見出し画像

函館記念&中京記念回顧

 こんにちは。

 今日は、ハンデ重賞が2レース行われたので、レース回顧を行いたいと思います。どちらもハンデ重賞で、函館記念ではカフェファラオが出走するも58.5kgのトップハンデというかなり難解なレースですね。ですので、実際に予想もしませんでした。流石に両重賞とも難し過ぎました😅

 ですが、レースの回顧は行い、結果を受けて各馬の次走以降の展望はしっかりと行いたいと思います。

1、函館記念回顧

 まず、函館競馬場で行われた函館記念について回顧します。

 まず、レースラップです。

ハロンタイム 12.6 - 10.3 - 11.5 - 11.8 - 12.3 - 12.0 - 12.2 - 12.3 - 11.6 - 12.1
上り 4F 48.2 - 3F 36.0 勝ちタイム 1.58.7

 1000M通過は、58.5と非常に早い流れになりましたね。このペースを前にいく2頭を離れた3番手で追走した3番人気のトーセンスーリヤ。手応えよく直線で抜け出すと、西線戦の2着争いを尻目に快勝しました。勝ちタイムの1.58.7は非常に早いタイムでしたね。展開が向いたこともありますが、この勝ち方は非常に強く、出走してくれば、札幌記念でも非常に面白い存在になりそうです。

 一方で苦しいレースになったのは、カフェファラオ。最内枠なのである程度先行したかったと思いますが、外からどんどん馬にこられてしまい、中団の位置追走になったのは非常に厳しかったですね。

 直線も決してバテているわけではないのですが、それでもトーセンスーリヤには離されてしまいました。

 大接戦の2着争いを制したのは、内からのびたアイスバブル、3着はバイオスパークと2着以降はハンデ戦らしく穴馬が入り高配当となりましたね。

 人気馬では1番人気カフェファラオは9着と伸びきれませんでしたね。ただ、着順こそ決して良くはないですが、ハンデと初めての芝ということを考えれば決して悪い内容ではなかったと思います。決して芝では知らないということもなさそうですし、次走も芝レースに挑戦して欲しいですね。札幌記念は、流石にソダシ相手となると分は悪そうですが、状態次第では、挑戦しても面白いと思います。

 2番人気のマイネルファンロンも伸びきれず8着でした。前走不良馬場で大佐勝ちしていたので期待していたのですが、これは残念でしたね。ただ、ローカル競馬場では、好走する馬なので夏競馬の間は注目したい馬ですね。

 ペースが早かったとはいえ、勝ちタイムは優秀なのでレースレベルは函館記念の中でも高いと思います。勝ったトーセンスーリヤは次走非常に楽しみですね。

 以上、函館記念の回顧でした。

2、中京記念回顧

 続いて、今年は小倉1800Mで行われた中京記念を回顧します。

 メンバーを見るとこちらも難解でしたね。では、早速レースラップを見ていきましょう。

ハロンタイム 12.5 - 11.3 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.5 - 11.7
上り 4F 46.3 - 3F 34.7 勝ちタイム 1.46.2

 1000M通過は59.9と今の小倉の早い馬場で重賞という事を考えるとペースは遅かったですね。

 最後の直線に入ると、内からアンドラステが抜け出し粘り込むところを外からカテドラルとクラヴェルが強襲してきました。

 ただ、アンドラステの脚はゴールまで止まる事なく押し切りました。

 2着は、カテドラル、3着にクラヴェルが入り、この夏競馬の中では比較的堅い決着となりました。

 勝ったアンドラステは重賞で惜しいレースが続いていましたが、この勝利で嬉しい重賞初勝利となりました。GⅢであれば常に上位、メンバー次第ではGⅡも十分に狙える馬だと思うので今後の成長が非常に楽しみです。

 2着のカテドラルも、ここ数戦で着実に力をつけていますね。安田記念は流石にメンバーが強かったですが、それ以外のレースではGⅢで2着と好走しているので、こちらも次走関谷記念あたりが有力だと思いますが、左回りはこの馬の得意舞台なので出走してくれば当然チャンスでしょう。

 人気馬の中では、3番人気ロータスランドが5着、2番人気ボッケリーニが6着、4番人気ディアンドルが8着と敗れました。

 ロータスランドは、直線に入るところでは手応えが怪しかったですし、それでも5着と掲示板は確保しているというのはこの馬も着実に力をつけている証拠でしょう。重賞制覇のチャンスは今後も十分にありそうです。

 ボッケリーニもトップハンデがやはり響いたのかなとは思います。ただローカル競馬場のGⅢでは結果を出している馬なので、次走以降の巻き返しは必至でしょう。見切りは禁物だと思います。

 ディアンドルは、決して苦しい逃げではなかったとは思いますが、中盤以降ペースが一気に上がり目標にされてしまったのが厳しかったですね。この馬も重賞を勝利し、ヴィクトリアマイルでも4着に好走して着実に力をつけている馬なので次走以降も逃げ馬有利の展開に持ち込めばチャンスはあるでしょう。

 以上、中京記念の回顧でした。

3、スノーフォールについて

 日本時間の昨日の深夜アイルランドで行われた愛オークスにディープインパクト産駒のスノーフォールが出走しました。人気は、1.3倍の圧倒的な1番人気でした。その人気通りレースでは、また後続を直線で突き放し、最終的には2着に8 1/2馬身差をつけて快勝しました。

 今年に入って一気に本格化して、これで凱旋門賞1番人気になりました。ディープインパクト産駒に夜凱旋門賞制覇なるか、大注目ですね。ディープインパクトは、凱旋門賞で注目されながらも、最後はゴール前で失速し3着入線(その後禁止薬物検出で失格)という残念な結果なので、父の無念を是非とも晴らしてほしいですね。クロノジェネシス同様、この馬についても凱旋門賞では注目したいですね。

4、まとめ

 以上、今日行われた2重賞の回顧と昨日の深夜行われた愛オークスで衝撃の走りを再度披露したディープインパクト産駒のスノーフォールについて記事にしました。

 来週は、新潟競馬場で日本で唯一の直千レースアイビスサマーダッシュが行われます。こちらも見応えのあるレースで非常に楽しみですね。来週は、東京オリンピックも開幕していますが、中央競馬も楽しみましょう。

 記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?