見出し画像

マイルCS最終結論

こんにちは。

今日は、秋のマイル王決定戦マイルCSが行われます。

グランアレグリアがこのレースでの引退を発表しており、そのマイル界を牽引してきたグランアレグリアを破って新マイル王が誕生するのか非常に楽しみなレースだと思います。

注目ステップレース、追い切りについては下記記事を参考にしてください。

1、阪神競馬場馬場状態について

まず開催が進んでいる阪神競馬場の馬場状態についてです。

昨日の芝のレースからピックアップしてみたいと思います。

阪神10R 尼崎S 3歳以上3勝クラス 2400M

ハロンタイム 12.9 - 11.3 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.2 - 12.0 - 11.8 - 12.0 - 11.3 - 12.4
上り 4F 47.5 - 3F 35.7 勝ちタイム2.24.9

逃げたのはタイセイモナーク。離れた4番手追走が人気のテイオーロイヤル。1000M通過は、1.01.1。

縦に長い隊列でレースは進み、最後の直線へ。直線では、外から伸びた1番人気のテイオーロイヤルが抜け出し3連勝で勝利。2着は2番手追走のニホンビロスクーロ。

勝ったテイオーロイヤルは、これは力勝ち。将来が非常に楽しみになりました。外伸びが1着、馬場の真ん中で粘った馬が2着という結果となりました。

阪神11R アンドロメダS 3歳以上OP 2000M

ハロンタイム 12.7 - 11.5 - 12.5 - 12.5 - 11.9 - 11.7 - 11.5 - 11.4 - 11.6 - 12.5
上り 4F 47.0 - 3F 35.5 勝ちタイム1.59.8

メンバー構成を見る限り、ハイペース必至だと思われましたが、1000M通過は1.00.1と思ったよりはペースは落ち着きました。

最後の直線は直線で狭いところをこじ開けて、馬場の真ん中抜け出したボッケリーニが勝利。2着は外からのびたラーゴムが復調気配を見せました。

→先週ほどではないにしろやはり外からの伸びは目立っていました。ただ、内の馬場を通った馬も決して伸びていないわけではないので、内を通った馬にも注意が必要だと思います。逃げ馬には多少厳しい馬場状態かもしれませんね。

2、マイルCSレース展開予想

続いてマイルCSのレース展開を予想します。

枠順、メンバー構成を見て逃げそうなのはホウオウアマゾンでしょう。最内枠を活かして自分のペースで粘り込みを図りたいところ。

サウンドカナロア、ロータンスランドも外から虎視眈々とハナを狙うと思います。この3頭が競り合う展開になれば早くなるかもしれませんが、3頭が競り合っていいことはないと思うので、ペースはミドルペースに落ち着くと思います。

人気馬の位置どりですが、基準となるのはグランアレグリアのポジションでしょう。勝利を狙うのであれば、グランアレグリアよりも後ろのポジションではとてもではないが、厳しいと思うのでグランアレグリアよりは前にいて常に先行したいでしょう。理想は、去年のインディチャンプとアドマイヤマーズがしたような競馬でしょう。

グランアレグリアは、天皇賞・秋では先行する形を取りましたが、元は差し馬、中団でじっくりと脚をためて直線で一気に差し切りたいところでしょう。

シュネルマイスター2枠3番からのスタート。これまでのレースを見ると後方でじっくり脚をためる形で直線で一気に差し切るのが、この馬のレーススタイルです。ただ、今回はグランアレグリアを見ながらというよりは内枠からのスタートなので、ある程度のポジションを取りにいきたいところでしょう。

サリオスも同じ2枠4番からのスタート。サリオスは先行力もある馬なので、積極的に好位を狙いたいところでしょう。大阪杯では、最内の悪い馬場を走っての5着、安田記念では状態面での不安で力を発揮できませんでした。今回は状態面では非常にいいですから積極的にレースを進めたいところでしょう。

インディチャンプは中の4枠7番からのスタート。インディチャンプも先行力はありますが、昨年とは異なり、今年は休み明けでの参戦。ポジションを取れるかどうかはなんともいえないところです。グランアレグリアよりは、前のポジションを取りに行くとは思いますが、位置取りを考えると好位の後ろあたりでしょうか。

グレナディアガーズは、前走は実質的にはトップハンデで中団から大外分回しの多少強引な競馬でしたが、それでも3着に持ってくるのですから馬の力は十分にあると思います。今回は前につけると思います。理想は、好位から早めに抜け出し押し切る朝日杯のような内容だと思います。穴馬の中では非常に面白いと思います。

ダノンザキッドは、状態面がよければ、先行競馬を選択し、勝ちに行くとは思いますが、そうでもなければ中団後方から脚を溜めて着狙いに徹するものと思います。そういう意味でも川田騎手のレース運びには注目ですね。

他の馬、カテドラル、ケイデンスコール、サウンドキアラは中団後方から脚を溜めて、先行馬直線で苦しくなるところを一気に差し切りたいところでしょう。

以上、各馬ごとのレース展開を見てきましたが、ポイントはグランアレグリアを基準に各馬がどんな位置をとるかでしょう。グランアレグリアより各馬前に行くことになれば多少先行争いは激しくなり、後方で脚を溜めている穴馬にもチャンスの芽は出てくるでしょうし、グランアレグリアを徹底マークする形になれば、直線先に抜け出すグランアレグリア目掛けての叩き合いになるでしょう。

3、マイルCS最終結論

では、これらの情報を踏まえてマイルCSの最終結論にいきたいと思います。

◉12 グランアレグリア

◉は色々考えましたが、やはりグランアレグリアにしました。中2週が気になるところですが、追い切りでは十分に動けていますし、このメンバーでは力は一枚抜けていると思います。

ルメール騎手も絶対負けないという超強気のコメントを出していますし、それだけ自信があるのでしょう。阪神競馬場のグランアレグリアの成績を見ると3-0-1-1という敗れたのは2歳時の朝日杯と重馬場で距離が合わなかった大阪杯だけです。去年のマイルCSでも前が塞がれて万事休すかと思われたところからの一気の末脚で勝利しました。

能力は非常に高いですし、是非とも勝利して引退の花道を飾って欲しいところでしょう。

◯4 サリオス

相手本線は、復調気配から久々のGⅠ勝利を狙うサリオスとしました。

今年に入ってからは、重馬場でさらに馬場の悪いところを通った大阪杯は5着、安田記念は状態が整わない中での出走となってしまい8着に敗れました。

去年のマイルCSは5着でしたが、終始外を回されて厳しい展開でした。それでも上がり3Fは33.1という上がり最速のタイムをマークしています。

やはり、力はありますし、ここでも十分に戦えると思いますし、今回は非常に楽しみです。

人気は、3番人気と思ったよりはしていますが、それだけ期待の高い馬なのでしょう。グランアレグリアを破る候補としては、1番手にあげたいと思います。

▲9 グレナディアガーズ

▲はこちらも思った以上に売れていますが、グレナディアガーズとしました。

前走の京成杯AHは、大外を回っての非常に厳しい競馬で3着、その前のNHKマイルCもハイペースでの早仕掛けで最後失速したことを考えると人気のシュネルマイスターとも大きな差はないと思いますし、好位置をとってレースを進めた時は非常に怖い1頭だと思います。

鞍上の池添騎手もここぞという時に持ってくる騎手なので、GⅠという大きな舞台での好走を期待したいところでしょう。

△3シュネルマイスター(毎日王冠の勝利も非常に強い内容。当然ここでも通用する下地はある。追い切りの動きも絶好調と言っていいでしょう。ただ人気にもなっており、シュネルマイスター以外に妙味がある馬がいました)13ダノンザキッド(追い切りは引き続き非常にいい動き。馬体重を絞ることができ、川田騎手が積極的な競馬をすればチャンスは十分にある)7インディチャンプ(追い切りの動きを見ると絶好調とまではいえませんが、この馬の実績を考えると無視はできない。鞍上の福永騎手も非常に怖い)

印はここまでとします。終わってみれば1~6番人気の馬に印を打ち形になりましたが、ここはグランアレグリアが崩れるようなことがなければそう簡単には荒れないと思います。

4、マイルCS買い目公開

最後にマイルCSの買い目です。

画像1

◉グランアレグリア軸に3連複で勝負したいと思います。人気馬に流すので、取りガミだけには注意して買いたいと思います。

参考にしていただければ幸いです。

記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?