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【独立不羈】自分の歩く道は、自分で選べ

独立不羈とは
他人の力に頼らず
他人に影響されず
他から束縛されずに行動すること。

福沢諭吉の「学問のすゝめ」
で見つけた4文字熟語です。

恥ずかしながら
人生で初めて見た4文字熟語です。

最近、本を読むことの大切さを実感させられました。
自分の知らない言葉を知れば知るほど
新しい考え方、捉え方ができる。
そして、何より感情が豊かになった気がする。
本て、素晴らしい。
言葉って、本当に素晴らしい。

今回書こうと思うのは
他人の意見に左右された
僕の過去を書こうと思います。

僕は、自分の人生の選択を
自分で舵を切り
自分で選んだ道を進んでいた。
そう思っていたが
最近、ふと我に返ると
そうでは無かったことに気づいた。

というのも
自分で舵を切ったが
舵をきる目的が
「自分のため」
ではなくほぼ全てが
「どう思われるか」
で判断していた事に気づいた。

高校進学の時
大学進学の時

特にこの2つは
その代表例である。

中学3年生の僕は
進路に迷いは無かった。
数学が得意で好きだった。
理系の高校に受験する気満々で
進路を決める面談で担任に
「〇〇高校の自然科学科に行きたい」
そう言ったのを覚えている。

担任の答えは
「あなたには無理だ。
 数学が得意なのは分かるが
 他の教科がついていけなくて
 やめるハメになる」

確かに、僕は数学が得意で好きだったから
本当に数学しか勉強していなかったし
他の5教科は
テストすらまともに受けていなかった。
学校のテストを受ける意味を
見いだせなかったのだ。

「真面目に勉強し直すので
 勉強はついていけます」

担任にはそう何度も訴えたが
全く聞いてくれない。

終いには親も
「公立高校ならどこでもいいんじゃない?」

そんな感じで担任を説得してくれなかった。
仕方なく僕はランクの低い県内の公立高校に進学した。

次は、高校の進路希望の面談。
資格を取得したかったので
「専門学校に行きたい」
そう親には告げていたが
面談が始まると
僕が大学進学を考えていると言う親。

それを否定すると
「大学に行けば潰しが効く」
そんな訳のわからない事を親が言い始め
担任も何故か納得している。

僕の進路を何故他人が決めるのか?

そんな感じで話が進み
大学へ進学する事が決まった。

「僕は学びたい学問なんかない!」

親にそう告げると
「何でもいいよ」
こんな返事がきた。

呆れた。

「大学は何をしに行く所なんだ?」
もう意味がわからない。

やりたいことが無いのに
高い学費払う価値があるのが
大学なのか?

僕には、そうは思えない。

しかし、親も担任もそういうなら
テキトーに入学して
テキトーに卒業してみよう。
そう思った。

大学では、多少の学びはあったが
ほとんど無駄な4年間が過ぎ
卒業を迎えた。

「何だったんだこの時間?」

それから1年間フリーターをして
就職はしたが自分の中で思い描いていた
人生のプランからは
だいぶかけ離れてしまった。

僕の人生を振り返って思うのは
誰かに選ばれた道を歩むと

「なんの為にこんな事をしているんだ?」

に、ぶち当たる。

僕が、この経験から学んだことは
1、自分で決断することの大切さ
2、他人は、責任を取らない
3、他人に選択を任せると、自分が思考停止する
4、情報の大切さ

こんな感じかな。
情報は本当に大切。
何も知らずに
わけのわからん高校や
大学に進学しても何もない。

しっかりと調べ自分の頭で考えて
他人の意見は
参考程度にしか聞かないほうがいい。

他人に判断を委ねると
気づかないうちに
思考停止して後戻りできなくなる。

ご安全に。

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