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猛暑関連銘柄は今からまだ間に合うか - ロート製薬

暑い日が続いています。
猛暑関連銘柄の例は以下の通りです。
6755 富士通ゼネラル エアコンメーカー
4527 ロート製薬 日焼け止め薬
7649 スギHD 薬局
4578 大塚HD ポカリスエット
2501 サッポロHD ビール
2502 アサヒグループHD ビール
2503 キリンHD ビール

今回はこの中からロート製薬について調べてみます。
ロート製薬と聞いて多くの人が思い浮かべるのはメンソレータム薬用リップや、目薬でしょうか。
会社のホームページhttps://www.rohto.co.jp/を開くと企業理念が出てきます。

次にどんな事業があるか確認します。
今回はたくさんある事業の中からヘルス&ビューティ事業のスキンケアを確認します。

日焼け止め関連の商品がたくさんあります。

夏場によく売れて、会社に注目も集まりそうですね。

続いて、株価を分析していきます。
まずは1999年12月末~2020年12月末までの約21年分の株価推移を表にしてみます。

21年で株価は10倍近く、堅調に伸びているのがわかります。
次に、月別に株価の伸び率に傾向があるかどうかを調べるため、1月(12月末終値で株を買い、1月末終値で株を売る)~12月(11月末終値で株を買い、12月末終値で株を売る)場合の増減率を計算し、21年分の平均±標準偏差をグラフにしてみます。

株価の増加率が高い順に並べると6→5→8→9月となり、明確に夏場に株価が上がりやすいことがわかります。一方、猛暑であっても7月は平均値がマイナスになっています。
ということでこれまでの21年間の傾向では4月末にロート製薬の株を買って、6月末に一旦利確、7月末に再度株を買い、9月末に利確すると勝ちやすいといえます。エラーバー(標準偏差)を見てもらうと、確実に勝てるわけではないことがわかると思います。12月と2月は平均値がマイナスになっています。猛暑関連銘柄だと言えそうです。
考えられるシナリオは「4月末から6月末の2ヶ月間気温が上がるとともに株価が上がり、7月に利確売りが入り一旦調整するがその後、7月末から9月末の残暑が厳しい間の2ヶ月株価が上がる」です。

買いのタイミングを決めるには、直近の決算、信用買売の残高や機関の空売り状況の確認、最近の出来高確認等、やらなければいけないことが他にもあります。
投資は自己責任でお願いします。

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