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ダービー卿CT予想

 こんにちは。

 今週の中央競馬の重賞は今日中山競馬場でダービー卿CT、明日は阪神競馬場で大注目のGⅠ大阪杯が行われます。

 今回は、今日行われる荒れるハンデ重賞ダービー卿CTについて予想します。今回の記事は予想の印のみで馬券の方は買わずに見るだけで楽しみたいと思います。

 では、予想をしたいと思います。

1、中山競馬場の馬場状態と傾向について

 まず、レースの行われる中山競馬場の馬場状態についてみていきます。

 金曜日時点のJRAHPによる発表では、クッション値は10.0、含水率はゴール前12.4、第4コーナー12.9。良馬場発表ではありますが、クッション値は稍重に近い状態でしょう。今週は天気がいいですが、それまでが雨で馬場状態が悪い中レースが続いているので、今週も良馬場ながらも力はある程度必要な馬場状態になると思います。

 中山競馬場の馬場傾向についてですが、先週日曜日がかなりの悪条件なのであまり参考にならないので、2月下旬から私がまとめたデータからみていきたいと思います。

まず、

ペース傾向ですが、

ハイペースーミドルペースースローペース 14−20−13

逃げ先行決着ー先行決着ー先行差し決着ー差し追い込み決着

10(21%)ー6(13%)ー22(47%)−9(19%)

と、先行馬と差し馬による決着が約半分を占めており、今週もこの傾向はうづくかな思います。逃げ馬はゴール前の急坂で失速するケースが多く、追い込み馬は中山は310mしか直線がないので、最終コーナーを回ってある程度の位置にはいないと大外一気の追い込みは厳しいコースです。

2、ダービー卿CT出走馬について

 個人的に注目したい2頭、カラテ、ウインカーネリアンが共に回避してしまったので、残念ですがそれでも重賞、OPを好走している馬が揃いなかなか面白いメンバー構成になったと思います。

 さて、カラテ回避になると1番人気はスマイルカナでしょう。中山マイルでは、前走のターコイズSとフェアリーS勝利の実績があり、去年の京成杯AHで2着と中山競馬場マイルとは非常に相性がいいです。不良馬場の桜花賞で3着の実績もあり、力のいる馬場でも問題なし。このメンバーでは最有力候補でしょう。最終追い切りは、南W 5Fで69.2-53.7-39.2-12.0とタイム自体は地味ですが走り自体は非常によく好調は維持しているでしょう。

 今の中山競馬場の馬場は逃げには少し厳しいですが、それでも力のある馬は逃げ切り勝利はあります。今回は、トーラスジェミニがいるので2番手追走になりそうですが、直線に入りトーラスジェミニを捉えることができれば勝利は近いでしょう。ハンデは牝馬で55kgと実質トップハンデですが、それでも他馬とは大きなハンデがあるわけではないので、ハンデについては問題ないでしょう。

 他にも、去年NZT勝利の実績があり、鞍上にはルメール騎手をゲットしたルフトシュトローム、条件3連勝でこのレースに臨むテルツェット、先月の東風Sの1、2着馬トーラスジェミニ、ポンセルヴィーソなど注目馬は多数います。ハンデ戦なので穴馬にも当然注意を払う必要があるでしょう。

3、ダービー卿CTレース展開について

 メンバー構成を見るとハイペース想定します。逃げるのは、おそらくトーラスジェミニ、その直後に最内枠からスマイルカナが追走する形になるでしょう。ポンセルヴィーソ、アトミックフォースなども前に行きたいのでこの4頭が前を引っ張りそうです。

 人気馬では、ルフトシュトローム、テルツェット、カテドラルは中団から追走する形になりそうです。

 ハイペースで良馬場となれば勝ちタイムは、1分32秒台の決着になりそうです。

4、ダービー卿CT最終予想

以上のことを踏まえて予想したいと思います。

◎3ソーゲッタリング

 ◎は少し人気がないですが、ソーゲッタリングにしました。中山マイルで内枠をゲットでき、1枠2頭スマイルカナ、ポンセルヴィーソが前に行くのでその2頭の直後につけるレースができればこの馬にとってはレースがしやすいと思います。鞍上の川田騎手は先週の高松宮記念がを勝利し、好調なのでここでも積極的な騎乗を期待したいと思います。

 力のいる馬場もこの馬実績があるので、その点も問題なし、前走12着の大敗で人気を落とすならここは積極的に狙いたいところです。

◯1スマイルカナ

 相手本線はスマイルカナ。中山マイルで最内枠をゲットできたことは大きいですし、上でに描いた通り中山マイルでの実績、安定感ではこのメンバーでは抜けています。

 ただ、今回は人気でマークされる立場になりどこまで直線粘れるかが鍵になるでしょう。メンバー構成を見ると相手本線はこの馬だと思います。馬連や3連系の軸にするならこの馬から流すのが1番いいかなとは思います。

▲9テルツェット

 3番手は3連勝で重賞挑戦となるテルツェット。展開面を考慮すると差し馬にも流れは向きますし、3連勝の中身も非常によく初の重賞挑戦でも楽しみです。

 3連勝は東京と新潟と左回りで右回りの小回りコースで同レースをするかが鍵になりそうです。ただ3歳時にはミモザ賞3着、新馬戦でも勝利しているので中山も問題ないとみています。鞍上のデムーロ騎手も小回りの競馬場での乗り方は上手ですし、ここは期待したいところです。

以下△13トーラスジェミニ(前走の勝ち方は非常に強い。気分よく逃げればここでも好走期待)10マイスタイル(全く人気ないですが、調教の動きから1年ぶりでもいきなり好走しても不思議ではない。2年前の3着馬、一発を期待)

 予想はここまでとします。人気どころでは、ルフトシュトローム、ポンセルヴィーソ、カテドラルを無印にしました。

 ルフトシュトロームは、半年ぶりの実戦で鞍上ルメール騎手といえども過剰人気の感があります。京成杯AH16着からどこまで立て直せているのか未知数なのでここは様子見が妥当と判断しました。

 カテドラルに関しては、この馬は左回りに実績があるので右回りは厳しいかなと思います。

 ポンセルヴィーソも前走は、外から力強く伸び、去年の京成杯AH3着の実績もあるので好走してもおかしくはないですが、スマイルカナとの兼ね合いもありますし、ハイペースになると厳しいかなと予想しています。ただ、展開次第では勝っても全く不思議ではありません。

予想記事は以上になります。ここは馬券をかけませんが、自分の予想がどこまで当たるかみていきたいと思います。

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