見出し画像

33.ローマ2:12-13 神との関係回復?

12,律法なしに罪を犯した者はみな、律法なしに滅び、律法の下にあって罪を犯した者はみな、律法によってさばかれます。
13,なぜなら、律法を聞く者が神の前に正しいのではなく、律法を行う者が義と認められるからです。

ローマ人への手紙2章12₋13節、新改訳聖書2017

 パウロはここで、律法を持たないギリシア人と、律法を持つユダヤ人の両者のことを話しています。

律法を持っている人は、神の前で義とされるのでしょうか?いいえ。神の前に義とされるのは、律法を聞いた人ではなく、それを実行している人です。

ユダヤ人は律法を持っているということで、長い間、異邦人に対して誇っていましたが、ユダヤ人であっても律法を実践せず、律法に従って神との関係を改善することはできませんでした。

だから、「律法なしに罪を犯した者はみな、律法なしに滅び、律法の下にあって罪を犯した者はみな、律法によってさばかれ」るのです。

彼らがみな、神によって義とされる希望はあるのでしょうか?

このままでは、ないのです。

だからパウロは、神の恵みの良い知らせを伝えなければならないと思ったのでした。すべての罪人は、神の恵みによってのみ、義とされ、救われるのですから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?