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外国株オプション口座開設!
これまで外国株オプションをトレードする場合は、IB証券しか選択肢がなかったのですが、今回、サクソバンク証券でもトレードが可能となったのを知ったので早速口座を開設してみました。
よくネットで「国内籍のサクソバンク証券が外国株式のオプション取引の提供を開始!」と書いてありますが、サクソバンク証券自体はデンマークの会社のようです。国内籍ということは、国内のライセンスを取ったってことかな?IB証券は海外籍なんですね。
口座開設申込み
サクソバンク証券の口座申込みについては、下記サイトから可能です。特に難しいこともなく簡単にWEB上で完結することができます。
オプション口座も口座開設と同時に申請可能です。私の場合、1週間くらいでサクソバンク証券から郵送でIDの連絡がありました。さっそく、IDを入力して株オプションをやろうと思ったのですが、株オプション口座が表示されません。
ネットから問い合わせをすると、翌日、「現在、たくさんの申込みがあり、オプション口座の開設に時間がかかっている」と連絡がありました。1か月くらいかかるかもしれませんとのことでしたが、翌日には株オプション口座開設に案内がありました。
キャッシュ・セキュアード・プット
とりあえず、50万円だけ入金してみました。株オプションをやるには、株オプション口座(P)に振替が必要ですので、全額振替を行います。
こちらの株オプションでは、日経225オプションのトレードとは、違う取り組みをしようと思ってます。すなわち、プレミアムの鞘取りで利益を狙うのではなく、インカムゲイン的な投資を行いたいと思ってます。
具体的はキャッシュ・セキュアード・プットとカバードコールを組み合わせた戦略です。
キャッシュ・セキュアード・プットとは、株を購入できる現金を用意して、プット売りを行う手法です。通常、プットの裸売りは危険!と言われてますが、これは買取る現金を準備しているのでリスクはありません。
例えば、現在50ドルの株を40ドルで買いたいと考えているとします。通常、株をやっている人であれば、40ドルになった時点で買いを入れたり、もしくは40ドルに指値を入れて放置しておき、株価が40ドルになった時点で株を購入できるわけです。
今回のキャッシュ・セキュアード・プットの場合は、40ドルの指値を入れずに、権利行使価格40ドルのプットオプションを売るわけです。もし、期限までに40ドルまで下げなければ、最初に受け取ったプレミアムが利益になります。こうやって、何度もプット売りを行ってプレミアムを稼ぐわけです。
もし、40ドルまで下げた場合は、その株を40ドルで株を引き受けることになります。ただ、プレミアムを事前に受け取っているのでその分お得なわけです。
まあ、どんどん株が下がって含み損が出る可能性もあるわけですが...じゃあどうしましょう?
カバードコール
そこで次の策がカバードコールというわけです。キャッシュ・セキュアード・プットで購入した現物株を元でに、今度はコール売りを仕掛けます。
例えば、現在40ドルの株価とすると、権利行使価格50ドルのコールオプションを売るわけです。もし、株価が50ドルに到達しない場合は、最初に受け取ったプレミアムが利益になります。こうやって、何度もカバードコールを仕掛けてでプレミアムをコツコツ得るわけですね。
もし、50ドルを超えてきた場合は、手持ちの現物株を渡してしまえば終りです。利益は最初に受け取ったプレミアムになります。
そして、現金だけになったので、再び、キャッシュ・セキュアード・プットを実施してコツコツプレミアムを稼ぎ、権利行使価格まで下がって株を買ったら、カバードコールをやってプレミアムをコツコツ稼ぐ...と永遠に繰り返すわけです。
日経225オプションに比べて、レバレッジを効かせるわけではないので、安心でかつ配当を得るかのように投資ができることがご理解いただけるかと思います。
早速、トレードしてみた!
とりあえず、手持ちの現金は50万円です。米国株オプションは100株単位であるので、為替の影響を考えると予算的には40ドルくらいの株が対象となります。
今回は最初の取引でもあるので、小さめの額でやってみようかなと思い、GE(General Electric)のプットを売ってみることにしました。GEは個人的に過去のお仕事で大変お世話になり、思い入れのある企業です。
上記が取引詳細の画面ですが、GEのプット12.5を売って、0.23ドルのプレミアムを受け取った取引となります。満期は7/23ですので1か月くらいあります。昨日のGEの株価が$13くらいでしたので、約5%くらい下げた価格を選択しました。
ここで注意が必要なのが手数料です。サクソバンク証券の手数料は下記となってます。手数料として1lotに3ドル必要です。また、取引所の手数料が0.0347ドル、キャリングコストやドル円の交換の際にも手数料が必要となります。
最初は、もっと満期の近いオプションを選択しようとしたのですが、株価が安いこともあり、プレミアム価格が0.07等かなり小さい額になってしまいます。プレミアムが0.07だと実質7ドルの利益で、そこから3ドル以上も手数料が引かれてしまうので、その点考慮しなければなりません。
今回は株を取得してもいいかなと思ったので、0.25ドルくらいのプレミアムで5%下の権利行使価格を選択したというわけです。
まとめ
今後、米国株オプションの取引結果も報告できればと思っております。ただ、それなりの利益を得るには100万円ほどの資金はあった方がよさげですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ありがとうございました!