オクトラ2の記憶が新しいうちに

GW中何か新しいタイトルやるかぁということでsteamで購入したオクトパストラベラー2、80時間程度でエンドロール到達して感想だったり思い出だったりを書き残しておきたいと思い入れが募り、それを残す。ネタバレあるかも。

1.仲間集め
まず主人公はキャスティを選んだ。前作を遊んでいないためシステムもよく分かっていない中で、理由は正確には覚えていない。RPGで厳しい辛いとなる原因は回復要員の不在が原因と相場は決まっていること、マップ中央付近で冒険ルートを選べること等と思われる。冒険ルートは概ね西大陸反時計回り、東大陸時計回りで仲間を全員集めてから本格的なストーリーを開始した。主人公キャスティは良いぞ。

2.ストーリー進行パーティ
仲間集め順序の前4後4からヒカリとオーシュットを入れ替えたのみ。パーティ構成理由は、前4人で一通りストーリー完了してから装備を渡して後4人のストーリーを進めるつもりで、店売り装備に突っ込む金を稼ぐために金パで組んでいた。アグネアは将来的な全体化集金、オーシュットは捕獲、パルテティオは雇ったりベースジョブの集金で活躍。25レベルくらいで10万円集めて船買ってEXPアップのアクセサリーを拾ってレベル上げ&ストーリー本格化といった流れ。
C:キャスティ P:パルテティオ A:アグネア O:オーシュット
H:ヒカリ O:オズバルド T:ソローネ T:テメノス

3.各キャラストーリークリア後~エピローグパーティ
クロスストーリーとエキストラステージのカップリングの組み合わせ都合もあり組み換え。前者が主に物理、後者が主に魔法のパーティにバランス良く組みあがった。特にこだわりが無ければこの二人組の組み合わせでパーティを組むことをお勧めする。
C:キャスティ=O:オーシュット、A:アグネア=H:ヒカリ
T:ソローネ=T:テメノス、O:オズバルド=P:パルテティオ

4.キャラクタ思い出
C:キャスティ

黒い噂のある薬師団の、記憶喪失のメンバーとして開幕。戦争兵器として動いていたのかなとか、反面本来の役目を果たす一面もあったりするのかなとか、想像しながらストーリーを進行していた。想像は合っていたり違っていたりしていたが、世界観に先入観がないという意味ではプレイヤーとキャスティは同じ状態であるためにストーリーテラーとして優秀だった。かつ単体のストーリーではどう考えてもハッピーエンドとなりえず全員のストーリーを追う動機づけを与えてくれるという意味でイントロダクションとして優秀だった。
性能的にはHP回復・バフ・手数(BP)による打撃力を同時に全体にばら撒く無二の便利屋。前4人のパーティにおいてはキャスティ無しで倒せなかったであろうボスは多い。キャスティのラスボスは状態異常をバラ撒くが、これに対するメタは組むのが難しく5回~10回程度はゲームオーバーした。普通の敵なら雑に勝ててしまうくらいの強さに対する挑戦としてとても面白かった。手数を使ってブレークすることで相手のアクションを止められる半面そこに手数を使うとブレーク後の火力が出せないジレンマ、迫るタイムリミット、倒しきるための渾身の火力でまだ倒れない…これを何度も打開するキャスティの底力。主人公に選んで本当に良かったし、主人公はキャスティだと思っている。学者ジョブで一応属性攻撃要員を兼ねた。

O:オーシュット
捕獲と解体で得られる肉が中盤まで金策として優秀。捕獲した魔物をけしかけて攻撃するのが割と便利。相棒のフクロウは空気。器用貧乏に育てたがそもそもベースが便利屋、キャスティママの便利屋パーティとしてはそれでよかったし、火力はそれなりに出てた。1章見た時点でラスボスはお察し、ストーリーは難しくなくゆるいが世界観的に重要というのもなかなか良い。狙い撃ちの多段攻撃便利。盗賊ジョブでデバフ要員を兼ねた。

A:アグネア
唯一世界観というか全体ストーリー上のラスボスと個人的に関係がない人。関係なくは無いんだけど基本的には関係ない。ジョブの踊り子は性能的に微妙だけどキャスティママパーティ的にはそれでも問題なし。ラスボスのドルシネアが妙に強くてラス2まで積んだ。ドルシネア以外のボスはあまり記憶ない。ボスのいない章もあったしそもそもある程度レベル・ステ差で問題なく倒せた。複数回攻撃とか、そういうの欲しかったね。バトル中?後?のセリフ「それがスターだね!」が好き。さわやかな気持ちになる。神官ジョブで回復バフ要員を兼ねた。

P:パルテティオ
初期キャスティパーティの便利屋3。各キャラのストーリーラスボス攻略後、流石に器用貧乏パーティ過ぎるとしてヒカリと交換したが、それまで剣士でメイン火力を務めた。最終的には魔導士で緊急回避ばら撒く要員。
オアーズラッシュがキャスティスポーンのカナルブラインに近いこともあり最初に仲間にしたパル公のストーリーはキャスティと並行して進めており、アグネアオーシュットのストーリーはキャスティパル公の最終章からスタートしている。パル公のボスはシンプルにダメージが大きく事故死でBPロス、挙句ゲームオーバーとなる印象。3章とラスボスでそれぞれ5回くらいゲームオーバーしたかな。ゲームオーバーするくらいの強敵とのバトルは面白いからOK。
ストーリーはアグネアと同じくらい全体ストーリーとあまり関係ない。船の出資者(の体)くらい。蒸気機関の時代に帆船、銃が存在しない世界線、あまり気にしない。敵対した商売人全員仲間に取り込んでいく、そういう意味では王道で一番器の大きさを思わせるザヒーロー好き。

H:ヒカリ
戦場に出ている演出を初めて見た剣士。後半4人のストーリーはほぼ並行して1章から順繰り進行したが、ほぼ紙芝居のストーリーシーンの中で砂漠と東アジア建築のコントラストの美しさにハッとした。「押し通る!」アシタカ様ってはっきりわかんだね。憑き物含めて半分ネタキャラだけど世界観にはマッチする。ライ・メイネキ「おおおおおッ!」ラスボス以外、前4人で探した強い武器防具の使いまわしなので印象無い。ムゲンは3連戦なので負けたらしんどいなぁとは思ってた。エクストラストーリーではウェポンマスターの雑な6連撃でお世話になりました。手間かけた魔法より雑に撃つ6連撃の方が強い悲しみ。

O:オズバルド
畜生学者ハーヴェイの犠牲者。最終的にうっかり究極魔法を習得発言させてしまう、演算云々以上に幸運の持ち主。ストーリー中で魔法の産業利用みたいな話がパル公関連ででも出ていないのは残念ではある。話逸れすぎるから仕方ないが。テメノスもそうだけど、ラスボス関連のストーリー上の関与者であり、他のキャラクタのストーリーの背景・伏流としてのメインストーリーがオズバルドのストーリーを介して明かされるという意味で重要人物である。大魔法化、特大魔法化に準備(BPとターン数)かかるのが面倒でうっかり事故死すると時間の無駄という悲運。ウェポンマスター付けたこともあったけど最終的に発明家か何か。

T:ソローネ
ソローネは英語throneのロマンス系・イタ語読みなのか、意味は継ぐ者。生まれた時から大層ご立派なお名前。殺しを厭わない盗賊なのに人の好さがありつつ盗むの大好きなどんな性格やねん娘。首輪があろうとなかろうとファザーとマザーの娘であることからは逃れられない。私の記憶では生みの母は二人の人物から私がやったと発言があり、それが本当はどちら/どのようだったのかは真相が不明瞭なままである。エピローグ後もどこ行く何するが不明瞭であり、それが残響として心に残る。

T:テメノス
ホームズ君よろしく探偵のように動くストーリー、前4人パで東大陸の主人公枠と思っている。前4人パではストーリー上の関与者として出てこない聖火教会の人間であり、キャスティのラスボスが焚火しているところで黒幕が聖火教会(カルト?)かと想像しながら進めていた身としてはそういう感じですかーと種明かしされる感覚で進めていた。逆に言うとテメノスのストーリーはラスボスに直結するメインストーリーであるので、これを先にやっていると他のキャラクタのストーリーの理解は捗るとしても、それらが場合によっては枝葉であることが自明となるためにストーリー進行のモチベーションを下げかねないとは思った。ひ弱そうだし主人公に選ぶ人はあまり多くないと予想、それでいい。
雑に撃つ光魔法は割と火力出るし弱点付きやすく、SP自活できるしSP500から放つ神聖魔法で99999割と簡単に出るすごいやつ。

5.エンドロール後のそれぞれの道
役職・役割である程度その後の道は見える。ただの妄想。
キャスティは赤十字創設、オーシュットはケノモナナシ両島の顔役、
アグネアはスター、ヒカリは国王、テメノスは教会のフィクサー、
オズは引き続き学者、パルと共に産業発展に貢献
勇者兼実力者権力者が旧友として結託する中、ふわふわ浮いているソローネ。案外法律家とか合うのかもしれない。危険な旅路の方が実力を生かせる一方、そこに幸せがあるとはあまり思えない悲哀。
カップリングはオーシュットとオズが浮いていて
ソローネテメノス、キャスティパル、アグネアヒカリとか似合いかな。

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