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大阪杯回顧

 こんばんは。

 今日は、大阪杯が行われ、重馬場の中レイパパレが逃げて押し切り強い競馬を見せました。これで6戦6勝無敗でGⅠ勝利となりました。一気に日本競馬界の主役に躍り出ました。

 私の馬券は軸の◎コントレイルは3着に入ったものの、2着モズベッロが抜け外れてしまいました。申し訳ありませんでした。

 では、大阪杯のレース回顧をして有力馬の今後について話したいと思います。

1、大阪杯レース回顧

 レース前に雨が一気に強くなり、10Rを過ぎてから芝は重馬場になりました。雨が強く降り続く中、パドックでの周回、返し馬が行われ、この強い雨もレースの結果に大きな影響を与えた印象です。

12.4 - 11.1 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 12.8 - 12.2 - 12.1 - 11.6 - 13.1
上り 4F 49.0 - 3F 36.8 勝ちタイム2.01.6

 レースは、予想通りレイパパレがハナに行くと、2番手にハッピーグリン、サリオス、グランアレグリアは先団につけ、コントレイルは中団からレースを進めました。

 1000M通過は、59.8と重馬場を考慮するとハイペースだったと思いました。最終コーナーにかけてコントレイルがグランアレグリアと並ぶように位置を上げていくとサリオスも馬場のインをついて上がってきました。

 最後の直線に入るとレイパパレは、馬場状態のいい外に進路を変えて、3強に詰められるどころか、逆に突き放しました。最後は2着馬に4馬身差をつける圧勝劇。鞍上の川田騎手は先週のダノンスマッシュに続き2週連続のGⅠ勝利となりました。

 2着争いは、内でサリオスが粘り、外でグランアレグリアとコントレイルが伸びあぐねている中、さらに外から脚を伸ばした伏兵モズベッロが2頭を交わして2着に入りました。モズベッロは、道悪で行われた宝塚記念で3着にも着ているので馬場世帯が大きく味方しましたね。

 1番人気コントレイルがなんとかグランアレグリアを交わし3着に入りました。4着にグランアレグリア、5着はサリオスが入り、3強は3〜5着まででした。レースを勝利したレイパパレの強さが目立ちましたが、一方で競馬の難しさを改めて感じるレース結果となりました。

 では、各馬ごとにレースを振り返ります。

2、各馬ごとの振り返り

1着 レイパパレ

 川田騎手の逃げに出たお見事な騎乗と馬の成長が身を結んだ圧勝でした。5連勝の内容は良く、コントレイル、グランアレグリア、サリオス相手にも展開次第では十分相手になると思いましたが、まさか突き放して圧勝するとは思わなかったです。

 1000M通過59.8と決してスローペースに落として逃げたわけではないので、そのペースで逃げ、逆に追いかけた3強が苦しくなってしまいました。

 馬は、着実に力をつけていますし、この勝利で今後が本当に楽しみになりました。是非良馬場でもこの馬の走りを見てみたいですね。

 次走は、VM、安田記念、宝塚記念のいずれかになりそうですが、どの路線に進むにしても最注目でしょう。次走がこの馬にとっての試金石になるでしょう。

 今日の勝利おめでとうございます。🎉

2着 モズベッロ

 有力馬が捲る中、この馬は中団からコントレイルの動きを見るように上がっていき、最後は3強を全て交わし2着と好走しました。

 この2着の好走は予想できませんでした。去年宝塚記念で3着の実績がありましたが、かなり離されての3着でしたから、いくら重馬場に適性があるとはいえ、まさか3強全て直線で交わすことになるとは。関西圏で行われている重馬場以上の悪い馬場になると掲示板を外していないので、馬場が悪化する関西圏のレースでは注意が必要な1頭でしょう。

3着 コントレイル

 調教の動きも良く、当日の馬体重は+16kgでも決して太めには映りませんでした。

 レースは中団から進めることは想定通りでしたが、直線で失速したのを見ると仕掛けが少し早かったかもしれません。それでも、最後3着に入り3強の中では最先着したのは地力の証ですね。

 今回の3着は厳しいレースになりましたが、無敗の3冠馬になった馬。このままでは当然終われないでしょう。次走どのレースに進むかは分かりませんが、タフなレースだったので状態を見つつ慎重にレースを選んで欲しいですね。

4着 グランアレグリア

 グランアレグリアは、重馬場で体力が奪われたこともあるでしょうが、去年のような鋭い末脚は見せることができませんでした。

 決して2000Mがダメなわけではないと思うのですが、最後失速しコントレイルに交わされたのは距離経験だったのかもしれません。それでもコントレイルとは差のない4着にはきているので馬の力はあります。

 次走は連覇を狙い安田記念が濃厚でしょうか。マイル以下の距離では負けられないでしょう。

5着 サリオス

 5着のサリオスは道中3番手につけたのは想定通りでしたが、追い出してからレイパパレに逆に突き放され苦しかったですね。

 直線で内をつきましたが、馬場が悪化してうちでは伸びきれませんでした。最後は5着でしたが、この馬場状態と展開では仕方ないかなとも感じます。

 重馬場ではなく良馬場で是非リベンジをみたいですね。

6着以下の馬にとっては、馬場とハイペースで消耗戦になったというのも厳しかったですね。

 ここ2週連続荒れ馬場でのGⅠ開催になっています。来週からは、桜花賞、皐月賞と3歳クラシック戦線が開幕するのでなんとか良馬場で開催して欲しいですね。

 回顧記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。来週は、桜花賞です。上位拮抗の混戦模様なのでしっかり1週間考えて当てたいところです。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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