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現地初参加Pから見たシンデレラLIVE@10th千葉Day2

興奮冷め止まない。

 初めまして。からくちマスタードと申します。このような記事を書くのは初めてなのですが、どうしても書き残しておきたくなることがあったので。
 と言うのも、タイトルにある通り筆者は2021年11月28日に開催されたアイドルマスターシンデレラガールズ10thANNIVERSARY M@GICAL WONDERLANDTOUR!! CELEBRATIONLAND(千葉公演) Day2 に現地参加いたしまして。これが人生初のアイマスLIVE(現地)、いや初の大型音楽ライブだったもので。筆者自身そもそもプロデューサー歴がまだ1年半程度なもので新参者なのですが、そういう人の初ライブ参加レポ(特に最近Pになった人)って貴重なのでは? と勝手に思ってこの記事を書き殴っています。ちなみにこの記事はLIVEから帰ってすぐに執筆しています。鉄は熱いうちに叩けと言いますしね。なので文章の推敲とかもあまりやってません。熱気をアツアツのうちにお届けです。
 前フリが長くなりました。早速レポしていきます。
※筆者は早坂美玲担当Pですので、若干記憶・記述に偏りがあるかもしれません。あらかじめご了承ください……。

・始まる前から推し事(お仕事)

 びっくりした。
 まだLIVE会場の入場開始まで時間があるというのに、既に多くのプロデューサーの皆さまが集まっているではありませんか。

当日14:30(入場開始時刻の1時間半前)の会場前
奥までプロデューサーがびっしり

 まあ早く来るのはおかしなことではないのですが、アイマスのLIVEではここでプロデューサーたちの名刺交換会が始まるのです。
 何もかも初めての体験の筆者にとってはまずこの光景に圧倒されるばかりで。いや、ちゃんと名刺は用意したんですよ?

Pグリで。

筆者がPグリで作った名刺

 まずここが今回の反省点その1。Pグリで作ったはいいものの、紙の状態にしてこなかったんですね。
 ちなみにPグリとは公式からリリースされている名刺制作・交換ができるアプリ。一応念のため。
 勇気を出して何人かのPの方々と名刺を交換させて頂いたのですが、まだPグリは浸透しておらず半分くらいはこちらが一方的に名刺を頂く(Pグリを相手がインストールしておらず交換ができない)状態でした。

でもあったけぇ。

 そんな状況でも名刺を渡してくださったり、さらには筆者が美玲Pであることを知って「今日ソロ曲あるかもですね!」とお声かけてくださる方もいたり。本当に人が温かった。
 正直会場に着くまでど緊張していたのですが、少し肩の力を抜けました。
 あとは服装についても少し。自分は準備に時間があまり取れなかったので簡単な手作りTシャツを着て行ったのですが、やはりというか法被率。すごいね、あれ(写真撮ってくるの忘れた)。

筆者が当日来ていた自作Tシャツ(前)
筆者が当日着ていた自作Tシャツ(裏)

 次回現地の時は紙の名刺も用意していこうと決心しました。

・開演前からヤバい(語彙力Lv.1)

 まあそんなこんなで入場時間になりまして、連番者(奈緒P、同じく初現地)と会場内へ。アリーナ席での観覧でごぜーますよ。

すっげーーーっ!!(語彙力Lv.1)

 前日のDay1のリアルタイム配信で見ていた光景が目の前に広がっているのですよ! これだけでも初参加Pにとっては圧倒ポイント。舞台はまだカーテンが閉まっていて見れないけど、なんて言うんだろう、空気感がその、なんかすごかった。
 続々と埋まっていく客席を見ながら、「本当に現地で見れるんだなぁ」としみじみしていました(配信だと2021年1月のシンデレラHNY両日と同年10月のシンデレラ10th福岡公演両日を視聴しています)。ここまで来ると、来るとまで来たなぁと思ったり。

・現地でしか摂取できない栄養がある

 あっという間に開演時間でして。最初は恒例の協賛コールからです。これ自体も恒例だという程度の知識しかないです。かつてはプロデューサーがコールしてたらしいですけどそうなんですか?
 それが終わるとオープニング。会場のモニターにも配信と同じぴにゃこら太主演のムービーが流れているのですが、いやそれは今回話す内容じゃない。

音響エグいって。

 音楽イベントにも行ったことないのでこの音圧に対しての経験値が低いのですよ。内臓が震える。でもボルテージは上がってる。筆者のハコユレLv.は既に99.9。
 そして遂に舞台の幕が上がり最初の1曲目が始まるのですが、イントロがかかる前から鳥肌がブワーッて、すごいの。いよいよ舞台の全貌が目の前に現れて、シンデレラガールズの皆さまがお見えになるのですが……。

本当にいる……!

 某S氏じゃないですけど、本当にこういう感想。ちょっと距離があるので肉眼じゃ表情とかまでは捉えられないですが、それでも目の前に実在しているというだけで初心者にとっては割と事件。それからしれっと昨日と違う曲(「なんどでも笑おう」)から始めるのやめーや、心臓に悪い

※ここからLIVE本編のレポに入りますが、全曲書いてると記事が長くなりすぎるし、本稿のテーマ「現地初参加Pから見たシンデレラLIVE」から外れてしまうので一部ピックアップと総括でレポします。

 ちなみにちゃんとペンライトは用意していきました。多色発光のが2本に、公式の早坂美玲のやつ。あとUOサイリウムが5本。

こういうのがあると思い出になっていいよね

 ペンライトの使い方は前日のDay1のリアルタイム配信で予習してきたのでバッチリ。でも感動したのは、客席のペンライトの光。これがすごい綺麗なの。曲が変わると一気に色も変わるし、曲によっては曲の中で色が変わったり(今回だと「2nd Side」がこれ)とか。この一体感たまらないね
 今回はレギュレーションではコール禁止だったので、初参戦するには少しハードルが低かったのは事実としてあると思います。それでもここまで一体感が生まれるのは、さすが訓練された歴戦のプロデューサーだなと思いました。ペンライトのフリ合わせるだけで楽しいの。これは現地じゃないと味わえなかったものです。間違いない。

 ただしここで反省点その2。UOが余った。具体的には5本用意して3本余った。これに関しては使い所がまだよく分かってなかったから仕方ない。ただ∀NSWERやるなら早く言ってよ。外袋から出して用意したのにッ!

 ここで早坂美玲要素が出てきたので(?)担当目線でのレポも少し。ちなみに美玲ちゃんは筆者の1番最初の担当アイドルです。
 ご存知の方はご存知の通り本日の彼女と担当声優の朝井さんの出演曲は全体曲を除きすべてオリジナルメンバーで参加している曲を歌唱するといういわば「早坂美玲よくばりセット」というものでした。両日披露となった「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」、待望の有観客初披露のソロ曲「Claw My Heart」、突然襲ってきた「∀NSWER」と、どれも『強い』早坂美玲を表現する曲で、LIVEで聴くにはこれ以上ない選曲だった思います。マジでブチ上がった。
 これから早坂美玲を知る人には今日の映像を見せればいいと思います。たぶん魅力全部伝わる。というか自分自身が改めて「早坂美玲の担当でよかった」と思えたのが何より大きいです。「これすき」は大事ですからね。次にいつ聴けるかわからないClaw My Heartを聴けたのめっちゃ嬉しかった

 話を戻します。戻すというか、まだ「なぜP歴1年半で現地参戦を希望したのか?」という話をしていなかったのでその話をしましょう。
 ズバリ答えると先ほど語った2021年1月に開催された「シンデレラ Happy New Yell!!」のLIVEをオンラインで観たのがきっかけだったんです。筆者はまだ当時そこまでCDを買ってなかったし、デレステでも大体同じ曲をずっと叩いていたので、曲も(デレステ実装曲に絞っても)半分以上は知らない、なんていう状態でした。そんな中でふと「早坂美玲と朝井さんが出演するから」という理由だけで観たHNY Day1からかなり変わったと記憶しています。持論になってしまいますが、筆者はLIVEを観る最大の目的は「今まで知らなかった曲やアイドルを知り、新しい魅力を発見する」ことだと思っています。殊更、デレマスはユニットの縛りが緩いので変則メンバーでの披露が当たり前にあるのはとてもいいと思います。実際、このLIVE以降筆者は多くの曲を聴き、多くのアイドルのファンや担当になったりしましたし、元々観るつもりがなかったHNY Day2の配信チケットを結局買ってしまいました。なんなら円盤まで買いました
 まあそこまでしなくても、とにかくLIVEは「まだよくわからないよう」という人も満足に楽しめるものだと思います。

しかし今回は違う!!

 この長き10ヶ月をかけてかなり予習をしてきました。全曲フル音源を買って聴くのはハードルが高いので、デレステ版だけのもありますが、それでもかなり知識をカバーできて「あっこれ○○じゃん!」とイントロで気づくことも今回は多かったです。
 それでもほぼ初めて聴くような曲は出てくるのですが、それはそれでヨシ。新しい曲を知れたんです。感謝。
 ペンライトの振りも次回はもっと良くなってると思います。余裕があったら過去のLIVE映像を観るのもいいですね。というか観たいけど諸々の事情で手が出せない状況なんです。これはまたそのうち。

・情報量が多すぎた業務連絡

 さて、気がつけばLIVEも終盤。アンコールが成立して業務連絡のお時間です。デレマスがちょうど10周年を迎えた日の発表ということで多くの期待が集まっていましたが、えーっと何があったっけ……。
 1番会場がどよめいていたのはやはり突如始まった謎のアニメ。いやまあ見ればヴァルキュリアであることは分かったんですけど、なんかアニメの最終話みたいな展開を何の解説もなく見せつけられたあとに「2022 春 全編公開」ですよ(文言はちょっと違うかも)。もう何が何だか。会場もざわざわしていました。そりゃそうでしょう、なんせ190人全員出すとか言い出したんですから。しかも公開された映像は冒頭なんですって。もうわからない。
 個人的に1番衝撃だったのはこれですけどね。

このかつて孤独だったsilhouetteは……?

えっ、「早坂美玲よくばりセット」におみやげをつけてくれるんですか!?

 ええそうですとも。まあ間違いなく早坂美玲でしょう。ちなみにこれを現地で見た筆者はその場で嗚咽と共に崩れ落ちました(ガチ)。今日は早坂美玲の日だ……。
 普通に美玲Pとしていいもの見せてもらったのは身に余る光栄です

・おわりに

 以上がざっくりとした現地初参加Pとして(一部違う内容もありましたが……)のシンデレラ10th千葉Day2のレポとなります。他にも積もる話はありますが、それはまたの機会に。
 最後にこれだけは言わせてください。シンデレラガールズの10周年記念日に立ち合わせていただきありがとうございました
 これはスタッフや出演者の方々だけに向けた言葉ではありません。ここまで10年間、筆者がここに飛び込むずっとずっと前からプロデューサーとしてコンテンツを支え、アイドルをプロデュースされてきたすべての方々にもお礼を言いたいのです。ここにきてメタ的な話になりますが、コンテンツは人がいないと成り立ちません。現に過疎化により泣く泣く消滅していったコンテンツはいくつもあります。そんな中で、10年も続けられるというのはそう簡単なことではないはずです。もしシンデレラガールズが続いていなかったら、筆者がシンデレラガールズでプロデューサーになることは無かったでしょうし、このようなLIVEに参加することも、同僚として他のプロデューサーの方々と交流することも無かったでしょう。筆者も今やデレマスなしの生活が考えられないくらいにはグッズを買っていますし、のめり込んでいます。

我が家の御神体
気がつけば物が増えていた

 だからこそ、この記念すべき日を多くの先輩プロデューサーの皆さまと祝うことができたこと、とても嬉しく、光栄に思います。
 そして、筆者の私もそこにお力添えができれば嬉しい限りです。

 ーーなんて、ちょっとしんみりすぎる? 真面目すぎ? いやいや、これも本心ですからね。
 執筆時間も押しているので今回はこの辺りで失礼させていただきます。気が向いたらまた何か記事を書くかもしれないですね。分かりませんが。

 それでは締めとしてアレをさせて戴きます。会場で言えなかった分です。


これからもアイマス!

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