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桜花賞回顧

 こんばんは。歴史的な桜花賞となりましたね。桜花賞が終わったのでこの記事では桜花賞のレース回顧と各馬の今後の展望、そして5月のオークスに向けての展望を書きます。

1、桜花賞レース回顧

 まず、桜花賞のレースラップと勝ち時計です。

ハロンタイム 12.1 - 10.8 - 11.2 - 11.1 - 11.6 - 11.2 - 11.2 - 11.9
上り 4F 45.9 - 3F 34.3   勝ちタイム1.31.1

 レースは、好スタートのソダシが一度行きかけたところをストゥーティが外から行き、ソダシがストゥーティにハナを譲る形でレースが進みました。前半3F通過は34.1と淡々とながれました。そんなペースで、スタートで若干出遅れた横山典弘騎手騎乗のメイケイエールが外から一気に先頭に立ち、一気にレースが11秒台前半、1000M通過56.8のハイペースになりました。勝ち時計も1.31.1という桜花賞レコードタイムが記録されました。

 人気馬では、サトノレイナスが後方からじっくり脚を溜めて、直線大外を選択しました。私の◎ファインルージュはソダシを見ながら内をロスなく立ち回りました。アカイトリノムスメも好位からレースを運びました。

 最後の直線に入るとメイケイエールが失速し、ストゥーティが先頭に立ちます。すぐにソダシが捉えて先頭、内からファインルージュ、外からサトノレイナスが一気に追い込んできましたが、白毛の綺麗な馬体ソダシが先頭でゴールを駆け抜けました。勝ちタイムは、1分33秒1という驚愕の時計。この勝ちタイムは、前日の阪神牝馬Sの1分32秒を0.9上回る驚異的なタイムでした。

 ゴール前の拍手喝采が物語る通りの歴史的なレースでした。是非とも現地でこの目で見たかったです😢現地で見ることのできた人は一生ものの思い出になると思います。

2、桜花賞各馬ごとの振り返り

 では、各馬ごとにレースを振り返り今後に向けての展望を書きたいと思います。

1着 ソダシ

 白毛の綺麗な馬体でぬいぐるみが一瞬で売り切れるほどのアイドルホースですが、美しさだけではなく、レースの圧倒的な強さを身につけていることを改めて証明しました。

 好スタートをきり積極的レースを進め、直線では前に行く馬を捉えて、ゴールまで押し切る、まさにテン良し中良し終い良しという横綱競馬でした。

 道中3番手でしっかり折り合いをつけ、メイケイエールの作った前半5F56.8というハイペースの中でも惑わされることなく自分の競馬に徹しました。

 直線で抜け、ファインルージュ、アカイトリノムスメ、大外から猛追したサトノレイナスも振り切った内容は本当に強いとしか言いようがありません。

 今日の朝ハイペースの高速決着で馬の疲労面が心配ではありますが、オークスに向けては視界良好と言って良いのではないでしょうか。

2着 サトノレイナス

 桜花賞でも本当に惜しいレースでしたが、これはかったソダシの強さを褒めるべきでしょう。

 大外枠ということと、前のペースを見て後方でじっくり脚を溜めたルメール騎手の騎乗は流石だと思いました。直線で一気に伸びた時にはかわすかと思いましたが、僅かに及びませんでした。

 ただ、2着といえども負けてもなお強しの内容でした。舞台が東京に移るオークスでは、当然逆転の余地はありますし、東京コースも得意にしているので、こちらもオークスに向けては視界良好でしょう。

3着 ファインルージュ

 最内枠からソダシを徹底的にマークし、直線では内からソダシを追い込みました。福永騎手、完璧な騎乗だと思いましたが、ソダシとサトノレイナスの2頭は非常に強かったですね。

 単勝で買ってたので最後の直線では心の中で差せーーーと叫んでいましたが3着でした。ただ、このメンバーで3着は本当に立派な内容です。

 ただ、ファインルージュも決して大きな着差で負けたわけではないので、オークスに向けても当然楽しみが広がる内容ですね。桜花賞まで間隔を空けたのもオークスに向けては好材料でしょう。

 鞍上の福永騎手もシーザリオやローブデコルテなどオークスでは勝ち鞍があるので非常に楽しみですね。

4着 アカイトリノムスメ

 4着でしたが、積極的にレースを運び勝ったソダシとも大きな差のない内容なので、決して悲観する内容ではないと思います。

 1戦1戦ごとに持ち時計も縮めていますし、本当に使いつつよくなっていますね。さすがは、アパパネの仔だと思います。

 オークスに向けてですが、東京競馬場に替わるのは輸送も無くなりますし、この馬にとっては大きなプラスです。あとは、クイーンC、桜花賞と使っているので馬のコンディションをオークスまで整えられるかが大きな鍵になります。

 母のアパパネは、オークスでサンテミリオンと同着の勝利でしたが、仔のアカイトリノムスメはオークスでどんな走りを見せるか非常に注目したいです。

この1〜4着馬まではオークスでも非常に楽しみです。

5着 アールドヴィーヴル

 今日も馬体重がさらに減ってしまったのでもう厳しいかなと思いましたが、それでもこのメンバ相手に5着と掲示板は確保しただけあって力は非常にありますね。

 高速馬場で激走しただけあって馬の疲労面は非常に心配ではありますね。馬体重も減り続けているので、状態面次第では秋華賞に目標を切り替えるというのも考えられると思います。

15着 ソングライン

 流石にいきなりのGⅠでは厳しかったですね。ただ、決して1600Mはダメということはないと思うので、メンバー次第では重賞でも楽しみな馬です。

18着 メイケイエール

 勝つか大敗するかと思ってましたが、大敗の方に出てしまいましたね。横山典弘騎手、抑えきれないまま先頭に立つと56.8という超ハイペースを作りました。流石に馬もこのペースでは直線で脚がなく後退してしまいました。

 チューリップ賞で勝利したので、力はある馬ですが気性面は本当に難しいですね。この気性ではオークスは厳しいので、思い切ってスプリントの路線に切り替えるという手もありますね。

3、まとめとオークスに向けて

 今日の桜花賞は各馬力を出し切った本当に素晴らしいレースでした。勝ったソダシは本当に人気と実力を備えたアイドルホースだと思います。

 ただ、時計が非常に早いので、出走した各馬の中間の様子には注目したいところです。

オークスに向けては、各馬未知の距離になります。そんな中でも今日の桜花賞で1〜4着に入ったソダシ、サトノレイナス、ファインルージュ、アカイトリノムスメはオークスでも有力になってくるでしょう

 あとは、別路線組ですが、まず桜花賞の前9レースに行われた忘れな草賞を勝ったステラリアには注目ですね。高速馬場ながら勝ち時計の1分58秒は優秀ですし、距離が伸びて高いパフォーマンスを発揮したのでまず注目の1頭です。

 あとの注目レースは2週間後東京競馬場で行われるオークスTRフローラSですね。東京2000Mで行われるレース、オークスに向けて大注目です。去年フローラSを勝利したウインマリリンはその後オークスでもデアリングタクトの2着に好走しています。

  注目馬は、まずユーバーレーベン。阪神JF3着、フラワーC3着と好走しています。この馬に先着できる馬がいるかどうかオークスで構想できるかどうかの一つの目安になると思います。

 続いて、新馬とアルメリア賞と2戦2勝のオヌール。アルメリア賞は素質馬ジャスティンカフェに先着しての勝利なので、フローラSでもどんな走りを見せるのか非常に楽しみです。

  そして、前走東京2400Mのゆりかもめ賞を勝利しているパープルレディーにも注目です。オークスと同じ東京2400Mの勝利しているので、フローラSで2着までに入れば、オークスに向けて非常に楽しみな馬です。

 フローラSは、この3頭がまず注目だと思います。桜花賞が超高速馬場で疲労が気になるところなのでフローラS組にも注目です。

 今のところオークスは、桜花賞上位4頭と忘れな草小勝利馬ステラリア、フローラSで権利をとった2頭に注目しています。

 桜花賞回顧記事は以上になります。来週は牡馬クラシック第1弾皐月賞ですね。皐月賞の記事も書いていくので読んで予想の参考に知っただければ幸いです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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