高松宮記念注目馬について
こんにちは。
今週の中央競馬は、国内で4重賞、国外ではドバイワールドカップデイで日本馬7頭が4レースに出走します。楽しみなレースが続きますが、財布と相談しながら金額をかけたいところです。
さて、この記事では春のGⅠ開幕戦高松宮記念の注目馬について4頭語りたいと思います。馬場状態ですが、昨日の中京競馬場はまとまった雨が降り、馬場も悪化していました。週中は天気が回復し馬場も良くなりそうですが、日曜日が曇り時々雨☔️☁️の予報が出ています。雨がどれだけ降るかは分かりませんが、パンパンの良馬場とは行かない気がします。
そんな中で行われる高松宮記念、今年の注目馬です。
1、ダノンスマッシュ
まず、昨年末の香港スプリントを勝利し、直行で高松宮記念に参戦するダノンスマッシュについてです。
昨年末の香港スプリントは強豪馬はひしめく香港スプリント馬を外から伸びてねじ伏せました。前々走のスプリンターズSもグランアレグリアの2着と力を示しました。父ロードカナロアのように長い間スプリント界を引っ張っているダノンスマッシュ、グラナレグリアがいない中では当然実績、力ともに上位です。
ただ気になるデータとしては、中京との相性の悪さですね。2年前の高松宮記念では外から伸びきれず4着、去年の高松宮記念でも全く伸びず10着と敗れました。
ただ、去年とは違って、先行力も身につけています。ある程度前に行って直線は早めに先頭に立つことができれば勝機も見えてくると思います。今年は、レシステンシア、モズスーパーフレアという快速牝馬2頭がいるのでこれらの牝馬を見ながらレースを進めれば自力で勝利するシーンもあると思います。鞍上の川田騎手も積極的な競馬をする騎手なので、ある程度の位置にはつけると思います。
1週前追い切りでは、坂路を単走で50.6-37.5-24.7-12.5としっかり走っています。この追い切りを見ると直行でも馬は十分に仕上がっています。最終追い切りもこの調子で進めることができればと思います。
2、レシステンシア
続いての注目は、前走阪急杯をレコードで逃げ切りスプリントGⅠに臨むレシステンシアです。
その快速ぶりは、2歳の阪神JF勝利から発揮しており、その後も桜花賞とNHKマイルCで2着とGⅠでもコンスタントに成績を残しています。前走は、久々の1400M重賞阪急杯ですが、その快速ぶりを存分に発揮し1.19.2のレコードタイムで逃げ切りました。
今回は、さらに200Mの距離短縮になりますが、この馬のスピードを見ると決してマイナスにはならないでしょう。気になるのは、同じ逃げ馬のモズスーパーフレアの出方でしょうか。モズスーパーフレアも去年のこのレースを繰り上げで勝利しており、当然前に行ってレースの主導権を握りたいでしょう。
今の中京競馬場は、やや逃げ先行有利の馬場状態にうつるので、この馬のペースで進めることができれば後続の追い上げを振り切ることができるでしょう。
鞍上の武豊騎手が予定されていますが、先週のレースでは全レース乗り替わりとなっており、心配ではありますが、もし乗れる状態であれば、逃げが非常に上手な騎手ですからその手腕に期待したいところです。
馬の状態は絶好調に思えます。1週前追い切りでは、坂路を50.3-36.6-23.4-11.7と力強く坂路を駆け上がりました。
初の1200Mでどんな走りを見せるのか非常に楽しみです。
3、インディチャンプ
安田記念、マイルCSというマイルGⅠを制した馬がスプリントに進めてきました。去年のスプリンターズSには登録していたものの事前に回避、マイルCS2着の後1400Mの重賞阪神C3着、阪急杯4着と距離短縮でなかなか結果が出ず、もどかしいです。ただ、GⅠというここぞというときにはしっかり結果を残している馬、左回りも安田記念勝利の実績もあり問題なく、あとは初の1200Mがどう出るかでしょう。
なかなか、スプリントに矛先を向けてからスタートが決まらず位置を取れないもどかしいレースが続いています。その意味で、今回はスタートと位置どりが鍵になるでしょう。福永騎手もインディチャンプとは長い間コンビを組んでいるので、GⅠという舞台で結果が欲しいところでしょう。
調教は、坂路を51.1-37.4-24.4-12.4、と併せ馬内側で先着し、力強い伸びを見せていました。馬の調子は一度レースを使って急上昇しているので、あとはレースで結果が欲しいですね。
今回は、ペースも早くなりそうなのでこの馬の直線での末脚が生きる展開になりそうです。初の1200M、どんなレースをするのか本当に楽しみです。
4、シヴァージ(出走回避になってしまいました。残念)
最後、4頭目は前走シルクロードSを勝利したシヴァージです。前走シルクロードSは、ハイペースを中団でじっくり脚をため、直線でその末脚を一気に爆発。初の重賞勝利となりました。
元々、時計のかかるパワー馬場は非常に得意で、去年の高松宮記念でも0.3差の5着と好走しました。今年も時計のかかりそうな馬場状態でハイペースが想定されるので、そうなるとこの馬の持ち味の末脚が一気に爆発しそうな予感がします。人気もあまりしなさそうなので、妙味がありそうです。
以上、4頭を取り上げましたが、今挙げた馬以外にもダノンファンタジー(去年の阪神Cを勝利、末脚も非常に強烈な馬。前走からの巻き返しを期待)やラウダシオン(NHKマイルC勝ち馬。今年初戦、シルクロードSでは3着とただ1頭先行馬で粘った。)など注目馬が多数おり、非常に楽しみなメンバー構成です。
以上、高松宮記念注目馬についてでした。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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