55.ローマ3:23-24 無代価で義とされる
マイナスがプラスになるのは簡単なことではありません。特にマイナスが大きければなおさら。
イエスのたとえ話に、人間の神に対する罪は1万タラント(30万年分の給料)というのがあります。一方、人間どうしの仲間に対する罪は100デナリで、3カ月分の給料のようなものです。
私たちは普段、人間に対する罪の償いだけを考えていますが、実は、神に対する罪の負債をまず計算しなければなりません。
神が与えて下さっているものをないがしろにした罪。
それは人間では返済不可能なほどに大きい、というのです。
だから、それを払える方、つまり神の子イエス・キリストによって贖われる必要があるのです。
キリストの返済能力を信じる者は皆、そのような大きな身代金を受け取ることになるので、神からも無代価で義とされるのです。
考えてみましょう:罪人が失った神の栄光は、人間の努力で回復できるのだろうか。
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