生きることは過去を許すこと
こんにちは。
今日は、真面目なテーマで書きたいと思います。
表題の通り、未来に進むためには過去にあったことを受け入れて許すことが大切ですよというテーマで書きたいと思います。
1、過去のトラウマを乗り越えるために
皆様の過去にも色々辛いことがあったと思います。
学校時代のいじめ、親との死別、受験の失敗、社会人になってからの人間関係の悩みやパワハラなど例を挙げればキリがありません。
これらの例は、全て私自身の過去にあった出来事です。
辛い経験をすると気持ちも塞がりますし、自己否定感も強くなるので前に進む勇気もなかなか持てませんよね。
今回は、第3者が絡んだ辛い経験(上の例で言うならばいじめやパワハラ)で怒りや憎しみ、憎悪の感情が強い時の乗り越え方について書きたいと思います。
2、全て自分のせいだと思わない
黒い羊 そうさ僕だけがいなくなればいいんだ そうすれば止まった針はまた動き出すんだろ?
この曲は欅坂46の黒い羊の歌詞のサビの一部です。話題になった曲なのでご存知の方も多いと思います。
このあとに、「全部僕のせいだ」と言う歌詞もあります。
非常に辛い状況に置かれた時は非常に印象に残る曲ですね。実際、前の職場で人間関係で悩み苦しんでいた時は1日に何回も酒を飲みながら聴いていたと思います。
ただ、今振り返ってみるとこの曲には僕だけがいなくなればいいんだと言う気持ちを歌詞の中に入れてと大衆の中に染まりたくないというグループ強い理念が感じられる曲ですね。
その後、欅坂46は色々あり、今は櫻坂46として活動をしています。その櫻坂46のファーストシングルがNobody's fault(誰のせいでもない、と言う意味)と言うのが非常に意味深ですね。
さて、話が脱線しましたが、苦しい時辛い時に全部私のせいだ、私なんていなくなればいいんだと思う気持ちは非常にわかります。実際20代の頃の私は、そんな気持ちで毎日の仕事に取り組んでいたと思います。
本当に辛い時は塞ぎ込んでしまいますし、自分なんて生きていても何も意味のない人間ではないかと思う気持ちも非常にわかります。なので、本当に辛くてどうしようもない時はその場から逃げていいと思います。
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!と思い込んでいるうちにうつ病になってしまっては、最悪自殺してしまうことなもなりかねません。自殺してしまっては、自分自身も辛いでしょうが、周囲の人々へのメンタル的なダメージも甚大です。特に家族や仲の良い友達や仲が良くなくても自分の知っている人が自殺したと聞いたら、かなりの精神的なダメージがくるはずです。
なので、逃げてしまうことは何も悪いことではありません。自分の人生は一度きりなので、環境が悪ければ変えてしまえば良いのです。
そして、そんな自分に決して、お前はゴミだ!なんて宇髄天元のような捨て台詞を吐かないようにしてください(※鬼滅の刃の宇髄天元は個人的にとても好きなキャラです)。仲の良い友達にかけるように優しい言葉をかけてください。今までよく頑張ったよ、環境を変えるという勇気を出したのは本当に偉いよ、と言う言葉をかけてください。
3、Nobody's fault(誰のせいでもない)
辛い状況は逃げても良いですが、問題はその後です。
章の表題で櫻坂46の曲名を使用しましたが、憎しみや憎悪、怒り、過去へのトラウマ、これらのことをまず捨てて現在のありのままの気持ちを受け入れることがとても大事です。
やはり、いじめやパワハラはあいつさえいなければ、あいつのせいでという感情が湧き上がるのも無理ありません。
しかし、それらの人はもうすでに場所を離れてしまえば過去の人です。決して顔を合わせることはないですし、偶然会ったとしても無視して良いです。
大事なことは、この憎悪や憎しみといった負の感情を自分の中で抑圧することなく受け入れて、その感情を燃料にして前に進む力だと思います。
なので、怒りや憎しみの気持ちがあれば15分など時間を決めて実際にノートでも良いので書き出してみると良いと思います(キッチンタイマーを利用して15分時間しっかり決めてやるのが良いと思います)。実際にライティングしてみると気持ちも落ち着いてくるものです。
そういうことを整理するうちに憎悪や怒り、憎しみと言った気持ちも徐々に消えてくると思います。
そして、それ以外の時間は自分のしたいことに時間を費やすのが良いと思います。読書やアニメやドラマを見るのも良いですし、旅行に行きたいときは旅行に行って気持ちをスッキリさせるのも1つの手です。
憎悪や怒り、憎しみと言った気持ちは決して抑圧せずに自分の感情として受け入れて、ノートに自分の気持ちを書き出すうちに徐々に気持ちも整理すると思います。
4、自分の将来について考える
そして、気持ちを切り替えたら自分は将来どんなことをしたいのか自分の価値観は何か、自分の人生の理念は何かといった自分の人生の軸になる部分を考えることが非常に大事だと思います。これは難しいことなので時間をかけてじっくり考えることが大事だと思います。私自身もまだ完全ではないです。
その際に怒りや憎悪、憎しみと言った負の感情は視野を狭くするので極力排除した状態で臨むのが良いと思います。
決して思ってほしくないことは今までの自分はダメなんだからどうせダメなんだという感情です。人間は意思決定をするときに過去のことをひきづってしまうと言うバイアスがかかりますが、これが極度にかかってしまうと本当に何も行動できなくなってしまいます。※ただ、うつ病や適応障害などの病気で辛い時は主治医の先生としっかり相談してください。自分でどうにもならない時は専門の先生に相談することが非常に大切です。
どうしても何も動くことができない時は、各地方自治体の相談窓口がありますし、電話での窓口もありますから、そこで相談するのも1つの手です。各地方自治体のジョブカフェには、これから何をしたら良いのかわからないと言った相談にも乗ってくれると思います。
ポイントは1人で悩まないことです。1人で悩んでいると本当に行動する意欲も落ちてきますし、自己肯定感も見知らぬうちに減っていきますから。
そして、大きなことをするのではなく、毎日少しずつ少しずつできることを行っていくことが非常に大事です。
パワハラで退職したのであれば、いきなり正社員になろうではなく、まず派遣社員や契約社員のような正社員に比べれば心的負荷の軽い社員からスタートするのも手ですし、私のように職業訓練校に通うと言うのも1つの手です(ただし職業訓練も訓練スピードは初心者から始めるにはかなり早いので決して楽ではないです)。
とにかく、焦らずに毎日少しずつできることをこなすことが非常に大事だと思います。
5、まとめ
今回のことをまとめたいと思います。
①辛い時は逃げるのも大事。自分自身を追い詰めないように ②ただし、過去に縛られては何も行動できなくなるので、過去に起きた出来事については自分自身の気持ちを整理することが大事 ③自分自身の気持ちが整理できたら、将来について考える ④毎日、何でも良いので新しい行動を起こしてみる⑤状況を一気に変えようとしない
以上になります。
誰にでも辛い出来事はありますし、どうしても許せいないことや人もいるでしょう。しかし、その気持ちをいつまでも引きずっても前に進むことはできません。
過去の出来事は過去の出来事で決して変えることはできないので。
前に進むためには、過去の精算が必要です。そのためにも過去の出来事を許し、未来を少しでも良くなるような行動を取ることがとても大切だと思います。
何もする気にならないと言うのであれば、このように文章に書いて気持ちを整理することも大事です。
そのうちに徐々に自分のしたいことも見えてくるはずです。
失敗するかもしれませんが、失敗から何を学ぶかが非常に大事です。失敗を燃料に変えて、自分をいじめたり退職に追い込んだ人を見返してやる、倍返しだと言う強い気持ちを持って1日1日を大切に生きることがとても大切です。
記事は以上になります。この記事を読んで少しでも気持ちが楽になったり前向きな気持ちになってもらえらば、私自身もとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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