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紫苑S予想

こんにちは。

今週からいよいよ秋競馬が開幕します。今日は、中山競馬場で秋華賞のステップレース、紫苑Sが行われています。

距離が2000Mに変更されてから秋華賞でも好走する馬が目立つようになりました。今年も好メンバーが揃い注目の1戦と言えるでしょう。

最注目は、今回と同じ舞台、中山競馬場で行われたフェアリーSを勝利、その後桜花賞でも3着と好走したファインルージュでしょう。オークスでは、噛み合わない競馬で11着と大敗してしまいましたが、中山競馬場に戻り、距離が短縮されればこの馬の持ち味である直線の鋭い切れ味が戻ってくるでしょう。秋華賞に向けてどんなレースを見せるか非常に注目です。

血統的に注目したいのはフィエールマンの全妹エクランドール。間隔を空けながら堅実にレースを使っている印象でが、兄フィエールマンもこのようなローテーションで結果を出しているのでローテーション的には問題ないと思います。あとは、前走向こう正面でやや行きたがる素振りを見せたので、そこをルメール騎手がどう抑えるかが鍵になるでしょうか。中間の調整過程を要るとこれからどんどん本格化する印象ですが、秋華賞トライアルの手強いメンバー相手にどこまでの走りを見せることができるか非常に注目です。

他にも、オークスで3着の実績があるハギノピリナ、フローラS4着のあと、東京の条件戦を快勝し、ここまでしっかりと調整してきたメイサウザンアワーなど本番に向けて非常に楽しみなメンバーが揃いました。

1、中山競馬場馬場状態について

開幕週の中山競馬場、毎年非常に早い時計が出ますが、今年も天気がよく、当時打つ雨が降る予定もないので、非常に早い時計が出ることが予想されます。

このメンバー構成を見ると、決着時計は1分58秒台は出そうです。そうなると早い時計への決着に適応できるか、まず取捨選択の大きなポイントだと思います。

2、レース展開予想

メンバー構成を見ると明確な逃げ馬が見当たらないため、レースはスローペースの後継ラップ戦になりそうです。メンバーを見て逃げるのは、おそらくアビッグチアでしょうか。条件クラスで逃げて快勝しているだけに楽なペースで逃げることができれば非常に面白い存在の馬だと思います。

前に行きそうなのは、人気になっているメイサウザンアワー、外枠からホウオウカラーズ、プレミアエンブレム、エクランドールもペースが遅くなると抑え切れずに前に行く可能性もあると思います。

人気のファインルージュは中団待機から後半一気に上がっていきそうですね。どの辺りから福永騎手が仕掛けるかが非常に大きな鍵になりそうです。

ハギノピリナもなんとか3着以内に入り、秋華賞への権利を取りたいでしょうから、あまりに後方すぎると届かない可能性が非常に高いのでファインルージュを徹底的にマークしながら、レースを進めたいところでしょう。

以上レース展開についてでした。レースの展開の鍵を握るのは、

アビッグチア、エクランドール、ファインルージュ

この3頭ですね。

4、紫苑S予想

では以上の情報を踏まえて、紫苑Sの最終結論に入りたいと思います。

◉11ファインルージュ

◉は実績最上位のファインルージュとしました。やはり、1勝クラスを勝ち上がったばかりの馬が多いこのメンバー構成では、万全の状態とはいかないまでも好走しないと本番秋華賞では非常に厳しいでしょう。今週の注目ステップレースGⅡでも書きましたが、秋華賞ではぶっつけ本番で有力馬が待ち受けていますから、ここでは勝つまでは行かないまでも馬券圏内までには入ってほしいところ。

前走オークスは不利も若干あり、距離も長い印象でした。中山競馬場、距離短縮と好条件は揃いました。この馬は桜花賞からずっと◉を打っていますが、それだけ実力の割にはあまり人気にならない馬なので、ここでも狙いたい1頭です。

○8メイサウザンアワー

相手本線はメイサウザンアワー。前走は東京の1勝クラス、展開的にも決して恵まれない展開の中で快勝しました。2走前のフローラSでは、ほぼ半年ぶりの実戦で4着に粘りこみました。

今回は、ペースも決して早くならないでしょうし、仮に後継ラップで先行馬に苦しくなりそうでも、この馬にとっては持久力戦になればそれはそれで望むところでしょう。

追い切りの動きも好タイムを叩き出し好調さをアピールしました。秋華賞に向けて権利は取りたいところでしょうから、ここは早めに仕掛ける形になるでしょう。ファインルージュ、ハギノピリナ、ホウオウイクセルなど強力な差し追い込み馬が控えていますが、その中でどこまで粘れるか、今回は秋に向けての試金石の1戦になりそうです。

▲10エイシンチラー

▲にはエイシンチラー。前走の三面川特別を大外に持ち出すロスがありながらも、豪快な末脚で快勝。2走前の織姫賞でも素質馬コーディアル相手に勝利。2着のコーディアルは、次走の1勝クラスを圧勝しており、夏に成長してきました。

中山競馬場の小回り競馬場、スピード馬場への適応が鍵になりますが、人気もあまりしていないですし、鞍上のMデムーロ騎手は先週の新潟記念を勝利しており、今非常に調子がいいです。

この相手でも前走の内容からも勝負になりそうですし、人気もあまりしていないので、狙いたい1頭です。

以下、△14ホウオウイクセル(桜花賞は外枠から思った位置が取れなく、超スピード馬場でもあったため参考外。中山競馬場は重賞勝利の実績もあり、ここでは積極的に狙いたいところ)12アビッグチア(単騎逃げ、マイペースで運べれば一発ある。人気も全くないですし、大穴で非常に面白い1頭だと思います。)

印は以上になります。

現在1番人気のエクランドールを無印にしました。血統的にも非常に魅力的でルメール騎手と手塚厩舎のタッグといえば、兄のフィエールマンを思い起こさせます。ただ、前走の走りから折り合い面の不安もありますし、まだ1勝クラスを勝った馬。1番人気は流石に過剰人気の感もありここでは思い切って無印にしました。

ハギノピリナは、やはり展開的に厳しそうなのと、この馬はできれば東京などの広い競馬場の方が持ち味生きるのではと思い外しました。

印は回すことができませんでしたが、ホウオウカラーズ(条件クラスの内容から非常に狙いたい)、クリーンスリープ(追い切りの動きが抜群)も面白い馬だと思います。

以上、紫苑Sの予想でした。

5、今週の競馬について

最後に今週末の競馬についてです。

まず、海外競馬について。日本時間の今夜アイリッシュチャンピオンSがレパーズタウン競馬場で行われます。4頭立てと小頭数ですが、タルナワ、セントマークスパシリカと凱旋門賞に向けて注目の2頭が直接対決するので大注目です。グリーンチャンネルで中継されるので今夜のレースが待ちきれません。

日本では、今日の紫苑S以外にも、日曜日に中山競馬場で京成杯AH、中京競馬場でセントウルSが行われます。どちらのレースも秋のビッグレースに向けて、注目馬が多数出走します。セントウルSでは、馬券も買って記事にします。

記事は以上になります。今週から始まる秋競馬、存分に楽しみましょう。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。


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