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香港国際競争回顧

こんにちは。

前回の阪神JF、カペラSに続いて香港国際競走の回顧を行います。

今年の香港国際競走には3レースに日本馬6頭が出走し、うち2頭が勝利という日本にとては非常に良い結果となりました。

それでは、それぞれのレースを振り返ります。

1、香港スプリント回顧

まず、ダノンスマッシュが制した香港スプリント。第4コーナーを回ったところで日本馬のダノンスマッシュとタワーオブロンドンは外に位置どりました。人気を集めた地元のクラシックレジェンド、ホットキングプローンが苦しむ中、ダノンスマッシュがおsと空各馬をまとめてかわし先頭でゴールしました。

香港スプリント界の層は非常に厚く、このレースはダノンスマッシュの父ロードカナロア以来の勝利となりました。ダノンスマッシュは、4歳春から国内ではGⅠ勝利に惜しくも手が届かない状況が続いていしましたが、この勝利で嬉しいGⅠ初勝利となりました。また、父ロードカナロアとの親子2代での香港スプリント勝利となりました。

本当に強いレースでしたね。香港スプリント馬は本当に層が暑いなかで、それらの馬を破っての勝利は格別でしょう。来年度は、国内GⅠ勝利を目指して頑張って欲しいですね。

タワーオブロンドンは、直線で手応えがなくなり13着。こちらは、逆に苦しいレースとなりましたね。初の香港遠征で見えない疲れもあったかもしれません。今年に入ってからは苦しいレースが続いていますが、立て直して鋭い末脚が戻ってくることを期待したいですね。

2、香港マイル回顧

続いて香港マイルの回顧を行います。勝ったのは1番人気のゴールデンシックスティ、日本馬のアドマイヤマーズは直線で早く抜け出し粘りましたが3着でした。

レースは、予想通りビューティジェネレーションがハナを叩き、アドマイヤマーズは先団、人気のゴールデンシックスティは後方からレースを進めました。

直線い入るとインから連覇を狙いアドマイヤマーズが抜け出しましたが、後方からあっという間にゴールデンシックスティが抜け出し、2着のサザンレジェンドに2馬身差をつけて快勝しました。

勝ったゴールデンシックスティの末脚は本当にすごいですね。ペース、展開問わず差し切り勝ちを決めてしまうんですから。少し気が早いかもしれないですが、来年の安田記念でグランアレグリアとの対決が見てみたいと思わせて暮れるような内容でした。本当に圧勝でした。

2着のサザンレジェンドは、勝ったゴールデンシックスティからは2馬身差つけられたものの、最後はアドマイヤマーズを交わしての2着、まだまだ香港マイル界を引っ張っていく存在になるでしょう。

アドマイヤマーズは積極的なレース運びをしての3着は立派でしょう。サザンレジェンドには差されたものの、まだまだ力は衰えていないですし、来年も国内外の活躍に期待です。

5着のビューティージェネレーションは、このレースで引退ということで本当にお疲れ様でした。全盛期は、本当に強かった馬でしたね。

3、香港カップ回顧

最後に香港カップの回顧を行います。日本馬が3頭出走し、1番チャンスがあるレースだと思っていましたが、勝ったのはノームコア、2着に去年の覇者ウインブライトが入り日本馬の12フィニッシュとなりました。

スタート直後、ダノンプレミアムが行こうとするところを地元のタイムワープが予想通りハナを切り後続に3馬身つけて逃げました。4コーナーでダノンプレミアムが逃げるタイムワープを捕らえて先頭に立つところを内からマジカル、中からウインブライト、外からノームコアが脚を伸ばし、最後は外のノームコアの足色が勝り2着ウインブライトに3/4馬身差をつけてゴールしました。2着からさらに3/4馬身差の3着に1番人気マジカルが入りました。ダノンプレミアムはさらに2馬身遅れての4着でした。

日本馬3頭はどの馬も力を出し切り見せ場を作ったレースでしたね。勝ったノームコアは、前走は逃げて大敗してしまいましたが、自分の追い込みの形だとやはり強いですね。やぶった相手が、去年の勝ち馬ウインブライトと欧州の一流馬マジカルということを考えてもこの馬の地力は相当のものといえます。アーモンドアイ、グランアレグリア、クロノジェネシス、ラッキーライラック、デアリングタクトなど今年の牝馬の活躍は凄いですね。ノームコア自身はこれでGⅠ2勝目、来年以降の過通訳も非常に楽しみな内容でした。

2着のウインブライトは今年は中山記念、天皇賞・秋と結果はでませんでしたが、得意の香港シャティンでは巻き返しましたね。最後の末脚でマジカルに先着した内容はお見事でした。このレースをもって引退しますが、ウインブライトの仔が香港でGⅠ制覇となると親子3代での香港GⅠ勝利という偉大な記録が誕生しますね。思えば、父親のステイゴールドは香港で初GⅠ制覇でしたね。まず、無事に帰国できたようですし、ゆっくり休んでから素晴らしい仔をたくさん出して欲しいですね。

3着マジカルは決して良い条件とはいえない中での3着は力がある馬だと改めて示しましたね。欧州、香港と大きく崩れない堅実な走りは本当に素晴らしですね。

4着ダノンプレミアムは、天皇賞・秋同様に逃げ先行の競馬で力を示したと思います。離されての4着ですが、当日の香港が差し有利の馬場を考えるとまだまだ力は衰えていないですし、来年巻き返しがあっても全く不思議ではありませんね。

残念なのは、私が本命にしたフローレ、好位につけたものの直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れました。エグザルタントと好勝負を繰り広げた馬で上位の力はあるだけに今回は残念でした。ただ、来年以降も香港の国際GⅠレースは馬券発売されると思うので、中距離路線では、エグザルタントとともに名前を覚えておきたい1頭です。

香港国際競走の回顧は以上になります。触れていない中では、今回は馬券発売がされませんでしたが、香港ヴァーズについて少し書きます。勝ったのは、2番人気のモーグル。パリ大賞に続いてGⅠ2勝目となりました。香港のエグザルタントを全く寄せ付けずに快勝しました。これはまた今後に向け非常に楽しみな馬が現れましたね。

記事は以上になります。海外競馬も日本競馬とはまた違う面白さがあるので今後も注目してみていきたいですね。最後まで読んでいただき本当なりがとうございます。

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