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有馬記念回顧

こんにちは。

有馬記念、終わりましたね。私の馬券も終わりました(笑)サラキアが突っ込んでくるのは予想外でした。それだけ有馬記念のコースが特殊で非常に難しいコースだと改めて実感しました。実際、個人的に有馬記念の相性は悪いです😂ただ、このコロナ禍の中1年間競馬を実施していただいた競馬関係者の皆様には大変感謝です。1年間の中央競馬回顧はまた別の記事で上げたいと思います。

今回は、先ほど終わった有馬記念の回顧を行います。

パドックでは、どの馬も非常によく仕上がっていましたね。返し馬に入っても極端に入れ込んだ馬もおらず、レースが近づくにつれて私自身が入れ込んできました😄

スタートでキセキとモズベッロの2頭が出遅れましたが、その他の馬は好スタート、ハナには予想通りバビットが立ち、その後にブラストワンピース、オーソリティがつけました。人気馬はひとまず中団に位置取りました。スタンド前に入るとスローペースを感じ取ったルメール騎手騎乗のフィエールマンが一気に先行集団まで上がってきました。実際に前半1000M通過は1.02.2というスローペースでした。第3コーナーに向けピッチが上がり、クロノジェネシス、キセキが先行集団まで押し上げ、最後の直線に向かいます。逃げたバビットをフィエールマンが直線で捉えて一度先頭に立つも、外から手応えよくクロノジェネシスが交わしました。人気馬2頭で決着するかと思った刹那、大外からサラキアが脚を伸ばしてフィエールマンを差したところがゴールでした。勝利したクロノジェネシスは、宝塚記念、有馬記念の春秋グランプリ制覇を達成しました。北村友一騎手は、有馬記念を初騎乗で初勝利を果たしました。勝ちタイムは、2.35.0、クビ差の2着に11番人気のサラキア、さらにクビ差の3着に2番人気のフィエールマンが入りました。そして、最後の第4コーナーでブラストワンピースが競争中止しました。馬が無事であることを祈ります。

それでは、1頭ずつ回顧していきます。

まず、勝ち馬クロノジェネシスについて。小回りで時計のかかる中山競馬場というこの馬の高い舞台でしっかり勝ちましたね。スローペースでも無理に前にいくことはなく、4コーナーもスムーズに回ることができました。フィエールマンを差し切った所で勝ちは確信していましたが、最後クビ差まで追い込んだサラキアの末脚で少しヒヤッとしました。それでもしっかり勝ちきるのですから、この馬の能力は非常に高いです。来年の活躍、コントレイルやデアリングタクトとの対決が今から楽しみですね。

2着のサラキア、道中は後方で脚を溜め直線で一気に末脚を炸裂しました。前半は、スローペースでしたが、そこから各馬が動きましたが、そこてまも末脚を信じて外から一気に追い込んできました。これが引退レースということで、最後のレースを非常に良い内容で飾りました。サラキアの仔をターフで見るのが楽しみですし、兄弟にはサリオスがいるので、この馬の来年の活躍も非常に楽しみですね。有馬記念が牝馬のワンツーで決まるのは、史上初ということで、今年の中央競馬を象徴する結果となりました。

3着のフィエールマンは、スタンドで前に出てスタミナを消費したのが最後の結果に響きましたね。それでもクロノジェネシスからのクビ+クビ差の3着ですから力は示しました。来年は、天皇賞春3連覇が1つの目標になるでしょうか?まずは、秋2戦の疲れをとって来年度の活躍を期待したいです。

4着はラッキーライラック。決してラッキーライラックにとっては得意の舞台ではない中で4着は非常に立派な結果だと思います。このレースで引退になりますが、無事に競争生活を終えて良かったです。アーモンドアイと同世代ですが、アーモンドアイとは別路線で活躍し最後まで頑張りましたね。まずは、ゆっくりと休んで繁殖牝馬としてすばらしい馬を出して欲しいですね。

5着は同着でカレンブーケドールとワールドプレミア。カレンブーケドールはこの結果を見ると左回り東京競馬場の方が良さそうですね。ワールドプレミアは、1戦ずつ内容は良くなっているので来年度の活躍に期待です。

12着キセキは、スタートの出遅れは想定内で、3コーナー手前でクロノジェネシスと一緒に上がっていきましたが、最終コーナーを回ってからの手応えがなかったですね。キセキにとってもこのレースが最後ということで本当にお疲れ様でした、本当にタフな馬でしたね。種牡馬としての活躍を期待したいですね。

14着オーソリティは、厳しい結果となりました。積極的にレースを進めましたが最後のコーナーでは全く手応えがなかったです。メンバーが一気に強化されたので仕方ないかもしれませんが、来年度の更なる成長に期待したいですね。

最後に競争中止になってしまったブラストワンピースについて。馬は無事だったということでまず安心しました。異変に気づき馬を止めた横山武史騎手の好判断だとおもいます。

回顧記事はここまでとします。有馬記念が終わるとあっという間に今年1年が終わる感じがします。来年の中央競馬は1/5(火)から中京競馬場で京都金杯、中山競馬場で中山金杯で始まりますね。来年も中央競馬楽しみましょう!最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。



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