【本】数値化の鬼(安藤広大)
私は、「数字」を誤解していました。
数字は、人を苦しめるものでも、晒上げるものでもありません。
冷静かつ合理的に、理想とする未来へ進むためのツールなのです。
数値化こそが、成長への最短ルートであり、
誰から見ても解釈のブレがない、納得性の高い結果です。
真の要因である「変数」に気付くことのできる力を養うために、
目の前の行動ひとつひとつを数値化してみると、
気付いた時には大きな変化が起こっているかもしれません。
成長のカギは、客観視。
「仕事ができる人」、「急成長する人」の共通項は何か。
それは、数値化思考。
数字は、
とあるように、数値化=客観的事実 として捉えることができます。
数字は、現状と目標(理想)のギャップを見るものであり、未来のための手段なのです。
考えるべきは、「変数」
数値化していく中で、
「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」があります。
「変えられるもの」を変えること。
これが、やるべきことです。
「変えられないもの」に固執するのは時間の無駄、
「変えられるもの」を、変えられないと思い込んで見落としてしまうのは大きな損失。
考えるべきこと(変数)=変えられるもの
変数は、
①工数を分ける
②数字を数える
③なぜ?を繰り返す
ことで、行動レベルまで細分化して見つけることができます。
ちなみに、他人の成功論は「仮説」として、役に立つが可能性があれば取り入れる・シェアすることが、組織を強くすることに繋がります。
他人の仮説を自分で検証し、変数となればそれも自分の型となります。
「変数」について気を付けなければならないこと
自分に厳しくする視点を忘れず、より効果的な(影響の大きい)変数を見つけていくことがポイントです。
自分の課題(不足)と向き合うことこそが、成長への最短ルート
数字数字、というと冷徹な印象を持つかもしれませんが、
長期的に見れば
人の成長に寄与する最も効果的な手段なのです。
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