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初めての山

こんにちは。MIDORIです。
なんとまあ、前回の投稿から1年半ぶりです。
14回目です。
1年半しか経ってないことに驚きます。その間、炭窯を作ったり、出産したり。
いろいろなことがありました。

いろいろお話ししたいところですが、今回は初めて家族そろって山に来たお話です。

今、私たちは住まいの一部を直していて、私と子(以下、ないるさん)は長めの里帰り中です。相棒はガスも風呂もない山の家に残っています。

そんな中、ないるさんの山デビューがありました。
初宮参りです。相棒のゆうくんと相談して、お宮は自宅の裏にある山の神様にお参りすることに。
自宅から徒歩30秒。
自分たちで(主に、相棒と父ですが)掃除して、御供物を準備して、宮司さんをお呼びして御祈祷していただきました。
こんな風にできるんだなあ と。
こぢんまりしてるけど、想いのこもったお参りができました。

©️kenken 


裏山は私にとって、とても大切な場所です。
生活するための水が湧き、山菜やキノコが採れ、散歩をしたり、夏は涼み、時には友人たちとご飯を食べ、考え事をしたり、心が疲れてしまった時は包み込んでもくれる感じがします。
生活に必要な道具の材料も調達でき、たくさんの動物も住んでいます。

そんな山の神様に、ないるさんの誕生報告、これからの成長へのお参りができることがとても嬉しかったです。
お宮が維持されていることにも有り難さを感じます。

ないるさんが生まれ、山での生活を変えることは考えてはいなかったものの、周りに同学年の子がいなかったりすることに不安や心配が全くなかったわけではありません。

今回、一緒に初めてないるさんと山へ入り、虫や動物・無数の命の気配を感じ、
「ああ、ここでいいよね。ここがいいよ。こんなにたくさん仲間がいるじゃんねっ。これから生活を始めたら、そこで感じながら進めていけばいいんだなっ」
て、山に教えられた気がします。

3人で過ごす時間がたっぷりあるうちに、ないるさんがこの山とも愛着を築いていけたらいいなと思います。きっと楽しいし、時には助けになってくれると思うから。
ないるさんが話せるようになったら、ないるさんの考えも聞きながら。

一緒に山に入れたことが、想像以上に嬉しく、早く山に帰りたいし、どんな生活になるのか、より楽しみになりました。

©️kenken


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