地元POG指名馬15頭
明日は当初ドラフト予定日でしたが、私を含む数名が時間が取れずオンラインでのドラフトも不可能ということで、今年は急遽15頭指名(種牡馬重複不可・海外・地方アリ)のリスト提出となりました。
予定では海外GⅠと国内GⅠを勝利して優勝です。簡単コメントを添えて。
父Tapit 母Sindy With an S
美浦・戸田厩舎
ブログでレビュー済みです。吉澤社長のTapitは2頭いますが、同厩でOP伏竜S4着の現3歳アメリカンフェイスよりも上ということで、これはケンタッキーダービーに行くやつ。温和なフロリダでかなり調教を積んできたそうなので、検疫明け即始動なら全日本にも充分間に合うのでは。ケンタッキーダービー狙い。
父American Pharoah 母Careless Jewel
リフレイム 美浦・黒岩厩舎
もうどこのドラフトでも大人気のようですね。山口ステーブルの山口社長は、昨年私がブログにアップしたOBSマーチのレビューでリンクした、後のカフェファラオのプレビューを見てAmerican Pharoahの成功を確信し、キーンランドで落札したとのことでした。これは走ってもらわないと。American Pharoah産駒で大成功している仕掛けがありますし、ダートならまず間違いないと思いますが、芝を走れる可能性も充分あると思っています。ケンタッキーオークス狙い。
父Danon Ballade 母Epica
バラードインミラノ 美浦・畠山厩舎
ブログでレビュー済み。こちらはアイルランドで調教を積んでから来日。サイズがないのはセールの映像からも予想していたものの、やはりデビューは早くても秋というタイプでしょうが、エプソムダービーには余裕で間に合う。追加登録も視野に入れて欲しいですね。ダートでも良いと思います←
父Exceed And Excel 母Ishitaki
ストーンフェンス 美浦・高柳瑞樹厩舎
noteでレビュー済み。ダーリントンホールの活躍でゴドルフィンの外国産馬は人気になっていますが、種馬で張るなら私はExceed And Excelです。藤原英昭厩舎の方と迷いましたが、ケープコッド路線を歩みそうなこちらで。
父Kitten's Joy 母Cat On a Tin Roof
栗東・藤岡厩舎
ブログでレビュー済み。藤岡厩舎で管理されたKitten's Joy産駒のアメリカンワールドは、喉さえ鳴らなければオープンまでは行けたと今でも思っています。配合のイメージからは、こちらはよりパワー型に出るのかなという印象。ホープフルSでGⅠ勝利だ。
父ディープインパクト 母レジェトウショウ
スマートルシーダ 栗東・音無厩舎
全兄スマートクラージュは非社台POGで指名。スマートクラージュは破天荒新馬戦からの未勝利勝ちで、素質は見せてくれました。その全兄よりも順調とのことで、音無厩舎であればマイラーとしての素質を開花させてくれるのでは。ミッキーアイルのような活躍を期待。
父ハーツクライ 母キャッチザカクテル
サトノアイ 栗東・須貝厩舎
noteでレビュー済み。noteを書いた時にはYステーブルの中の人には何も聞かずにピックアップしたのですが、私の予想通り合同取材の時点で脱北していたとのこと。これは穴で面白いぞと思っていたら、ドラフト前に入厩して存在がバレました← 馬は良さそうなので、それでも指名。
父ロードカナロア 母ブリーズドゥメール
ノブカナロア 浦和・小久保厩舎
山口ステーブル育成で前田亘輝氏所有のロードカナロア産駒が小久保厩舎に入るなら、それは指名してみたくもなるってもんですよ。キングカメハメハとTejano Runの組み合わせは、The Dancer=Kazadancoaの全姉妹クロスで、レディアルバローザ、エンジェルフェイスの重賞馬姉妹が出ています。
父キズナ 母インコグニート
エイカイファントム 栗東・藤原英厩舎
こちらのPOGで社台グループの馬を指名するつもりはなかったのですが、楽燕カップが順調過ぎてこの馬まで手が回らなそうなので。追分F生産→セレクトセール欠場→元イオン社長二木氏への庭先→早期入厩はいかにも感。プロフィール買いなので、母の年齢等はこの際気にしないことにしました←
父ダイワメジャー 母セクシーザムライ
クライマックス 栗東・角田厩舎
何をつけても走る、何をつけても牡馬が出る、何をつけてもダート馬になる、の三拍子でおなじみ名繁殖牝馬セクシーザムライ産駒、マスターフェンサーの半弟になります。デビューは芝の模様。仮に芝が案外でも、ダートで頑張ってくれるはず。でもできれば芝でおなしゃす。
父オルフェーヴル 母プレザンサプライズ
クラフトマンシチー 美浦・相沢厩舎
noteでレビュー済み。相沢厩舎×吉澤ステーブル×ステイゴールド系のトリプルニックス。出資の為の家庭内稟議を提出する用意があります。次の近況報告に注目。
父エピファネイア 母ベルルミエール
ミエノベルル 栗東・高橋亮厩舎
こちらも当初は楽燕カップで指名予定でした。母は元POG指名馬。里見美恵子氏の旦那様である里見治氏と公私ともにおつきあいがあった、故佐々木完二氏が当初所有されていたのが、ベルルミエールでした。完二氏がお亡くなりになった後はご子息が競走馬として所有されていましたが、繁殖牝馬としての権利は社台ファームが所有しているようです。セールを経ていないので庭先の括りになるのでしょうが、こうした経緯を考えれば半分自家生産馬に近いのでしょうか。母はメンタルが強かった馬で気持ちで走ることができたので、メンタルに課題が出やすいエピファネイアには合うはず。個人的な思い入れ指名です。
父リアルインパクト 母マヤノヴァイオラ
タックスリファンド 美浦・武井厩舎
JRAブリーズアップセール落札馬で、直で入厩しました。馬主はフィールドレーシング。プレビューはそこまで目立つ時計ではありませんでしたが、リアルインパクト産駒らしい豊富な骨量が印象的です。注目はやはりウインドインハーヘア3×4(母はウインドインハーヘアの直系)。今後レイデオロとディープインパクトを持つ牝馬との間で、数多く試行されていくことでしょう。その意味からも注目です。
父トランセンド 母レヴェトン
ブリクシア 川崎・高月厩舎
羽田盃馬ゴールドホイヤーを出した勢いのあるトランセンド、昨年はヴァケーションで全日本2歳優駿を勝つなど地方重賞4勝の高月厩舎、母は九州ダービー馬でGⅢチャレンジC5着の実績もあるスーパーマックスやザワールドを輩出。スーパーマックスは大好きな馬なので、その弟がこれだけ条件が整っていれば狙ってみたくなります。すぱっとPOGでも人気になるのでは。
父メイショウボーラー 母メイショウマンボ
メイショウイチヒメ 栗東・飯田厩舎
松本会長の大ファンなので、入厩しているしこれは指名せざるを得ない。・・・とのロマン的な理由だけではなく、ここ数年、代を経てまた存在感を増してきたタイキシャトル経由のHaloのクロスを含む、タイキシャトル
とメイショウマンボの緩やかな相似。母の配合のキーであるNureyev≒Numberをウェルシュマフィンで累進するなど、ロマンだけには留まらない配合的な面白さも。父の現役時同様、芝ダートどちらにも対応できそうな形で、情報こそ少ないもののかなり楽しみにしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?