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スプリングS注目馬と3日前予想

こんにちは。

 今週は、皐月賞トライアルスプリングSが中山競馬場1800Mを舞台に行われます。

 皐月賞に向け、最後の3枚の切符を争う熾烈なレースが展開されます。

 そんな中で、この記事では、注目馬と先週の中山競馬場のレースから馬場状態を考え、3日前の予想を書きたいと思います。

1、スプリングS注目馬について

①ボーデン

 前走の東京競馬場の未勝利戦を1.45.2という衝撃の時計で6馬身差圧勝したボーデンが満を辞して皐月賞トライアルに出走してきました。前走未勝利戦の2着馬がその後未勝利戦を勝利しているので、決してメンバーに恵まれたわけではないので、この勝利は重賞でも即通用するレベルだと思います。

 ただ未勝利戦を勝ち上がったばかりなので、皐月賞に出走するためには、このレースで3着以内に入ることは必須です。仕上げもココメイチに仕上げてくると思われます。

 先週の1週前追い切りでは、南Wで8Fの追い切りでしっかり負荷をかけました。最終の追い切りでは、先週負荷をかけた分南W 5Fの併せ馬で仕上げてきました。レース本番に臨む体制は整っており、本番まで順調にいけば好走は必至でしょう。

 試金石となる1戦、ボーデンがどんな走りを見せるのか非常に楽しみです。

②ランドオブリバティ

 もう1頭の注目馬は、ランドオブリバティでしょう。2走前に第4コーナーで逸走してしまった中山競馬場のレースに再度挑んできました。

 前走のきさらぎ賞は、ホープフルSのことや調教再審査の後ということもあり、非常に安全に後方からレースを進めて3着でした。今回は、左回り→右回りに舞台が変わるので、まずしっかり走れるかどうかが鍵になりそうです。

 ホープフルSでは逸走してしまいましたが、その前の芙蓉Sでは圧勝しているので、決して中山競馬場がダメではないと思います。当日のパドックの雰囲気を見てテンションが高いと黄色信号と見た方がいいでしょう。

 鞍上は予定していたMデムーロ騎手が騎乗停止で代わりに乗り慣れた三浦騎手になりました。乗り慣れた騎手でランドオブリバティんこともよくわかっている騎手なのでこれはこれで良かったと思います。

 能力は非常に高い馬なので、今回どんな走りを見せるのか、注目の1頭です。

③ヴィクティファルス

 前走の共同通信杯では、エフフォーリアから少し離されての2着でしたが、素質馬シャフリヤールや実績馬ステラヴェローチェに先着しての2着ですから、非常に収穫のあるレースだったと思います。

 長く脚を使う馬なので小回りの中山競馬場をこなせるかが鍵になりますが、前走のパフォーマンスを発揮できれば上記2頭とも十分に戦えると思います。

 最終追い切りでは、栗東の坂路を単走で上がり4F53.8-12.3と駆け上がりました。気持ち頭が高かった気はしますが、状態としては十分維持できている状態だと思います。

 前走2着で賞金は加算しましたが、ここで3着以内に入り、皐月賞の出走を確実にしたいでしょう。権利どりの意味でもボーデンと共に注目の1頭です。

 また、前走この馬に圧勝したエフフォーリアは本番の皐月賞で1番人気か2番人気い支持される馬なので、この馬に先着できるかどうかが一つ物差しになる馬だと思います。

上記の3頭が人気の中心になると思いますが、他にも穴馬で注意する馬がいるので予想も非常に面白いと思います。

2、中山競馬場の馬場状態について

 続いて、先週の中や競馬場の馬場状態ですが、先週は土曜日の雨の影響が残り重馬場の巧拙が重要になる馬場でした。当然時計もかかり、ここからどれだけ馬場状態が回復しているかが一つ大事になってきそうです。

 日曜日のクッション値は7.8、含水率は第4コーナー、ゴール前共に15%を超えており、非常に力のいる馬場でした。

 天気予報を見ているとレース当日は雨予報が出ており、良馬場でのレースは難しいかもしれません。その意味では、先週日曜日のレースも参考になるかもしれません。では、14日のレースを見ていきます。

中山9R 房総特別 牝4歳以上2勝クラス 芝1800M

ハロンタイム 13.4 - 12.5 - 12.7 - 12.0 - 11.4 - 11.6 - 12.2 - 12.2 - 13.6
上り 4F 49.6 - 3F 38.0 勝ちタイム 1.51.6

前半1000M通過1.01.9と馬場状態を考えるとミドルペースだお思います。道中、好位の外を追走していた1番人気のシンハリングが直線で抜け出し勝利。2着は、さらに外から追い込んだ4番人気ホウオウエミューズ。

中山10R 東風S 4歳以上OP L 芝1600M

ハロンタイム 12.3 - 11.0 - 11.3 - 11.5 - 11.7 - 12.1 - 11.8 - 12.7
上り 4F 48.3 - 3F 36.6 勝ちタイム1.34.4

1000M通過57.8とハイペースでレースを運んだ4番人気トーラスジェミニが皇族の追撃を振り切り勝利。タイムの1.34.4というのは馬場状態を考えると非常に優秀な時計です。2着は好位外から脚を伸ばした6番人気ポンセルヴィーソ。3着以降は4馬身離れました。ハイペースながらも完全に行った行ったの競馬でした。

中山11R アネモネS 牝3歳 L 芝1600M

ハロンタイム 12.0 - 10.7 - 11.2 - 11.7 - 12.0 - 12.2 - 12.2 - 12.8
上り 4F 49.2 - 3F 37.2 勝ちタイム 1.34.8

1000M通過57.6のハイペースを道中2、3番手追走の6番人気ジネストラが一度は抜け出すも、後方追走から馬場の外に出して追い込んできた3番人気アナザーリリックがゴール前に差し切り勝利しました。2着は、ジネストラ。

→馬場状態から時計は普段より3〜5秒ほどかかっている印象。馬場や脚質の有利不利はあまり感じず、ハイペースでも力のある馬なら逃げ残っている印象でした。重馬場の巧拙は大きく問われ、力を出しきれない馬も多くいた印象でした。

 スプリングS当日も雨☔️予想となっており、どこまで馬場が悪化するかがレース結果に大きく影響しそうです。

3、スプリングS3日前予想

予想に入る前にレース展開の予想をします。メンバーを見ると逃げ馬が3頭いるのでペースは流れそうかなと予想します。有力馬を分けると

逃げ;アールバロン、レインフロムヘヴン、ワールドリバイバル

先行;イルーシヴパンサー、ボーデン、ランドオブリバティ

中団;ロードトゥフェイム、ヴィクティファルス、アサマノイタズラ

あたりでしょうか。太文字にしたランドオブリバティの出方が展開の大きな鍵を握りそうです。

では、ここではハイペース、道悪を想定してスプリングSの3日前の予想を行いたいと思います。

◎ボーデン

 ◎はボーデンにします。前走の勝ち方は圧巻でしたし、中間もこのレースに向けてじっくりと調整してきました。ペースが早くなり最後地力勝負になった方がいいですし、道悪もハービンジャー産駒で大きく問題にしないとみます。逃げそうな馬3頭がいるので、それらの馬の出方を見ながら、あとランドオブリバティの出方を見ながらレースを進めることができれば、皐月賞の切符を手に入れる確率は高いと見ます。鞍上の川田騎手は積極的に先行し、レースを進めることができそうですし、ここは自信を持って乗って欲しいところです。

◯ロードトゥフェイム

 相手本線は、少し捻ってロードトゥフェイム。前走の若竹賞は時計、メンバーレベルにはかなり疑問符がつくものの、道悪で結果を残したこと、さらに前でやり合ってくれれば、必然的に差し馬有利の展開になると見込んで対抗評価としました。人気もおそらくないでしょうし、ここは一発を期待。

▲ランドオブリバティ

 ▲にランドオブリバティ。このメンバーでは地力は間違いなく上位ですが、やはり2走前のホープフルSの件もあるので、ここはしっかり走ることができるか様子見も兼ねての3番手評価です。ここをしっかりと走り、圧勝することができれば一気に皐月賞有力馬になるので、本当に楽しみです。

以下△ヴィクティファルス(前走の内容は非常に強く、ここでも好勝負必至。あとは、重馬場と小回りの中山競馬場をどうこなせるか)ヴィゴーレ(前走のつばき賞のメンバーレベルは悪くない。枠番展開次第では馬券内に絡む確率は高い)ヴェイルネビュラ(前走ジュニアCで中山の実績あり。あとは、距離200M延長と道悪をこなせるか)

以上になります。

 最終予想は、土曜日の馬場状態と日曜日の天気、馬場状態を見ながら決めたいと思います。

 最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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