64億の絶唱。

はい、まだ脇腹の骨が折れててサポーターで無理やり絞めてる僕です。
知り合いにはいませんが、女性が「さらし」巻く気分ってこんななのかな、とか思ってみたり。

今回は「未来展望」というお話というか。
我が業界も似た所あるからなぁ…って思ってのお話し。


64億。

画像1

これだけパっと出されて「あぁアレな!」って思うのは色々あるかもしれませんね。
パチスロの世界って2の倍数多いですからね。

1/8192の[GOD]を2連続で引く確率でも「67,108,864」6千7百万分の1。
1/8192の[GOD]を3連続で引く確率まで来ると「549,755,813,888」5千4百億分の1。
一気にかけ離れてしまいましたが。

今回のカギとなるこの「64億」とは。

とある企業の「1日の純利益」です、売り上げ、ではなくですからね。


その会社の名は「テンセント」


有名な話だと、スマホ版のゲームが突然ストアから消えたという事件、
「フォートナイト」の開発会社、Epic Games。
あそこの株を40%支配してる会社です。

Epicは米国の会社なんですが。
あれあれ、今中国と米国の仲って………。

そう、今ゲームの業界は中華マネーで大変な事になってるんですよね。

このEpicさんが作ったものに「Unreal Engine」というのがあります。
一定以上の売り上げが出なければ実質無料で配布されているプラットフォームなのですが。
「ストV」「鉄拳7」「FF7リメイク」ここら辺の人気ゲームで殆ど使われているんですよね。

いやまぁ、もう、めっちゃ綺麗で。
(文字書きの語彙力とは)


鉄拳7で気づいた方も居られるとは思いますが。
実はパチスロの液晶にも既にUnreal Engineは搭載されています。
パチスロ鉄拳4よりもはるか前に。

答えは意外な作品。

「燃えよ!功夫淑女ドラゴン」
17年の7月ですね。

今回は鉄拳繋がりって事でたまたま山佐さんになってしまいましたが。
って事は他のメーカーさんも液晶内、殆ど2DでなければUnrealを積んでいるかと。

劇場版アニメの一部も「背景だけUnrealで描いた」って作品が出始め。


いよいよ我が業界も楽観視出来ない所に来てるのでは、と思いますね。

6.1号機は「全面液晶が復活」という微妙な変更点もありましたが。
(ビデオリール演出とかいうらしいですね)

そのうち、
「6号機のノーマル280枚払い出し上限とか無理だー!」
「お、じゃあ出玉じゃなくて演出で魅せようぜ!」
「全面リールにUnreal Engineバーン! とのせて!」

とかお金だけはあるメーカーさんが思いつかない事を切に祈るばかりです。


って言うのも実は。
今このUnrealを作ったメーカーの最初に出したほぼ親玉会社「テンセント」、
今Youtuberを軒並み勧誘しては「口には出せない額」で自社の提携会社が作成した動画サイト、

「Mildom」(ミルダム)

なるものに引っ張り込んでいるらしい。
で、esportsの配信者さんが軒並みお引越しをしたらしい。
(格ゲー神、あのウ〇ハラさんまで)


「GAFA」の一角のAppleに続き、googleにまで喧嘩をし始めたのだ。
(Youtubeはgoogleが買収済み)


パチンコは日本独自の文化である。
それが本から動画という媒体、Youtubeに行くのは時代の流れかもしれません。
ただ個人的に、そこから更に媒体が「明々後日の方向へ」行かないで欲しいと思ってます。

だってあっち、お金持ってますからね。
一日で64億円の純利益を上げてるんですぜ。
1億位ポンと貰った演者さんとホールさんが暴走しませんように…。


やっぱビデオリール禁止にしましょう(苦笑)
っていうか、パチスロなんてリール3本と21コマの絵柄だけで戦えるんですから。
今のパチンコの台みたいに無駄な装飾とか液晶は止めましょうや…。

本当に遊技じゃなくて遊戯になってしまいますがな…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?