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新曲「また会うときに」2万字(嘘)インタビュー

7月末、都内某所(嘘)での独占インタビュー。
新曲「また会うときに」について楽曲の制作者である、ボカロP ロダに語ってもらった。

ー新曲「また会うときに」聴かせていただきました。
ロダ ありがとうございます。
ー今回の楽曲ではボカロイベントの[無色透名祭]へ参加されていましたが、どのような経緯で参加されたのでしょうか?
ロダ 元々はイベントに参加する予定ではなく、純粋に新曲として制作をしていたのですが、たまたまイベントを知ったタイミングが制作にも目処が立ってきたタイミングだったので、参加させていただく運びとなりました。
ーなるほど。
ロダ ただ、最初は開催日である7/28に間に合えばいいと思っていたのですが、7/19までに事前投稿が必要だったのでそれに気づいた時はちょっと焦りましたね。(笑)
ー初開催のイベントだったのでそのあたりの感覚が無かったということですね。
ロダ そうですね。ただMVが白背景に黒文字でタイトルと歌詞のみ、フォントも指定だったので動画の制作は悩まずできたことは助かりました。むしろ今後もこのくらいシンプルなMVにしたいくらいです。(笑)
ークリエイターによってはサムネイルも準備したり、歌詞の表示も凝った作りの方もいました。
ロダ いらっしゃいましたね。この条件が絞られた中で個性を出せる、そのあたりのセンスが自分にはないので、本当にすごいと思いました。

ー楽曲についてですが、制作期間としてはどのくらいだったのでしょう?
ロダ 6月中旬あたりから作り始めていたと思いますが、途中で謎のモチベ下がり期間があったので、なかなか苦労した記憶があります。7月の頭の時点ではまだギターを録ったりしてましたね。(笑) Twitterを見ると7/15に投稿してるようなので製作期間としては1ヶ月ほどでしょうか。
ー今回はコーラスの手法を変えられたと聞きました。
ロダ はい。今までは上ハモと下ハモを1つずつ入れていることが多かったのですが、今回は各2本ずつの計4パート入っています。それぞれを左右に振っている感じですね。広がりは出たと思いますが、完成したのを聴くと少し引っ込みすぎた気もしますね。その辺は今後の課題です。
ーそのほかのパートに関してはどうですか?
ロダ そのほかに関しては大体いつも通りですね。ギターもいつも通りって感じです。バッキングはダブリングで左右に振って、たいして上手くないソロを入れてって感じです。今回は全体的にうっすらとアコギのバッキングが入っています。
ーボーカルについては?
ロダ 今回もCeVIO AIの東北きりたんです。文句なしの可愛さですね。ほぼ調整無しくらいの感じですが、コメントで褒められていたので完全にきりたん自身の実力です。ちなみに自分は毎回ビブラート無効です。
ーミックス/マスタリングについてはどうでしたか?
ロダ はい。今回もAIの力を存分に使っております。iZotope社さまさまですね。自分で1からやるより、AIの結果を受けて微調整する方が破綻しない安心感があるので頼ってしまいますね。

ー最後に無色透名祭についての感想を聞かせてください。
ロダ 今まで投稿した楽曲よりも多くの再生回数をいただいたので、私のことを知らなかった人にも聴いていただける貴重な機会だったと思います。初開催のイベントだったこともあり、運営側には予想外の事態もあったと思いますし、クリエイター・リスナーもそれぞれに思うところもあったと思います。次回以降の開催があれば、今回の良かった点・悪かった点をそれぞれが反省して、よりよいイベントになっていくんじゃないかと思います。

ーありがとうございました。次回の作品も楽しみにしています。
ロダ ありがとうございました。


最期まで茶番に付き合ってくださった方がいたとしたら、ほんとにうれしいです(笑)
読んでいただきありがとうございました。

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