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関谷記念予想

こんにちは。

今日は新潟競馬場で関谷記念が行われるので、予想記事を書きたいと思います。天気が気になるところでもありますが、なんとか少しでもいい馬場状態で行って欲しいところです。

あと、この記事では久しぶりに買い目の公開も行います。

では、予想を始めたいと思います。

1、関谷記念注目馬について

関谷記念の注目はなんと言ってもソングラインでしょう。3歳牝馬でこのレースを勝った馬といえばプリモシーンが思い浮かびます。プリモシーンは、このレースを勝利した後重賞でも長く活躍しましたし、GⅠヴィクトリアマイルで2着に好走をしました。

ソングラインもプリモシーンに負けず劣らずの実績でこのレースに挑みますし、前走のNHKマイルCは出走馬のその後の成績を見ても非常にレベルが高いレースでした。斤量51kgで出走できる点も非常に魅力ですし、渋った馬場で好走経験があるのは非常に強みです。

強敵ソングラインへの対抗馬も牝馬になりそうです。まず、前走中京記念で初重賞制覇を果たしたアンドラステ。重賞でも安定した成績を出しており、ソングラインが崩れることがあれば勝利に近いのはこの馬でしょうか。鞍上の岩田望来騎手重賞初制覇なるか注目です。

前走ヴィクトリアマイルで逃げて10着だったクリスティにも巻き返しの余地は十分にありそうです。六甲Sの勝利はお見事でしたし、逃げ馬もメンバーを見渡す限りはマイスタイルくらいなので展開面でも鵜うりになりそうです。馬場状態の悪化で差し追い込みが決まりづらい馬場状態になれば当然一発はあると思います。

前走、中京記念で5着のロータスランドも素質が非常に高い馬なので、当然巻き返しに注目。前走はアンドラステに完敗の内容でしたが、米子Sのように積極的なレースを進めることができれば、このメンバーの中では素質能力共に上位なので注目。

カラテも3連勝で東京新聞杯で重賞初制覇、調子さえ戻って来ればソングラインとも十分に戦える力はあると思います。菅原明良騎手も今年はとてもいい騎乗を見せているので、注目したいですね。

あとは、シャドウディーヴァも東京新聞杯3着、不良馬場で行われた中山牝馬S5着、マーメイドS3着と安定した成績を出しています。馬場が悪化すれば当然上位に来る力はあると思います。

以上関谷記念注目馬について触れました。

2、関谷記念追い切りについて

関谷記念各馬の追い切りについて触れます。JRA公式の映像に載っている馬をここでは取り上げます。最終追い切りは、美浦、栗東ともに良馬場で行われました。

①ソングライン

南W 併せ馬内 6F 84.7-67.9-53.0-37.8-11.5 先着

最終追い切りの動きを見る分は、100%の出来というわけではありませんが、それなりの状態にあると思います。最後1Fの動きは非常に良くタイムも11秒台の好タイムをたたき出しています。状態は問題なく、いい意味での平行線だと思います。

②アンドラステ

CW 単走 4F 55.2-40.3-12.2

アンドラステは輸送も控えているので、最終追い切りは軽めにこなしました。タイムこそ出ていませんが、動きを見るかがひり状態は好調でしょう。前走勝った勢いでこのレースでも好勝負になりそうです。あとは、馬場はできれば悪化せずに持って欲しいことでしょう。

③シャドウディーヴァ

美浦坂路 併せ馬外 53.8-38.7-25.1-12.1 遅れる、頭少し高い

シャドウディーヴァの動きを見ると少し重いように見えましたね。頭も高いですし、併せ馬で遅れてしまった点も気がかりです。馬場状態が悪化しない限りは少し厳しいかなと思います。

④カラテ

美浦坂路 51.5-37.6-25.1-12.7 単走

安田記念大敗後で状態面が危惧されていたカラテですが、頭が少し高いことについては気になりますが、タイムも好タイムを出していますし、この状態なら十分に勝負になりそうです。

⑤ロータスランド

栗東坂路 53.8-39.1-25.0-12.2

混み合う時間での調教になりましたが、それでも足取りは軽快で状態面も問題ないように思えました。好調をキープしている印象です。

⑥グランデマーレ

栗東坂路 51.0-37.0-23.8-12.0 併せ馬外、突き放す

JRA公式映像の中では、1番いい動きに思えました。タイムも申し分ないですし、追い出してからは並ぶまもなく突き放していきました。

2連勝の勢いのまま重賞に挑戦するこの馬は絶好調ですし、この動きを見ると期待が膨らみます。調教で1番推したいのはこの馬です。

⑦サトノアーサー

栗東坂路 単走  53.9-39.2-25.1-12.2

単走で輸送も控えているため、軽めの調整で時計自体は地味なものですが、動き自体は非常に良かったです。

去年の関谷記念を勝利してから結果を残せていませんが、今の新潟競馬場の馬場状態や去年の実績を考えると当然巻き返してくる可能性もありますし、警戒は必要な1頭だと思います。

3、新潟競馬場馬場状態について

続いて雨の影響で危惧される馬場状態についてです。

土曜日朝の時点で、天候は曇り、芝は稍重、クッション値は8.9、含水率はゴール前14.3%、第4コーナー13.8%となっています。

土曜日朝の時点で馬場状態は持っている印象ですが、この不安定な天気ですから馬場状態はなんともいえない感じですね。

では、昨日の新潟競馬場で行われた芝のレースから馬場状態についてもう少し考察したいと思います。

9R 湯沢特別 3歳以上1勝クラス 1800M

ハロンタイム 12.6 - 11.5 - 12.1 - 12.5 - 13.1 - 12.2 - 11.1 - 10.9 - 11.8
上り 4F 46.0 - 3F 33.8 勝ちタイム1.47.8

ニシノオイカゼがハナに立ち、人気のショコラブリアン、セラフィナイトは先行集団を追走。1000M通過は1.01.7。稍重の馬場状態を考えてもスローペース。

直線では内で粘るニシノオイカゼをセラフィナイトが追い詰めるも2着まで。ショコラブリアンは外から伸びましたが前を捉えきれず3着でした。

10R 新発田城特別 3歳以上2勝クラス 1400M

ハロンタイム 12.4 - 10.3 - 11.0 - 11.7 - 12.0 - 11.9 - 11.8
上り 4F 47.4 - 3F 35.7 勝ちタイム 1.21.1

前半600M通過は、33.6。馬場状態を考えると少し早かったか。

中団追走から直線外に出すと一頭だけ違う脚で追い込んできた1番人気テンハッピーローズが快勝。2着は先行し馬場の真ん中で粘った3番人気ドゥラモンド。3着は2番人気サルピアが入り人気通りの固い決着となった。

→昨日の時点では、馬場は何とか稍重で耐えている印象。脚質もスローペースなら、逃げ先行有利、早くなれば差し追い込み有利の印象。それほどの違いは感じませんでした。馬場は、外差しも決まっていたが、まだ馬場の真ん中あたりが有利な印象です。あとは、雨で明日の馬場がどこまで悪化するかですね。レーダーを見る限りでは、新潟は大丈夫そうですが、馬場の状態も要チェックです。

4、関谷記念レース展開予想

レースの展開について予想を行います。

メンバーを見ると逃げるのはクリスティかマイスタイルのどちらかでしょう。馬場状態にもよりますが、クリスティはペースを落とすことなく逃げるので、それなりにペース自体は流れると思います。

そうなると結果の鍵を握るのは先行馬の仕掛けどころでしょう。

グランデマーレ、アトミックフォース、ロータスランド、アンドラステ、パクスアメリカーナあたりが先行集団を形成しそうなので、この集団の仕掛けどころが非常に難しいですね。

ただ、新潟の長い直線を考えると早めに捕まえに行くようなことはせずに、直線の入り口までは我慢すると思います。

そうなると展開的にはクリスティが有利になるかもしれませんが、今の新潟競馬場の馬場を考慮すると決して楽に逃げ切ることは難しいですし、差し追い込み馬にも十分注意を払う必要があるでしょう。

人気どころでは、ソングラインは中団待機から外を回して差し競馬に徹しそうですし、サトノアーサーも同様の競馬に徹してソングラインと追い込んできそうですね。

勝ちタイムは、馬場状態にもよるので全く予想できないですね。天気については、日曜日はレースまで注意を払う必要があるでしょう。

日曜の競馬を見る限りでは、時計もそれなりに出ている印象なので、1分32秒後半〜1分33秒前半の時計はでそうですね。

5、関谷記念予想

では、関谷記念の予想に入ります。

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