見出し画像

55.ローマ3:23-24 無代価で義とされる

23,すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、
24,神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められるからです。

ローマ人への手紙3章23₋24節、新改訳聖書2017

 マイナスがプラスになるのは簡単なことではありません。特にマイナスが大きければなおさら。

 イエスのたとえ話に、人間の神に対する罪は1万タラント(30万年分の給料)というのがあります。一方、人間どうしの仲間に対する罪は100デナリで、3カ月分の給料のようなものです。

 私たちは普段、人間に対する罪の償いだけを考えていますが、実は、神に対する罪の負債をまず計算しなければなりません。

 神が与えて下さっているものをないがしろにした罪。

 それは人間では返済不可能なほどに大きい、というのです。

 だから、それを払える方、つまり神の子イエス・キリストによって贖われる必要があるのです。

 キリストの返済能力を信じる者は皆、そのような大きな身代金を受け取ることになるので、神からも無代価で義とされるのです。

考えてみましょう:罪人が失った神の栄光は、人間の努力で回復できるのだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?