防御率四点台前半ではないかと予想。
テキサスの柱となれ。

第6位


澤村拓一(ボストン・レッドソックス)
2020成績 NPB 34.1イニング 防御率3.41 WHIP1.22

去年巨人での凄惨な状態とは打って変わって千葉ロッテに移籍したあとは人が変わったかのように無双していたのは皆が覚えていることだろう。
そこから今年はMLB挑戦、なんというシンデレラストーリーであろうか。
自分で自滅しなくなった、ストライクゾーンで勝負できるようになったのが澤村復活の理由であろう。
やはりストライクゾーンで勝負できるというのはかなり強い手札であるし、スプリットを持っていることからMLBでも活躍できるのではないかと考える。
スプリングトレーニングの結果に期待している。
MLBのボールに馴染めれば心配することはひとつもない。

第5位

菊池雄星(シアトル・マリナーズ)
2020成績 47イニング 防御率5.17 WHIP1.30

昨年は四死球以外はそこまで悪いわけではなかったが2年連続でひどい成績を残してしまった。
今年はそれを改善できずに第二のケイ・イガワにはならないでほしい。
(年俸的な意味で)
四死球が減れば文句言わないからそれだけは頑張ってほしい。
指標はそこそこいいのでそこそこ期待しても良いだろう。
四死球が減少すれば間違いなく活躍できる筈だ。

第4位

秋山翔吾(シンシナティ・レッズ)
2020シーズン成績 打率.245 HR0本 出塁率.357 OPS.657

全体成績だけ見ればへぼくね?と言われるかもしれないが、彼は9月にかなりの好成績を残している。
9月成績 打率.317 出塁率.456 OPS.821

本来のアベレージヒッターとしての力が戻ってきていると感じた。
今年それを続けられればMLB屈指のバッターになれるだろう。
守備に関しては日本時代と同じような躍動感を見せており今シーズン全体を通してスタメンで出場し続けられればゴールドグラブ賞も夢ではない。

第3位

大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
2020シーズン成績 1.2イニング 防御率37.80 WHIP6.6
打率.190 HR7本 出塁率.291 OPS.657

去年はピッチングの不安定さがバッティングにも響いたのか、良い成績は残せなかった。
が、正直この男は今年についてはあまり心配しなくても良さそうに思える。
なぜなら球速は本来の力を取り戻しつつあるし、怪我の不安もかなり取り除かれているのか、最近は本人の表情に余裕が見られるようになった。
スプリングトレーニングでの登板では打たれているが、もう少しピッチングに挑戦して、
調子が悪ければバッティングを優先すれば良い。
また以前のような活躍、以前以上の活躍を期待している。

第2位

前田健太(ミネソタ・ツインズ)
2020シーズン成績 66.2イニング 防御率2.70 WHIP0.75

昨シーズンにツインズの先発投手補強の思惑によりドジャースから移籍した。
ドジャース時代は毎年防御率三点台以上ではあったが先発や中継ぎで活躍し、
また去年はツインズの先発の柱としてリーグトップレベルの活躍をしてくれた。
覚醒した理由は変化球の変化量によるものだと考えている。
YOUTUBEで検索していただければわかるが例として出すとすれば
チェンジアップは気持ち悪いぐらい変化している。マジで。
あと個人的には、ドジャースの悪質な起用から逃れられ、年俸がしっかりと支払われることへの安心感も若干関係しているんじゃないかな〜と思ったりする。

(彼の年俸に関しては投球イニングの多さによる出来高がかなり大きいのだが
ドジャース首脳陣はその出来高を払いたくないがためにあえて前田を中継ぎ転向させていた。)

いずれにせよ成績が良化したことは良いことだ。今シーズンも素晴らしい活躍をしてくれることだろう。

第1位

ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)

まあ予想できた方も多かったんじゃないだろうかとは思う。
去年はカブスで完全復活、そして圧巻の成績を残した。
2019シーズン後半から制球力の大幅な改善が見られていていて元々球速も早く
変化球の種類も多かったダルビッシュは今最盛期を迎えているのではないだろうか?
いや、もしかするともっともっと強くなれるのかもしれないと思えるほど彼の
不満点はない。
今34歳ということで普通は少々衰えが来てもしょうがない時期ではあるが彼はその兆候を一切見せていない。
もしかしたら40歳までMLBでプレーしたりして...と、思えるぐらい素晴らしい投手だと思う。


番外編

これで終わりというわけではない。まだメジャー昇格はしていないもののアメリカでプレーしている日本人もいる。それらの選手についても語っておきたいと思う。

加藤豪将(サンディエゴパドレス傘下)
アメリカ出身 26歳
2013年ニューヨークヤンキースから2順目指名
(全体66位)
を受けた元トッププロスペクト
2013年Aで好成績を残したもののその次の年からは不調と好調を繰り返している
2019シーズンではAAAで好成績を残していたが後一歩のところでメジャー昇格を逃した。
今年スプリングトレーニングにも参加しており
今年こそは昇格でいるのではないかと思っている。
2013年に入団してから積み重ねてきた努力を見せつけてほしい。

吉川俊平
(アリゾナダイヤモンドバックス傘下)
2018年日本社会人野球会をざわつかせた男。
正式な手順に則って移籍していないため日本プロ野球連盟から永久追放処分を下されている。
元々はNPBでもドラ1の可能性があった選手。
マイナーリーグのシングルAではまずまずの成績を残した。
個人的にはメジャー昇格への道はかなり厳しく
さらに日本では永久追放されているためとてつもない茨の道を進んでいくこととなるだろう。


おわり

データを引用した部分もありましたがわりかし
アバウトな部分もあって申し訳ない。
ただ自分が書きたかっただけなので文句は言わないでちょうだいね。

PS.この記事は3/13に全編を書き終えています。

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