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覚王山

こんにちは、大志です。

2020年3月に名古屋に引っ越してきてから
覚王山(かくおうざん)というところに
住んでいます。
覚王、とは「覚(さと)りの王」
つまりお釈迦様のこと。
お釈迦様の座する場所、ということで
覚王山と名付けられたとのことです。
日泰寺(にったいじ)という、日本で唯一
どこの宗派にも属さない仏教寺院があり、
そこには1900年にタイ(当時はシャム王国)から譲られた仏舎利(ぶっしゃり:お釈迦様の遺骨)が納められています。
今でも日本とタイの友好の象徴となっているお寺です。

ちょうど息子が小学校に上がるタイミング
での引越しだったので、名古屋の情報が
何も無い中、たまたま同じ川崎の事務所に
名古屋出身の同僚がいて、
「名古屋に異動になったんだけど、
子育て環境が良いところってありますか?」
と聞いたところ、
「それだったら覚王山一択でしょ!」と
ただその一言だけで不動産屋さんには
覚王山での部屋探しをお願いすることに
なってしまいました。
(直前まで住んでいた世田谷とそんなに
家賃が変わらない!!)

おかげさまで名古屋でも有数の高級住宅街に
住むことになったのですが、最寄りの
スーパーはセレブ向けのお店のため、
自宅から徒歩2分のところにあるけど
年に3回も行きません・・・

こちらで何度かご紹介した『不老園』の
ようや古くからのお店もあれば、
新しいおしゃれなお店もどんどん
オープンします。大通りから日泰寺までの
参道沿いはとても華やかな雰囲気です。

それにしても・・・
覚王山ナントカ、と名づければ
なんでも高い値段をつけていいと思っている お店が多くてウンザリします。
極めつけは『覚王山フルーツ大福』。
うちのすぐ近くに本店があり、一度だけ
頂きましたが、フルーツと大福が
「映え」という見栄のためだけに
お互いのよさを殺し合っている、
そんな気持ちになってとても悲しかったのを 覚えています。
(※ちなみに2023年10月18日で
覚王山フルーツ大福の『覚王山店』は
閉店しています)

今回は暗い話題ばかりでしたが、
もちろん、古くからのお店だけでなく、
最近出来たお店でも素敵なところは
多いですし、コロナ禍が明けて季節ごとに
商店街主催のお祭りが開催される
ようになっていて、本当に素敵な街だと
思っています。
洋食のひらき、シェ・シバタ、えいこく屋、
覚王山吉芋、とんかつわだ福、
バウムクーヘンのココトモファーム、
などなど、紹介したいお店がたくさん
ありますので、また書きますね。

名古屋に来られる際はぜひ覚王山に
足を運んでみてください。