劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星(2024)

私的星4つ★★★★⭐︎
タイトルは、五稜星とかいてみちしるべ

冒頭は、土方歳三に町田正徳が星稜刀を献上し、奇襲を受けるシーンから始まる。
殺害されたのは、斧江財閥の顧問弁護士だった久垣澄人(ひさがき すみと)。
犯人は斧江財閥の2代目当主・斧江忠之に縁を感じ心酔し、彼の意思を継いだ福城良衛(ふくしろ りょうえ)。

斧江財閥初代当主の斧江圭三郎は、土方歳三に心酔し、土方歳三に関連する暗号を残し遺産を隠した。その遺産は、当時の戦況を一変させるほどの兵器だと噂され、遺産を狙い、父が遺産を盗むのを辞めた理由を知りたい怪盗キッド、資金に困窮している斧江財閥3代目当主・斧江拓三、武器商人のブライアン・D・カドクラ、キッドキラーとして関わり、事件を追う江戸川コナン、服部平次たちが遺産の謎を追求していく。
またここに、医大生で居合いの達人と呼ばれる福城聖や、函館での交流試合に参加をしている沖田総司、服部平次と遠山和葉の恋路を邪魔しようとする大岡紅葉、北海道警察捜査一課刑事の川添善久などが関わってくる。

冒頭で爆発は無く、函館や北海道の観光名所が登場する。
唯一作中で殺害された久垣澄人は、斧江財閥の顧問弁護士でありながら、ドバイから持ち帰った打刀2振りをカドクラへ渡そうとしていたが、福城良衛に殺害される理由としては浅いような印象。
斧江忠久から遺産の破壊の意思を引き継ぎ、また息子の福城聖に託す、父と子の関係を描いた作品。
怪盗キッドも、父の過去の行動が気になり今回行動することになる。また、それを見守る初代怪盗キッドや、工藤新一と黒羽快斗の顔が似ている謎も解明される。


使ったアイテム
ターボエンジン付きスケートボード、どこでもボール射出ベルト、キック力増強シューズ、阿笠博士型気球

壊れたもの
斧江家のステンドグラス、怪盗キッドのモノクル、電車車両、道警駐車場に駐車されていた車、ターボエンジン付きスケートボード

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