ニューイヤーコンサートin TOKYO

だいすけわたなべです。
ニューイヤーコンサートin TOKYOに
来てくれたみなさん
改めましてありがとうございました。
(お恥ずかしいところもお見せしてしまいました)

まなんが復帰できて本当によかった。
ひさしぶりに4人でライヴできて
すごくたのしかった。
帰りに、来てくれたファンのみなさんを
お見送りしたけど
みんな口々に「いいライブでした」と
言ってくれたし
よかったんだとおもう。
みなさんの表情が
それを物語っていた気がする。

本番前の楽屋で、まなんはずっと
「あー、はやくリハーサルやりたい」
「あー、はやくライブしたい」
と言っていた。
緊張もしていたとおもうけど
本当にはやくみんなに
その元気な姿を見せたかったんだとおもう。

おもえば15年ずっと
まなんはボクのとなりにいた。
ニコルズを始めてからの
ソロの弾き語りのライヴの時も
だいたい観に来ていたし
物販で来てくれたりもしてたし。
いつもそこにいてくれた。

ニューイヤーコンサートの演奏中に
チラチラまなんの方を見たら
案外いつも通りの表情で
いつも通り、ボクの方を見たりもせず
淡々とやっていたから
「なんだよ」とおもった。
「もっとこっち見ろや」とおもったけど
まなんの方を見てなかったのは
ボクの方だった。
いつもそこにいてくれるのが
当たり前だとおもっていた。
それが、去年のツアーでは違った。
まなんがいなかった。
見なくても感じているはずの
まなんの存在がそこにはなくて
チラッと見てみたら
やっぱりいなかった。

さみしいというか、なんというか。
なんというか、さみしいというか。

物販も機材の片付けも終わり
ニューイヤーコンサートの東京の記念に
写真を撮ろうということになり
(SNSに載せたやつ)
品川インターシティホールの
ロビーの方にふたりで歩いている時に
まなんが言った。

「たのしかったね」

そんなことをライヴの後に
言われたのは初めてだとおもう。
ニコルズ の初ライヴの後にも
そんなことは言わなかったとおもう。
ボクはなんだか照れ臭くて
でもうれしかったから

「うん」

と返事をした。

春までしばらく活動が止まるけど
ラッキーなことに
ニューイヤーコンサートは大阪もある。

東京よりも大阪の方が
余裕を持って楽しめるはず
とボクはおもっていたけど
たぶん無理だ。
同じように緊張するだろう。
もしかしたらそれ以上かもしれない。
東京に観に来た人は
できれば観にきてほしくない。
でも「大阪も行きます」って
たくさんのファンの人に言われた。
あきらめよう。

ニューイヤーコンサートin OSAKAは
ニューイヤーコンサートin OSAKAだ。

リニューアル期間突入前のラストギグ。
(そういえば昔
自転車で帰っている時に
おまわりさんに止められて
色々質問された時に
ギターを背負っていたボクは
「バンドやってるの?」と聞かれた。
「はい」と答えると
「どのへんでギグしてるの?」と聞かれた。
ギグ?とおもったけど
「下北とかです」と真顔で答えると
「がんばってね!」と笑顔で言われた。
おまわりさん、ボクまだがんばってますよ)

12日、BIGCATでお待ちしてます。

あ、それはそうと
今年もよろしくお願いします。

正月にひさしぶりに会った親父と母ちゃんは
すっかりおじいちゃんとおばあちゃんに
なっていたけど
その分、親戚の子供らは
大きくなっていた。
当たり前だけど人は老いていく。
(ボクもどんどん歳を取る)

でもそれは何かをただ失っていくわけではなく
この世に「置いていく」ことなのかもしれないとおもった。

#dw25
#dw25_daisuke



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