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香港国際競走予想

こんにちは。

今週末、香港のシャティン競馬場では、香港国際競走が行われ、日本馬が出走する4レースが日本でも馬券発売がされます。

この記事では、4レースの予想をしていきたいと思います。

4レースとレースが多いので、予想中心の記事としたいと思います。

香港も欧州同様にゲート番号と枠番が異なっているので注意が必要です。この記事では、馬券発売と同様に枠番を書いて()内にゲート番号を書きたいと思います。

1、香港ヴァーズ予想

まず、4R(日本時間では15時発走)の香港ヴァーズ(芝2400M)について予想を行いたいと思います。

◉7(2) グローリーヴェイズ

◉は、やはり香港のシャティン競馬場で崩れない強さを発揮しているグローリーヴェイズでしょう。

秋初戦のオールカマー3着からの参戦になりますが、鞍上のJモレイラ騎手のコメントを聞く限りは心配はなさそうです。

香港は非常に得意にしていますし、欧州からの一流馬の参戦もない中では最有力でしょう。

2年前に勝利したパフォーマンスに近い内容をこのメンバーで発揮できれば当然勝利できる内容だと思います。

内のゲート番号を引きましたし、ロスなくレースを運べることは強みですね。

◯1(3) パイルドライヴァー

相手本線は、欧州で2連勝してこのレースに臨むパイルドライヴァー。

2走前のコロネーションCでは、去年のこのレースの勝ち馬モーグルに完勝しています。

香港への遠征は初めてなこと中間の調整面が非常に鍵ではありますが、やはりこのメンバーの中に入ると地力はグローリーヴェイズと肩を並べるものがあると思いますし、香港の馬場に適応できればチャンスは十分にあると思います。

グローリーヴェイズのライバルはこの馬になりそうですね。

▲ 8(5) エベイラ

▲は、エベイラ。この馬の持ち味は、先行力とスタミナにあると思います。

その持ち味が出たのは、、2走前のサンクルー大賞。勝ったブルームにも食い下がり、ゴール前追い込んでくる馬の追撃を凌ぎ切り2着に粘りました。

前走のジャンロマネ賞は、距離が短かったのか粘り切ることができずに直線で後退してしまいましたが、2400Mはこの馬にとってはベストな距離です。

相手関係的にも◉◯にした馬は強力ですが、先行争いが激しくなることもなさそうですし、楽に先行できれば直線ではしぶといので面白い馬だと思います。

以下△4(4)ステイフーリッシュ(このメンバー構成であれば十分に通用すると思います。あとは香港の馬場に適応できるかだけだと思います)

印は以上です。

前年の勝ち馬モーグルは無印にしました。去年の勝ち方は鮮やかでしたし香港で実績を残しているのも評価はできますが、前走の大敗、そしてブリーダーズカップ回避からの参戦というのはあまり強調できないですね。

以上、香港ヴァーズの予想でした。

2、香港スプリント予想

続いて、香港スプリントの予想です。

◉12(7) レシステンシア

◉はスプリンターズS2着からの巻き返しを狙うレシステンシアとしました。

枠も真ん中のいいところに入りましたし、今回はある程度前にいくことができれば十分に好勝負になると思います。

前走のスプリンターズSでは、先にピクシーナイトに抜け出しを許してしまったために届かずの2着だったので、今回は先に先行する形を取りたいですね。

ピクシーナイト、ダノンスマッシュ、地元ではラッキーパッチといった強力な馬はいますが、やはりこの馬の持ち味はペースを作って粘り込むようなセントウルS、阪急杯の形になると思います。

香港の馬場は逃げ有利になることが多いので、この馬の快速ぶりを初の海外レースで発揮してほしいところですね。

◯5(9) ラッキーパッチ

相手本線は、地元の有力馬ラッキーパッチ。

前走のJCスプリントでは、クーリエワンダーが外に寄れてその煽りを受ける形になりながらも最後まで脚色衰えることなくゴールに先頭で飛び込みました。

このレースのパフォーマンスは非常に高いですし、日本馬の最強のライバルになることは間違い無いでしょう。

タイムも1.07.98と1分8秒を切っていますし、優秀な時計だと思います。

確実な末脚を繰り出してくるので、日本馬にとって脅威なのは間違い無いでしょう。

▲2(8) ピクシーナイト

▲はピクシーナイト。

今回の鍵は外の8番枠からのスタートになるので、この枠からどのようにレースを進めるかでしょうか。

できればロスなく先行する形を取り、先に行くであろうレシステンシアを見る位置でレースを進めたいでしょう。

ただ、やはり外目の枠は若干不利なので、その意味でレシステンシアとは印的には差をつけましたが、基本的に◉〜▲まではほとんど能力差はないと思います。

以下△3(10)ダノンスマッシュ(スタートが一つ鍵になるでしょうが、うまく決めれば川田騎手なので早めの位置につけると思います。そうなると香港での実績はあるので、差してくる力はあると思います。)4(11)ウェリントン(チェアマンズスプリントの強さは圧巻。あとは、どこまで本来の調子を戻しているか)

印はここまでにします。スプリントの層が厚い香港勢ですが、今年は日本馬にもつけいる隙はあると思います。2年連続の日本馬の勝利に期待したいですね。

以上、香港スプリントの予想でした。

3、香港マイル予想

続いて、日本馬にとっては1番の強敵がいる香港マイルについてです。

◉1(2) ゴールデンシックスティ

◉は香港の英雄ゴールデンシックスティとしました。

やはり、地元の香港コースの有利なことはありますし、最内ゲートからの発走で多少ロスになったとしてもやはりこの馬の末脚は驚異的だと思います。

今回は強力な日本馬が相手になりますが、それでもこの馬のこれまでの実績を素直に信頼したいですし、日本馬に人気が集まるようであれば単勝で買っても面白いと思います。

◯2(9) ダノンキングリー

相手本線はやはり日本馬の総大将ダノンキングリー。ゴールデンシックスティを負かすとすれば、この馬だと思います。

安田記念ではグランアレグリアに先着を果たしていますし、毎日王冠でもマイルCSで2着のシュネルマイスターと差のない2着と地力は日本馬の中でも1枚上手だと思います。鞍上の川田騎手もこの馬のことを知り尽くしていますし、アメリカのBCを勝利し、日本騎手の中でもとても信頼できる騎手だと思います。

まず、ゲートをしっかり出て、ゴールデンシックスティよりは前でレースを進めたいですね。

今年の安田記念を勝利した時のパフォーマンスを香港でも発揮することができれば当然ゴールデンシックスティとも十分に勝負になると思います。

日本のトップマイラーと香港の英雄の直接対決が本当に楽しみですね。

▲3(6) インディチャンプ

▲はインディチャンプ。

2年前は、マイルCS勝利ののち1番人気で期待されましたが、結果は直線で前が完全に壁になる形で7着と非常に悔しい結果となりました。

今年は、マイルCSを一度使ってからこのレースに照準を絞って調整してきました。状態面は問題ないですし、あとは福永騎手がコントレイルに続いて引退の花道を作ってあげることができるか注目ですね。

父ステイゴールド。香港で最終戦を勝利しました。インディチャンプも十分に勝利するチャンスはあると思いますし、本当に楽しみですね。

以下△6(1)サリオス(レーン騎手とのコンビで最内のゲートから積極的にレースを運ぶことができれば十分に復活できるチャンスはあると思います)

以上4頭までとします。◉◯は1番人気と2番人気でしょうから点数を絞って勝負したいですね。

以上、香港マイルについてでした。

4、香港カップ予想

最後に香港カップの予想です。

◉4(12) ラヴズオンリーユー

◉はこのレース最終戦となるラヴズオンリーユーとしました。

今年は京都記念勝利から、香港を含め海外で活躍しました。今年は、同じ距離、コースで行われたQE2世Cを勝利していますし、香港の馬場を経験しているアドバンテージは非常に大きいと思います。

日本では、おおそらく単勝オッズ1倍代にはなると思いますが、その人気を加味しても、これまでの走りとメンバー構成から◉は揺るぎないでしょう。

川田騎手が、中団から積極的にレースを運んで一気の末脚を爆発させたいですね。

◯8(7) ドバイオナー

相手本線は、前走の英チャンピオンS2着と好走したドバイオナーとしました。

ヨーロッパのタフな馬場状態はこなしているので、あとは香港のスピード決着に適応できるかが鍵になるとは思います。前走のメンバーはミシュリフをはじめ非常に強力なメンバー構成でした。その中で2着好走は非常に価値が高いと思います。

勝利したシリウェイは、仏ダービー2着、凱旋門賞5着に入った実力馬。地力はこのメンバーの中にはいっっても上位だと思います。

香港での好走実績がある分ラヴズオンリーユー◉としましたが、ミシュリフに先着した実績もあるので、馬場に適応できば対戦成績から十分に勝負になると思います。

日本ではあまり人気にならなさそうですし、積極的に相手の中心てして買いたいですね。

▲4(12) ヒシイグアス

▲はヒシイグアス。

今年は中山金杯、中山記念と連勝した内容からも非常に力はありますし、前走の休み明けで強力なメンバーが揃った天皇賞・秋で5着と好走した内容からも今年のメンバーでは十分に通用すると思います。

鞍上のJモレイラ騎手も非常に魅力的ですし、日本馬でラヴズオンリーユーを負かすと考えるのはヒシイグアスの方が確率的には高いと思います。

△11(3) レイパパレ

△にはレイパパレ。

内のゲート番号をゲットできたので、スミヨン騎手が積極的にレースを運ぶことができれば十分に勝機はあると思います。

大阪杯のようなハイペースの消耗戦を作り出して、この馬のリズムでレースを運ぶことができれば期待できると思います。

印はここまでとします。◉ラヴズオンリーユーにする以上はこれ以上の印は回せないですね。

印を打たなかった馬の中では、今年のベルモントダービーを勝利し、鞍上にRムーア騎手も怖いボリジョイバレエでしょう。ムーア騎手とのコンビでは6戦3勝と非常に好相性です。アメリカの馬場に適応している分だけ、香港の馬場にも適応できる確率は高いですし、もう1頭印を打つとしたらこの馬だと思います。

以上、香港カップの予想でした。

5、まとめ

以上、香港国際競走の予想を駆け足で書きました。

個人的に海外競馬は地元の馬を優先して印を打つことを大事にしています(そっちの方がオッズ的にもいいですし)。

ただ、今回は4レース中3レースを日本馬に◉を打ちました。それだけ日本馬が強力だと思います。

香港マイルのゴールデンシックスティが強力ですが、この馬を日本馬が負かすことがあれば、日本馬4連勝のチャンスは十分にあると思います。

今年の海外競馬は日本馬が大活躍の年でした。海外競馬の最終戦の香港国際競走でもその期待値は非常に高いです。日本馬の走りにも期待したいですね。

記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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