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ドリアンのバイブル・ワールド

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世界のロングセラー、ベストセラー、聖書を、日本の外に視点を移して読んでみたら・・・
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2021年2月の記事一覧

マリー・アントワネットと自由と永遠のいのち

ミュージカルを観劇。 王と、商人と、貧しい民衆と、クーデターを企てる者と、司祭。 宗教も人の活動に過ぎないんだから、司祭だろうと誰だろうと、支配されるよりは支配するものになりたい人間どうしのやり合い、という部分も出てくる。 司祭は、裁判には勝ったけれど、神の裁判での評決は、どうだろう? ルイとマリーと子供たち。貴族たちや、商人たち。だれが、天国に行くんだろうか。神の取り合い、祈り合い。強い祈りのほうが綱引きに勝つ、というわけでもないよな~ やっぱり、最後のゴールめざ

君の名は「不思議」。

ここの「君」はプリンス。だから、本当は「きみ、きみ」なんて気軽に声はかけられないんだけれど、向こうから近寄ってきてくれて、会話ができる。 さて、マノアという名の人がいました。子供のない夫婦でした。 主なる神の使いが妻に現れ、「あなたは身ごもって男の子を産む」と告げられるのです。続けてその御使いは、「その子がペリシテ人からイスラエルを救い始める」と予告します。 そのころ、イスラエル民族は近隣のペリシテ人の支配下に治められていたのです。 妻は夫のマノアに話します。それでマ