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「旅行」と「生活」の境界線


そんなこんなで(省略)、マレーシアはクアラルンプール(以下KL)に来ています。

初の海外住み。
と言っても今月のみの短期滞在だけど。
観光するでもなく、普通に仕事をし、散歩をしたり食事にいったりする生活。

渡航するまでは「初の海外住まいだー!」ってちょっとテンション上がってたんだけど、今はすごく落ち着いている。
何ていうのかな、2日目くらいからすでに「旅行」している感覚がない。

もちろん知らない土地でGoogleMap先生に頼らないと右も左もわからないし、カタコト英語で頑張らないとコミュニケーションもままならないんだけど。
それでも落ち着いて”住んで”いる自分がいる。

そもそも
”旅行”ってなんなんだろう。
旅に行く?

一応辞書でひいてみた。

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【旅】の意味 出典:デジタル大辞泉(小学館)

•1 住んでいる所を離れて、よその土地を訪ねること。旅行。「かわいい子には旅をさせよ」
•「日々―にして―を栖 (すみか) とす」〈奥の細道〉

•2 自宅を離れて臨時に他所にいること。
•「あるやうありて、しばし、―なる所にあるに」〈かげろふ・上〉
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つまり固定した「自宅」ありきの概念。
イエステふらふら生活がもうすぐ1年になるし、すっかりその感覚がなくなっているということかしら。

そう言えば前回の家、大阪日本橋のシェアハウスにいた時は、
最初の数日、旅行のようなザワザワ感が抜けなかったのを覚えてる。
場所としては慣れ親しんだ場所だし、2,3ヶ月おきの移動生活も数件目なのに、初めての感覚。

おそらく場所じゃなくて、
久しぶりの”ひとり暮らし”だったせいだろう。

場所ではなく、生活スタイルや行動で自分の感覚って決まってるのかな。

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