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ブリーダーズC回顧

こんにちは。

日本時間の今朝、アメリカ競馬の祭典ブリーダーズC競走が行われたので日本で馬券が発売されたフィリー&メアターフ、マイル、ターフについて回顧したいと思います。

1、ブリーダーズカップフィリー&メアターフ

まず、ラヴズオンリーユーが勝利したブリーダーズCフィリー&メアターフについて回顧します。

スタートを決めたラヴズオンリーユーは4番手の好位を追走。その直後にヨーロッパ勢が続き、ウォーライクゴッデスは最後方からの追走となりました。

ウォーライクゴッデスは最終コーナーを利用して一気に先頭にたちました。そして最後の直線、内からラブ、外からウォーライクゴッデスが先頭にたつ中、ラヴズオンリーユーが狭いところ一気に伸びて日本馬悲願のブリーダーズカップ競走勝利となりました。

2着は伏兵マイシスターナットが入り、最終コーナーまでまくって上がっていったウォーライクゴッデスは3着でした。

ラヴズオンリーユーの勝利はお見事でした。直線ではやや狭いところもあり厳しいかと一瞬思いましたが、開いてからの末脚は他馬とは一味違うものがありました。小回り競馬場もこなせたことは非常に大きな収穫です。今本当に充実していますし、次走も本当に楽しみです。次走次第では年度代表馬も狙えると思いますし、これは注目ですね。香港カップに挑戦して欲しい気もしますが、まずは今日のレースの疲れをとって次走に向けて備えて欲しいですね。

2着のマイシスターナットはウォーライクゴッデスに連敗しているので、厳しいと思いましたが大きな舞台で先着することができました。この2着は力のある証ですし、今後のアメリカ競馬でも注目の1頭でしょう。

ウォーライクゴッデスは3着。道中最後方で大丈夫かと思いましたが、最終コーナーでの捲り、直線でも3着に粘り込んだのは力がある証だと思います。もう少しスムーズに運べれば勝ち負けだっただけに残念ですが、アメリカや他の海外競馬でも注目ですね。来年のドバイ国際競走に出走するようであれば、注目の1頭だと思います。

欧州勢はやはり小回りのスピード決着に少し戸惑ったのかもしれませんね。

4着ラブ、5着アウダーリャ、7着ルジールと厳しい結果となりましたね。やはり、海外競馬を買うときは地元の馬有利というのは一つの鉄則として頭に入れたいですね。

その地元勢を退けて勝利したラヴズオンリーユーはお見事でした。

2、ブリーダーズカップマイル

続いてブリーダーズカップマイルについて回顧します。

マスターオブザシーズが立ち上がりゲートから出るアクシデントがありスタートが遅れるアクシデント発生。そのまま出走取り消しとなってしまいました。土曜日に間違って馬券上の出走取り消ししてしまった馬がそのまま優勝するという大アクシデントがあっただけにそのことが頭をよぎりましたね。

逃げるのは、好スタートを切ったスムーズライクストレート。スペースブルースは3番手、インラブは中団、ヴァンドギャルド、モーフォーザは後方から。最後方はマザーアースとなりました。

4F通過は、48秒前後。この時点でスペースブルースの馬券内は確信しましたし、後方組は一気に厳しくなったなと感じました。

直線でスペースブルースが馬場の真ん中から先頭にたちそのまま押し切りました。2着は道中逃げたスムーズライクストレートが入りました。3着は中団外から追い込んだアイヴァーが入り、やや波乱の結果となりました。

後方からレースを進めたモーフォーザ、マザーアースは直線の位置どりで万事休すでした。

基本的に直線の短いデルマー競馬場ですから、最終コーナーを回っての位置取りは非常に重要になりますね。

3、ブリーダーズカップターフ

続いてブリーダーズカップターフの回顧を行います。

このレースはやはり注目はタルナワ。小回りコースでどのような走りを見せるか非常に注目です。

スタート直後、トリブガン、アグリメントが後続を話す形でレースが続きました。3番手はチャンネルメイカー、ウォルトンストリートは5番手。ティオーナは中団、タルナワは後方からレースを進めました。

最終コーナーでレースは一気に動き、先頭に立ったのはブルーム。これを外からユビアーが差し切り勝利。2着は、ブルーム。ティオーナが最後馬場の真ん中から伸びて3着。ジャパンが4着。

人気のタルナワは、後方から見せ場なく敗れました。ユビアーとほとんど同じ位置にいただけにこの敗戦は不可解ですね。やはり、凱旋門賞の反動があったのかもしれません。年内引退ということなので次走香港を使うのか、それともこのまま引退するのかいずれにせよあまり無理はしてほしくはないですね。

ユビアーは後方から一気に伸びてこの末脚は非常にお見事でしたし、今後の活躍が期待される1頭でしょう。

ブルームは非常に惜しかったですね。直線で先頭に立った時は来た!と思いましたが、勝った馬が強かったですね。

3着ティオーナは中団で控える形でレースを進めて終いは確実に伸びているので現状の力は出し切っていると思います。あまり、無理せずにレース選択をしていますし、今後のローテにも注目ですね。

以上、ブリーダーズカップターフ回顧でした。

4、まとめ

今朝は、ラヴズオンリーユー、マルシュロレーヌの勝利で本当にお見事でしたね。

ラヴズオンリーユーは、これでGⅠ3勝目。次走は香港ということで非常に楽しみですね。

マルシュロレーヌは、ここの舞台で大仕事。最後の直線での手応えを見た時、これはもしや来るかも!?と思いましたが、最後はゴール前ハナ差先着勝利でした。アメリカは、ダートが本場なのでこの勝利は非常に価値のあるものだと思います。

私自身、寝坊してしまいラヴズオンリーユーの勝利を生で見ることができなかったのが残念でしたが、この勝利は本当に嬉しいですし、第2のディアドラを目指して欲しいですね。

記事は以上になります。今日の中央競馬も頑張って当てたいところですね。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。


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