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エリザベス女王杯最終結論

こんにちは。

今日は、下半期の中距離の牝馬決定戦エリザベス女王杯が行われます。

今回は最終結論になります。

注目馬、ステップレースについては、こちらの記事をご覧ください。

1、阪神競馬場馬場状態について

まず阪神競馬場の馬場状態について考えたいと思います。

昨日の阪神競馬場は良馬場でレースが行われました。火曜日にまとまった雨が降った影響もそんなに感じませんでしたね。

では、昨日の芝のレースをいくつか取り上げたいと思います。

阪神9R  岸和田S 3歳以上3勝クラス 2000M

ハロンタイム 12.7 - 12.0 - 12.8 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 12.6
上り 4F 47.6 - 3F 36.0 勝ちタイム2.01.1

1000M通過は、1.00.8。レースはスローに流れ、これは流石に前残りかと思われたところ、ゴール前に体制一変。大外から脚を伸ばした9番人気の伏兵スカーフェイスが差し切り勝利。2着は馬場の真ん中から追い込んだ3番人気のダノンレガーロ。3着も差し競馬に徹した1番人気のスカーフェイス。先行馬は粘れず。

阪神11R デイリー杯2歳S 2歳GⅡ  1600M 

ハロンタイム 12.7 - 11.4 - 11.8 - 12.8 - 12.6 - 11.4 - 10.5 - 11.9
上り 4F 46.4 - 3F 33.8 勝ちタイム1.35.1

逃げ先行争いは、隊列が固まるまで多少時間がかかりましたが、最終的に逃げたのは予想通りのプルパレイ。2番手にスタリングローズ、ソネットフレーズも先行集団を追走数r形でレースを進めました。一方、1番人気のセリフォスは後方から直線では大外を選択。

直線では、内でソネットフレーズが多少ごちゃつく中、大外からセリフォスが一気に伸びてきました。ゴール前は、セリフォスとソネットフレーズの一騎打ち。最終的には1番人気のセリフォスがクビ差先着しました。2着はソネットフレーズ。この2頭は非常に強く暮の2歳GⅠでも非常に楽しみな馬だと思います。

3着は伏兵カワキタレブリーが入りました。

→今の阪神の馬場傾向は時計がかかり、外差しがかなり効いている馬場状態と言えるでしょう。その点を加味して、エリザベス女王杯の予想を組み立てたいところです。

2、エリザべス女王杯レース展開について

メンバーを見ると逃げそうなのは、ロザムールかリュヌリュージュ。もしかしたら、ルメール騎手のレイパパレがいくかもしれませんね。

人気馬ではウインマリリンがレイパパレを見ながら先行集団好位で競馬を進め、アカイトリノムスメは中団で脚を溜めて直線勝負となるでしょう。

出方の鍵を握るのは、ウインキートス。それまでの先行競馬から前走は一転して差し競馬で結果を残したので、行くのか控えるのかでレース展開は大きく変わりそうです。

テルツェットは、後方でじっくり足をためる形となるでしょう。小回り競馬は非常に得意としているので非常に楽しみですね。

デゼルも後方からレースを進める形になるでしょう。前走は先行競馬で結果を残せなかったので、後方からレースを進める形の方がいいと思います。

各馬のレースの進め方について書いてきましたが、どの馬が逃げるにせよペース自体はそこまで上がらないと読んでいます。ただ、ウインキートスが先行集団につくと少しペースが速くなる可能性もありそうです。

ただ、スローペース予想といえども今の阪神競馬場は内目の馬場が痛んでいるので、後方から大外を通った馬の末脚が炸裂することも十分に考えれると思います。

3、エリザベス女王杯最終結論

以上のことを踏まえてエリザベス女王杯の予想にいきたいと思います。

◉3 アカイトリノムスメ

◉は秋華賞馬アカイトリノムスメとしました。今の3歳牝馬レベルがどうなのか言われていますが、この馬は牝馬三冠レースで桜花賞4着、オークス2着、秋華賞1着と非常に堅実な成績を見せました。

1戦毎に確実にパフォーマンスを上げていますし、前走からの上積みも十分に期待できると思います。追い切りの動きも3強の中では1番動いていましたし、今の内が傷んでいる阪神の馬場状態はアカイトリノムスメにとってはプラスになると思います。

管理する国枝厩舎のその辺りのローテーション選びは非常に上手ですし、調整力も非常にある厩舎なので連続の輸送も十分にこなせると思います。当日のパドックの雰囲気でテンションが非常に高ければ割引は必要ですが、現時点では3強の中では1番安定していると思います。

初の古馬牝馬との勝負、非常に楽しみでしょう。

◯6 ランブリングアレー

相手本線はランブリングアレー。前走のオールカマーでは伸びきれず7着と敗れてしまいましたが、春はヴィクトリアマイル2着をはじめとする大活躍でした。不良馬場で行われた中山牝馬Sを勝利しており、スタミナも十分に兼ね備えています。阪神2200Mも十分にこなすことができるでしょう。

今の阪神競馬場は時計も要し、差しも効く馬場状態は大きくプラスだと思います。追い切りも非常にいい動きでしたし、春のヴィクトリアマイルに続く好走を期待したいですね。

▲8 テルツェット

▲はテルツェット。前走のクイーンSの末脚はお見事でした。ヴィクトリアマイルこそ凡走に終わりましたが、この馬も小回りコースの方が力を発揮できると思います。

あとは、距離の2200Mをこなせるかどうかでしょう。

ヴィクトリアマイルは流石に時計が早すぎました。今回は早い時計の決着にもならないでしょうし、馬場状態はこの馬には向くと思います。

◉〜▲は差し馬中心に予想しました。今の阪神競馬場の馬場状態は先行馬にはやや厳しいと読んでいます。

△1レイパパレ(ルメール騎手の乗り替わりでどんなんレースをするかは未知数ですが、やはり最内枠からロスなく立ち回ることができれば大阪杯の好走もあるので非常に怖い存在。無視はできない)5ステラリア(前走の6着も休み明けを考えると悪くない内容。阪神競馬場も忘れな草賞を圧勝している舞台なので展開が向けば上位に来る力は十分にある)

印は以上になります。

無印にした馬について触れます。

ウインマリリン:やはり中間の状態の不安が追い切りでも出ており、かなりの割引が必要と考えました。力はこのメンバーの中では最上位も状態面と人気も加味して切りました。

ウインキートス:追い切りの動きは絶好調で、力も1戦毎に着実につけています。非常に怖い1頭ですが、札幌記念の凡走が気になるようにパワーを要する馬場でどこまで走れるのかというのは非常に未知数。かつ人気にもなっているのでここは思い切って外してみました。

デゼル:阪神巧者で実績があることは認めつつも、やはり前走が負けすぎなことと、距離も2200Mというのは少し長い気がしますね。人気はないので巻き返しを狙う手もありますが、そこまで印は回らなかったです。

以上、エリザベス女王杯の印についてでした。

4、エリザベス女王杯買い目

最後にエリザベス女王杯の買い目です。

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印を回した5頭のBOX馬券で勝負します。

◉のアカイトリノムスメの買い目は厚めに勝負。人気のないステラリアが絡めば高配当も期待できます。

馬券の参考にしていただければ幸いです。

予想記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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