クイーンエリザベス2世カップ最終結論
こんにちは。
今日は、国内でもオークストライアルが行われますが、海外では香港チャンピオンズデーでGⅠ競走3レースが行われ、そのうち日本馬が出走するチェアマンズスプリント、クイーンエリザベス2世カップで日本での馬券発売があります。
その中で今回は、日本馬4頭が出走するクイーン・エリザベス2世カップの予想をしたいと思います。
注目馬については、下記記事をご覧ください。
海外競馬ということで、JRAのHPにも様々な情報が載っているので、その情報を駆使しつつ予想に臨むといいと思います。
この記事でもいくつかの情報をピックアップしたいと思います。
1、日本各馬の調整について
まず、日本各馬の調整についてです。
①デアリングタクト 馬体重 464kg(前走−6kg)
20日(火)AWコースでシャンター 21日(水)芝コース追い切り 54.2−25.0
22日(木)角馬場で乗り運動 23日(金)AWでシャンター、ゲート練習
②グローリーヴェイズ 馬体重 452kg(前走−16kg)
20日(火)AWでキャンター 21日(水)キャンターで1周半
22日(木)芝コースで追い切り52.9−24.8 23日(金)角馬場で乗り運動→ゲート練習
③ラヴズオンリーユー 馬体重 478kg(京都記念より±0kg)
20日(火)AWでキャンター 21日(水)芝コースで追い切り51.7ー23.6
22日(木)角馬場で曳き運動 23日(金)角馬場で調整
④キセキ 馬体重 504kg(前走±0kg)
20日(火)AWでキャンター 21日(水)芝コースで追い切り52.6−23.8
22日(木)角馬場で曳き運動 23日(金)AWでキャンター
各馬の調整状態はJRAの海外競馬のHPに詳しく載っているのでご覧ください。
気になる日本馬の状態としては、グローリーヴェイズでしょう。週中、足の状態が不安視されていましたが、医者の許可が出たということで無事レースに出走できそうです。香港ヴァーズを446kgで勝っているので馬体重の−16kgというのは絞れたものとみたいですね。
他の日本馬については、順調に来ている印象です。海外連戦のラヴズオンリーユーも調整過程を見る限り特に問題なさそうです。
2、シャティン競馬場とレース展開について
レースが行われる舞台は香港シャティン競馬場の芝コースです。芝はいわゆる洋芝で札幌、函館に近い競馬場です。最後の直線コースは、430Mとなっています。なので、札幌函館競馬場をさらに広くしたような競馬場でしょう。
馬場傾向次第では逃げ切りも決まる傾向があります。
今回のメンバーを見ると、逃げるのは間違いなくタイムワープでしょう。番手につけそうなのはエグザルタント、キセキ(ゲートでればハナもある)、グローリーヴェイズでしょうか。先行集団の馬は、タイムワープに楽にげはさせたくはありませんが、後方にも目を向けないといけませんからレースの進め方としては難しくなりそうです。
レースのポイントとしては、人気のデアリングタクト、ラブズオンリーユーの仕掛けどころでしょう。直線は長いと言えども、仕掛けが遅れると前走の金鯱賞の時のように楽逃げを許してしまいます。なので、最終コーナー手前から進出していくものと思われます。
勝ちタイムは、2分1秒台にいくかどうかでしょうか。現地の馬場状態は良(good)となっているので、洋芝といえどもある程度のスピードは要求されるでしょう。
3、香港馬について
続いて、日本馬を迎え撃つ地元勢について書きます。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、欧州からの遠征馬の受け入れは見送りになったため、必然的に日本馬vs香港馬の構図となります。
地元馬の中で1番期待されたフローレが右前足跛行のため出走を回避しました。これは日本馬にとっては追い風ですが、それでも3頭出走してきます。それぞれ紹介したいと思います。
①エグザルタント
地元香港の総大将はエグザルタントでしょう。海外競馬で馬券を買っている人にはお馴染みの馬です。今年で7歳になり、以前に比べると幾分衰えた印象もありますが、それでも2着、3着には安定して走っています。
日本馬4頭はどの馬も強敵ですが、地元の利を生かして復活の勝利を遂げることができるか注目です。
②グロリアスドラゴン
続いてグロリアスドラゴンについてです。GⅠ勝利こそないものの3走前のGⅢセンテナリーヴァーズでは、エグザルタント相手に先着しています。7頭立ての小頭数ですし、展開次第では一発あっても不思議ではありません。
③タイムワープ
タイムワープも海外馬券を買っている人にとってはお馴染みの馬ですね。GⅠでは香港カップ1勝、香港ゴールドカップ2勝を挙げています。逃げ馬ということで展開が向けば怖い1頭ですが、去年の香港ゴールドカップ以降勝利から遠ざかっています。キセキの出方次第では、展開が非常に楽になりそうです。
以上香港馬3頭を紹介しました。やはり、メンバーを見ても日本馬の方が層が厚く優勢なのは否めないでしょう。
4、最終結論
では、これらのことを踏まえて最終結論を書きたいと思います。
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