見出し画像

【OZ式】よくある家庭内の子犬の事故と対処法

こんにちは♪Austrarian dog care adviserのHIROです。

今日は子犬を事故にあわせないための注意事項と対処法をお伝えします。

とっても楽しみに迎えたはずの子犬が、ケガや病気になったらとても悲しい思い出になってしまいますよね。特に子供の心にもそれは傷となって残ってしまいます。

大きなけがや事故は何パターンかに分類できるので、まずは予めそれを知ることでかなりの予防策になりますので、知識を入れておきましょう。

知ること安心することにつながりますよ♪

まず、大きく分けて家での事故は
・誤飲
・落下
・踏みつけ

の3つと覚えてください。

誤飲は床に落ちているものや、立ち上がって届く範囲にあるものを子犬が食べたり飲んだりしてしまうことで起こります。

多いのはタバコの吸い殻、やきとりの串、薬、プラスチック片、トイレシート、ティッシュなどです。

つまりこれらを子犬に触れないようにしておけば事故は起きません。

子犬は木が大好きなので、木のものはなんでもかじろうとします。それは昔野生で生きていたころには、子犬は歯が生え始めると近くにある低木をかじって歯磨きやむずかゆさの軽減として対処していたからです。

画像2

またそこで顎の筋力を鍛えることで将来の狩りにむけての準備をするんです。

なので、木材で出来た椅子や机の脚はほぼほぼかじられます。(笑)
我が家はほぼすべての家具を、子犬対策として足部は鉄やステンレスなどの金属のもので統一しています。

犬には人間の生活にあわせてもらっているので、出来る限り人間側でできる対策は犬と暮らす上で、必要になってきます。

画像1

誤飲に話をもどしますが、そうなると怖いのが爪楊枝や竹串、アイスの棒などの身近な細かい木でできたグッズです。

よくお父さんが爪楊枝やアイスの棒を置きっぱなしにしたまま寝てしまったりして、それを子犬が噛んで飲んでしまうということも起きます。

一番危険なのは焼き鳥の串です。あれは犬にとってはたまらない匂いやたれがついているので落ちていれば100%かじりますし、ごみ袋に入れておいてもそれを掘り出してしまうくらい嗜好性が高いです。

なので、我が家では焼き鳥の串はビニール袋に入れてそのままゴミ出しの日の朝まで冷凍庫で保管します。そしてごみを出す直前に冷凍庫からごみ袋に入れてだすという習慣をつけてください。

保管時の嫌な臭いもしませんし、犬に食べられる心配もありません。

画像3

あれを飲んでしまうと、そのまま胃やのど、腸などからとがった竹串が外に飛び出したりして悲惨な状況になるので、万全を期しましょう。

また、人間用の薬もかなり注意です。
小さくてあっという間に飲み込んでしまいますが、人間の体でもあの小ささでがっつり作用する薬剤ですから、犬が飲むと10粒一気に飲んでしまったくらいの強い作用になります。

画像4

胃薬などはまだいいですが、安定剤や向精神薬、血圧の薬などはかなり負担がかかります。実は私自身、10年ほど前に安定剤を机においておいたのですがそれを犬が遊びながらたべてしまった経験があります。

かなり心配しましたが、丸一日ほどクーンクーンとつらそうに鳴いて、おさまりました。しかし、かなりの負担をかけてしまったと今でもひやひやする想い出なので、その後は薬の扱いは厳重にするようになりました。

トイレシートやティッシュはそれ自体に中毒症はありませんので少し食べてしまったくらいなら、本人がつらそうじゃなければ様子を2日ほど観察して問題なければ大丈夫です。

しかし特にトイレシートは水分を吸収するとゼリー状に膨らむ性能があるので、大量に食べていると、腸閉そくを起こす可能性があるので、その場合は病院に行って診察をしてもらいましょう。

その他に、犬が食べてはいけないものがいくつかあります。チョコレート・玉ねぎ・ぶどう・キシリトール・鳥の骨などです。玉ねぎなどは犬は好んでは食べませんが、たとえばハンバーグなど嗜好性が高いものに紛れていると食べてしまいます。いずれも大量に食べない限りは様子見で大丈夫ですが、不安な場合はいずれの場合も獣医さんに診てもらいましょう。

画像5


次に落下による事故です。
一番多いのは、子供が抱っこしていて落としてしまうケースです。

まだ抱きなれていないのと、子犬が意外と瞬発力があることを知らないので、腕の中からぴょんとはねてそのまま地面に落下します。

とにかく小さいお子さんには、抱っこをしたい場合は床に座って抱っこをするお約束をさせましょう。

座った高さからの落下なら、ほとんどの場合ケガをしません。しかし立った状態からだと、頭を打った場合に最悪マヒが残ったり、死亡するケースがあります。椅子に座っての抱っこも安全なようで、そこから落下することもおおいです。

まだお子さんが小さいうちは、床に緩衝材となるプレイマットなどをホームセンターで購入しておくのもいいかもしれません。

画像6

最後にふみつけ事故です。
これはお子さんはもちろん、大人の方でも起きる事故です。

子犬は素早い動きで、足元にまとわりつきます。
特にスリッパズボンのすそなどが大好きです。

それはネズミなどの小動物を捕まえる本能からきています。

足がスッとすすむあの動きとスピードが、野ネズミの動きと同じで反射的に子犬は飛びついて捕まえる練習を始めます。

本能なのでそこは仕方ないですよね( ´艸`)
でも、歩く際に踏みそうになるし、転びそうになるし、洋服はボロボロになるので、そこはしつけとして「ダメ!」ときつめに叱ります。

それを繰り返しているうちに、足の追いかけは徐々になくなります。(本能なので気長に直していきましょう)とりあえずの方法としては、スリッパをやめる、裾の広いパンツをはかない、ゆっくりすり足であるく、などがあります。スリッパをやめてゆっくりあるくと、獲物としての動きからは遠ざかるので追いかけてこなくなりますが、5メートル進むのにもかなり時間がかかります。(笑)まあ小さいうちだけなので、そこも気長に。

そして踏みつけの一番危険な落とし穴は、振り向きざまの一歩です。

歩いているときは見えているので、注意していますが、何か作業をし終わって、たとえば手を洗い終わって、棚に食器を片付けて、からの振り向きざまに子犬は音もなく真下にいることがよくあるんです!

するとよけきれなくて踏んでしまう
またはよけようとして、大人が転んでけがをしてしまう

というパターンがあります。

是非、子犬がいる期間は、能の動きを身に着けてください( 一一)¥

画像7

進むのにも水平にソローリソロリ。振り返りざまもゆっくり回転。
あのイメージです。

美しい日本の所作にたちかえるというマインドで、子犬の踏みつけ事故を防止しましょう♪

とにもかくにも、子犬との暮らしが素敵なものになりますように。
そのためには、事前にできる対策をし知識をいれておく。という基本に立ち返りましょう。応援しています♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?