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あの頃の「青」

いつからそうなったかもう覚えてない
あるいは、始めからそうであった。

「YES」と思っていた頃は
信じてまったく疑わなかった。

のちに、それらすべて「NO」と判明した瞬間
わたしは、「YES」のあり方すら知らない自分を知った。

そんなに悪い話ではなかった
だって、「YES」と思い込んでいたあの頃は
ひたすら、疲労困憊だった
だからか、肩からおろして
再び舞台へ上がる時は、すっきりしている。

清々しく、今度こそ、うまくやれるんだ。

でも、ときに想う
これで良かったのかッと。

遠くみえる青は、わたしに応えてくれない
でもいいんだ
あなたに答えなんて求めない
ただただ
見つめ続けていたかった。

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