共同通信杯について
こんにちは。今週の重賞🏇は、東京競馬場でクイーンCと共同通信杯、京都競馬場では京都記念が行われます。
その中で、今回は再注目したい東京競馬場1800Mで行われる3歳馬の共同通信杯について語りたいと思います。牡馬クラシックに向けて最重要のステップレースです。
1、共同通信杯注目馬について
まず、共同通信杯の注目馬について語りたいと思います。
①ステラヴェローチェ
今年のメンバーで実績No1は、ステラヴェローチェでしょう。不良馬場で行われた出世レースのサウジアラビアRCを圧勝し、スピード決着となった朝日杯FSでも2着と好走しました。馬場、展開問わず結果を残しているのはこの馬の強みです。
今回は、距離が200M伸びて初の1800Mのレースとなりますが、これまでのレースを見ていると距離延長は特に問題なさそうです。
注目馬が多数出走するこのレースを勝利するとクラシック候補の筆頭まで一気に評価が上がります。クラシックに向けてどのようなレースをするのか非常に注目したい1頭です。
②ディオスバリエンテ
高素質馬が揃う共同通信杯ですが、その中でも再注目したいのはディオスバリエンテです。母は、フローラS、京都牝馬S、愛知杯と重賞3勝し、それ以外の重賞レースでも好走を見せたディアデラノビア。兄弟には、ドレッドノータス、ディアデラマドレなど重賞馬も多数いる良血馬です。前走の高素質馬が揃う新馬戦を勝利し、2着のボーデンはその後の東京1800Mで行われた未勝利戦を1.45.2という素晴らしいタイムで6馬身差の圧勝という素晴らしいパフォーマンスを見せました。そうなるとディオスバリエンテにも期待せずにはいられないですね。あとは、1週前の調教の動きが少し重い気がしたので、最終追い切りの動きには要注目したいところです。
③シャフリヤール
シャフリヤールも高素質馬の1頭です。兄弟には、皐月賞と大阪杯のGⅠ2勝のアルアインがおり、GⅠ馬を多数輩出している菊花賞のおこなれた日の1800mの新馬戦を中団から差し切り、ヴィヴァンとの競り合いを制して勝利しました。2着ヴィヴァンは、その後の未勝利戦を快勝、離れた3着のサンライズゴラッソは未勝利戦で馬券に絡む好走を続けており、非常にレベルの高い新馬戦と言えるでしょう。1800Mの距離を経験している点も非常に心強いです。今回は、3ヶ月ぶりのレースで重賞挑戦になるのでどこまで馬体が成長しているかがカギになると思います。
④エフフォーリア
新馬戦、百日草特別と2連勝でこのレースに挑みます。東京競馬場の特別戦を快勝している点は心強いですし、2000Mを好走しているため、1800Mの距離短縮は問題ないでしょう。あとは、相手関係が一気に強化されるので、この馬の成長次第でしょうか。
この他にも、前走ベゴニア賞を勝利し、このレースに臨むキングストンボーイ、京成杯では全く伸びませんでしたが、新馬戦で高いパフォーマンスを見せたタイソウなど注目馬が多数出走予定となっております。
2、東京競馬場の馬場状態について
続いて、先週日曜日に東京競馬場で行われた芝のレースと今週の天気から馬場状態を予想していきたいと思います。
8R 4歳以上2勝クラス 芝2000M
レースラップは、
12.8 - 12.0 - 12.0 - 12.6 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.5 - 11.6 - 11.8
上り 4F 46.8 - 3F 34.9 勝ちタイム2.002
前半1000M通過1.01.5とスローペースに落として逃げる1番人気エレヴァテッツァ、そのままインで逃げ粘ると思ったところに馬場の外から4番人気セイウンヴィーナスが強襲し勝利しました。
9R ゆりかもめ賞 3歳1勝クラス 芝2400M
過去には、ブラストワンピースが勝利した出世レースの1つです。
まず、レースラップを見ると
12.7 - 11.1 - 12.8 - 12.9 - 12.3 - 12.4 - 12.7 - 12.7 - 12.3 - 12.0 - 11.2 - 11.8
上り 4F 47.3 - 3F 35.0 勝ちタイム 2.26.9
ルーパステソーロが後続を離して逃げる中、1000M通過は1.01.8とこの時期の3歳馬としては淀みなくペースが流れたか。直線、馬場の真ん中で脚を溜めた6番人気パープルレディが差し切り勝利しました。2着は、外からのびた1番人気レイオブウォーター。3着は1度は1000つに立ったものの最後に止まって差された2番人気サトノフォーチュン。
東京11R 東京新聞杯のレース結果についてはこの記事をご覧ください。
→最近の東京競馬場は高速馬場で前が止まらない印象ですが、今開催に至っては、外からの差しも決まっている印象です。ペースが早いと逃げ馬には、非常に厳しい流れとなり差し追い込み決着になりそうな印象です。
共同通信杯についての記事は以上になります。来週以降もこのように週末の重賞を1レースピックアップして記事にしたいと考えています。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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