IOWN構想所感

NTTが発表して既に数年経過しているIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想について

Optical…光学 連想する領域の例は以下
・望遠鏡/顕微鏡
・光ファイバー
→結局ネットワークが建物間からE2Eになるだけでしょ?そんな変わるかいな、が普通の反応

NTT APN IOWN 1.0 の提供開始(2023/3)
https://group.ntt/jp/csr/group/iown.html

本当に革新的だと考えているのは2.0以降の光電融合ボード/チップによる
既存のSi半導体のパラダイムシフト
IOWN2.0以降で熱的制約の突破、省電力、うっかりワイヤード論理接続が存在しない動的再構成可能なFPGAが可能になったり…これはちょっと遠そう?

背景:
・従来の半導体はプロセスノードの微細化とそれによる集積…いろいろ限界
・所謂ノイマン型、プログラム内蔵方式が命令のフェッチやデコードの時間かかる面で不利、同じことやれるならハードウェアロジックでやった方が速い
・FPGAのエコシステム進化で動的再構成FPGAが盛り上がっていくと不可逆的な大勝利が見える
・光再構成型ゲートアレイの研究の蓄積と盛り上がり
・日本の光学産業の強さ

結論:
NTTのGAFAに挑むというチャレンジは現実味ある…彼らの基盤の技術で先行するから
実際時価総額とかで超えそう?…そうなる気はしてない
 100兆円も、現状もありつつ流石に現実味ないか?
  NVIDIA捲るを目標とするとそれはありそう=100兆円ありそう
 友達作ってみんなでやろう共存共栄が過去のアレコレを顧みた戦略
 エコシステム中心のIT/ICT環境



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