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【歌みた】録音する際に気をつけると良いこと

ごあいさつ

はろー、DTMするぬいぐるみなのです🐤
普段は中の人の7D(ナディ)さんが、歌ってみたのミックスを受け付けてたりする、所謂ミックス師的な何かをしているので、何かご相談あったらDM下さいませって軽く宣伝しておくのです🐥

このツイートについて

今までも、個別にご案内したり、SKIMAの商品ページにも注意書きしてたのですけれど、なかなかご理解頂けないなぁと思い、自分の中で今一度ルールを決めてみたのです。

これでご依頼減っても別に致し方ないやのきもち。

ただ、投げっぱなしも難なので、じゃあどうしたら良いかについても併せて残して置こうと思って、まさかのNoteに投稿してみるぬいぐるみ🐤

以下、順番は適当に

対策云々

1.当方のお受け付け時、基本料で対応するのは「メインフレーズ1本」なので、フレーズ被りが発生する曲であれば、2Trackに分けて交互に録音して頂ければ回避できます。

また、ブレスやメロディの長さを意識すれば、分ける必要の無い被りも散見されますので、今一度、耳を澄まして原曲を聴いてみて下さいませ。

2.歌唱部分に被ったノイズは消せません。
録り直すのをおすすめします。

3.サンプリングした音声をならべる場合を除き、複数回の部分録り全部別トラック総勢何十Trで提出ドンというのは、流石に受ける側の負担が大きいため、お控え下さい。

ただし、上手く歌えたフレーズが複数あって、どっちが良いかのような場合はご相談下さい。

4.録音を始める前に、先ずカラオケの音量を下げましょう。
そして、再生機器の音量を上げて下さい。
そうすると、不用意なInput/Gainの上げ過ぎによる歪みは回避できます。

5.マイクの距離が異なる音源ですが、離れた音源の音量を同じくらいまで上げると、一緒に録音される周囲の音も大きくなります。
それが悪いのではなく、一定の距離をキープしないと、1曲の間で様々な距離感の音が収録されてしまい、不自然となりますので、ポップガード等を目安に、距離を保つという意識付けをしてみて下さい。

6.通常、MVで見るような、マイクにベタ付けするような距離で録音はしません。マイクに近づけば近づく程、低域の密度が高くなり、混ぜた際に浮いて聴こえる状態になりやすいです。
正直な話、声質や歌い方によっては、近づけないと薄い音になる場合もありますので、具体的にこれくらい離れましょう、とは言えないですが、基本は「自分が思っているより離した方が良い」です。

そして、その代わりに環境音に悩まされるので、レコーディングスタジオや防音室、マイク周辺を覆う反射音を抑える箱等の必要性が、ご理解いただけるのかなと思います。

7.歌唱補正については、元々が「微調整」を行う為のもので、音程の半音くらいの上下だけの補正なら、影響は少ないですが、全音以上の上げ下げやタイミング移動は音が変わるものと思って下さい。

実際、補正ソフトに通した結果、変化した音がどうしても気になるとの事で、最終的に納期変更の上、録り直しての対応になった事も多々あります。
※作業のやり直しの為、別料金をいただく形になります。

また、ビブラートについても、不安定に掛けるよりは、掛けない方が結果として良いものになる事が多いです。

タイミング補正については、前後の音の繋がりも影響する為、歌いだしのタイミングをずらすだけなら問題ないですが、前後の音が繋がっている部分の補正は、加工感が強くなります。

ですので、結局は「地力を上げて補正を最小限で済ませる」事が、一番の対策になってきます。
こればかりは、無理やり音を加工している以上、技術革新が起こらない限り、どれだけ有名な業務用ソフトを利用しても同じような結果となりますので、補正前提でご提出いただく場合は、予めご理解頂けたらと思います。

さいごに

以上、じゃあどうしたら良いのだろう?に対しての対応策でした。

最低限ではなく、最大限を目指したい。
私ができる事は、お預かりした物をから作り出す事だけ。

可能であれば後もう一歩、「録音する事」に意識を向けてみて頂けたら良いなって思います。

ほんと、歌ってみるのってむずかしいのです🐣


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