見出し画像

先に出すことを意識する

 こんにちは。

 今日は、自分から先に出すことを意識することで幸福度が高まりますよ、ということを記事にします。

 日本人は特に相手から期待してもらうということを意識している人が多いと思います。空気読め、言わなくてもわかるでしょうという日本語がそれを物語っています。

 ですが、「出し入れ」という日本語があるように大体のことは出す方が先です、買い物で商品を買うときもお金を「出して」からモノを手に「入れ」ますね。

 買い物だけでなく、会社や投資だって最初にお金を出すことで成り立っていますね。何もお金だけではなく、人間の言葉や言動にしても先に行動として出した方がいいと思います。

 以下のことを少しでも意識するといいと思います。

①先に挨拶をする

 日本では、よく後輩が先に挨拶すべきなどと言われますが、挨拶に先も後もありません。自分が挨拶される側で考えると、先に笑顔で元気に挨拶されると気分が良くなるでしょう。

②感謝の気持ちを出す

 ありがとう、と言われて不機嫌になる人はいません。これは私自身も苦手です。日本人というか先進国の人はありとあらゆるものや情報が溢れているため、そうなっているのが当たり前という感覚になっているのかもしれません

 例えば、電車が正確な時間に来て、他の会社の電車と正確に接続する国なんて日本だけだと思います。運転士や運転指令所の方々が努力してからこそ、正確な時間に電車に乗れて、列車事故も起こりません。ただ、そんな電車でも人身事故や信号トラブルなどで遅延してしまうこともあります。そんな時に駅員に詰め寄り怒り狂う人がいかに多いことか。

 日々の定時運行には感謝されず、何かトラブった時には詰め寄られ叱責される。これでは、駅員の仕事のモチベーションも続きません。友達に鉄道会社の駅員を仕事にしている人がいますが、駅員でうつ病で休職する人は本当に多いらしいです。

 鉄道員以外にも、病院勤務の方々やスーパー勤務の方々などいわゆるエッシェンシャルワーカーと呼ばれる人々がいかに社会にとって大切な仕事をしているかは、このコロナ禍で痛感した人も多いと思います。

 何事にも感謝の気持ちを持って接していれば、いずれその気持ちは自分に返ってきます。一方で、毎日不満や愚痴をぶちまけて過ごしていれば周りの人もいい気はしませんし、そんな人からは一刻も早く避けたいと思います。

 感謝の気持ちで日々過ごすこと、本当に大切にしたいです。

③不要なモノを部屋から出す

 最近、ミニマリストという必要最低限のモノで生活する人がより上げられています。去年は、近藤麻理恵さんが家の不要なモノを片付ける番組がアメリカでも話題になりNETFLIXでも配信されました。

 私も、社会人の初め仕事で残業ばかりで生活リズムもめちゃくちゃな時は、家の中が買ったもので溢れかえっていました。そして、いざ引っ越す時にはモノの整理に多大な時間を使い、不用品の処分には数万円の多大な費用が発生してしまいました。

 部屋の乱れは心の乱れ、というのはミニマリストの方々の本を読むと良く見る文言ですが、本当だと思います。今は、部屋には必要最低限のモノしか置いておらず、すっきりした環境で暮らせています。

 部屋を片付け、必要なモノと不要なものに分けることで、今後の自分自身の買い物も気をつけるようになります。今、コロナ禍で家にいる時間が増える中、Amazonや楽天市場などインターネットでの衝動買いが増えていると聞きます。

 部屋から不要なモノを「出す」ことで必要なものを「入れる」ということはお金を無駄遣いしないためにも大事だと思います。

 また、余談ですが、会社を見る際、オフィスの環境は見た方がいいと思います。机がごちゃごちゃなのを部外者に見せるというのはそれだけ、会社の整理整頓ができていない証拠ですから。整理整頓を2Sと言いますが、2Sができていない会社はムダが多く労働環境も悪い可能性が高いです。職場環境が乱れているということは、そこで働く人々の心の環境も乱れている可能性が高く、そのような会社で将来仕事することは考えた方がいいと思います。

④まとめ

 出してから入れるというのは自然の摂理です。息も吐いてから肺に空気を取り込みますね。

 出すことが苦手で溜め込んでいれば、その積もり積もったモヤモヤした感情が爆発し鬱になってしまいます。なので、嫌なモヤモヤした気分を出し発散することも大事だと思います。以前記事に取り上げた「うっせえわ」という曲が大ヒットしてるのもコロナ禍でモヤモヤした感情が爆発した結果だと思います。

 上手な怒りの出し方は上記記事に書いています。

 何事にも先に出すことを意識すること、私も大事にしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?