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イドの端のConversation:序(ジョ) Part 1 ハムスターと祭り、シン・エヴァについて


ファンの話を聞いてみたい。普段、同じ作品の話をしているフォロワーの話を聞いてみたい。何も知らないジャンルのことを話している、知らないオタクの話を聞いてみたい。そういう、カオスなブレインストーミングをやってみて、読んだら、楽しいんじゃないだろうか。と、思い立ち、ツイートしてみた。そこで乗っかってくれたのが、フォロワーであり、庵野秀明ファンであるジョンドウ氏(@JDo_man)だった。以下の文章は、いちオタク、いちファンの、内輪的なダラダラとした与太話である。しかし、文章にして読むことで、放課後の教室、練習が終わったあとの部室のような空気感のなかに、どこかにその、今はただのオタクの在りようが残るのではないだろうか。と、建前を並べながら、ここにその一端を公開する。


「イドの端のConversation」と題し、ツイキャスやClubhouseなど、オープンな環境ではなく、クローズドの空間にて、対話を行う。それを、音声ではなく、書き起こし、時に脚色し、解説が必要なものには脚注を付すという、文字媒体として、参加者のみならず読むものに対しても、そのブレインストーミングの渦に巻き込みたい、と思い、ここにそのパイロット版として、主に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』にまつわる会話の一部を掲載する。

なお、長きにわたるためにパートを分けている。残りは近日中に公開する予定。


収録日は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』最速上映のイベントが中止になった直後の1月9日。その数日後の1月14日に、同作は再延期が発表された。新たな公開日、ようやくの終わりの日が3月8日に決まった今、急いでnoteにしたためている。
元々、収録後すぐ公開する予定だったが、私用で忙しくなり、ここまでもつれ込んだ。氏には大変申し訳なく思う。



なお、


この対話
及びnote
及び脚注は、
事実を元に構成されていますが、
諸般の事情により、22%程
捏造して有ります。

改めて、御了承下さい。




──最速が延期した話

(しばしハムスターの話をして)

ジョンドウ(以下、J):ハム太郎は昼活動してるじゃん。
シクリム(以下、S):いや、でもまったくのデタラメですよ。夜行性なんで、昼は基本寝てます。人間がいない間に大冒険してる可能性もありますけど。
J:そうか、じゃあ寝てるのか…。弱いから睡眠して、なんかあったらすぐ起きるの?ライオンとか寝てるイメージないけど。
S:ないすね。
J:まず寝るって何なん。食うのはわかるけど、生物的に。寝るって。
S: それをエヴァ的に言うと?
J:エヴァの話、するか………睡眠とエヴァってどう?
S:あんまり噛み合わなさそうな(笑)
J: エヴァで寝て起きるっつったら「見知らぬ、天井」か。いいところで病室になるの。あそこ本当にヤバいよね。『:序』でもやればよかったのに。最初観て、無いって分かった時どう思った?
S:あ、いや、でも僕、入りは漫画版なので。漫画版は『:序』みたくそういう構成じゃなかったですね。
J:そうか、漫画版からなのか。そういやそうだったな。
S:そうなんすよ。まぁ、そこらへんのはじめてのエヴァについてなどは、シン・エヴァとは何ぞや、というお話に使えて大変便利なので、あとでするとして……。


(この後、再びハムスターの話題になり、J「ハムスターはその可愛さに神様から呪いを受けて地球最後の生物になってほしい(要約)」S「#ハムケツ っていうハッシュタグでハムスターのお尻の写真が拝める」という話が延々と続く)

S:違う!ハムスターの話ではない!
S:話を戻すとして、最速無くなりましたけど、どうですか。
J:難しいよね。時勢的に、行ってもアレだし、行かなくてもアレだし。最速は『シン・ゴジラ』で行ったし。『シン・ゴジラ』行ったんだっけ?
S:いや、行ってないすね。というか無かった。東京だけだと思う。
J:東京だけか。
S:そう。で、観るまでネット開かなかった。ただいつものクセで起きたら一回Twitter開いちゃって…。その時に目に飛び込んできたのが、「『シン・ゴジラ』の感想です」って文章に、あの、EOEの、アスカとシンジが赤い海の前で立ち尽くしてるなかで、『ローズマリーの赤ちゃん』みたいな感じのポスターの。奥に横たわってるはずのデッカい白綾波が、デカい庵野さんの横顔になってるっていうツイートを見てしまって。
J:ああ、それもネタバレになっちゃうな。
S:「え、これはどう言うこと…!?ひどいことになってるの、それとも庵野汁100%ってことなの?」って。結局、庵野汁特濃でしたけど。
J:いやぁ、あれは凄かったっすよ。
S:エヴァ絡みでそういうのあんまり行けてないんすよねぇ…。
J:あ、そうだったのか。結構行ってるイメージありましたけど。
S:『:Q』の時は単純に中学生だったから、ってのもあったけど、「庵野秀明の世界」も、ミラノ座のクロージングイベントも行けなかったし、スタジオカラー10周年展も行けてない。それが悔しいというのもあり、最速行ってみたかった気持ちはありますね。
J:スタジオカラー展な!俺が号泣したヤツ
S:そのエピソードめちゃ好き。
J:いや今思い返しても泣くわ…。『2001年』ぐらい泣いたわ。*1
S:どんな様子で号泣してたのか克明にわかるという。
J:ここで脚注つけるやつだ。「私は、その時彼の〜」て(笑)。こう言う感じで脱線狙っていくので(笑)。で、最速中止は東京だけでしたっけ。
S:いや、全国一律で。
J:どう?結局やってたら行ってた?
S:いやまぁ…行ってたと思いますよ。堪え切れん。
J:まぁ、行っちゃうよなぁ…。全身ガスマスクしてでも行くわ。
S:もう全身L結界防護服ですよ。こんな格好エヴァパイロットだけにしてほしいわ、つって。
J:それいいじゃん。コスプレにもなるし。いや、でもな〜…。
S:争奪戦とかしなくて良くなったってのは、わからなくはない。なんで嫌なんですか?取れるか取れないかでハラハラするのが嫌?
J:や、そうっすね。ストレス。手ぇベタベタだしもぉ〜。手汗でiPhone動かんし。やっぱ1番に観たいやん。(最速中止について)タイミングがタイミング。
S:いやぁ…。でも、一番辛いのは、多分、庵野さん。
J:それ。めっちゃ後悔。
S:個人的には延期してくれても仕方ないとなるんだけど、作品を延ばすのも決行するのも難しいよなぁ…。決行したら風当たりきついし、延ばすと長年のカラーの投資がまた先送りになって、シン・エヴァっていうようやく出せるビッグな商品が…だから、延期するのも、なぁ。
J:な。やるんかな、このまま。23に。どう?
S:まだガチで決まってなさそうな。
J:ね。いやキツいっしょ…。15日公開は延期が決定してる?
S:してる。『ヤマト』の総集編とか、ユニバーサルの新作は延期し始めてる。あと緊急事態宣言だと座席数とかが制限されるかもだから、興行的にもどうなるか。
J:しんどいな…。今の彼を思うと。でも、普通の人は観れればいいよって感じですかね。



──お祭りは終わってほしい


J:うーん、なんつうかなぁ…。乗らないといけないのが大変なんだよね。パンフレットとか、グッズとか買わないとっていう。年末感。年末みたいな感覚。すげえ嫌なんすよ。なんなんだろうな…あの感覚。
S:うわついた感じ。
J:シン・エヴァ早くしろっつうのもなぁ…。まぁ、ちょっと覚悟が足りて無いのかもしれないんですけど、早く終わってほしいですよね
S:(笑)。
J:(笑)。お祭りをちょっと早く終わらせたい。
S:あぁ、なるほど。
J:何に例えたらいいのかなぁ…。疲れちゃうじゃん。てか、エヴァって何。
S:作品内外のことですり減らしたく無いってことやね。(?)
J:うーん。デカいんだよな、だって。中学生からやで。オタクするのめんどくさいんだよね。オタクするのがめんどくせえ(笑)。今回の『:Q 3.333』の情報も色々出てるけどさ。やること多すぎな!オタッキーは。このまま23日になるとバラバラになるよ。自粛エヴァみたいな。(自粛の風潮があれば)気が楽っすね。
S:でも23日には観に行く?
J:いや観に行かなくても良くなってきたよね。気持ち的に(笑)。
S:そうすか(笑)。
J:コロナ前の俺なら観に行かないことはなかったかもしれないけどさ、23日に行くやろ、お前、みたいな事言われても、最悪コロナ怖いガチ勢になれば行かなくてもいいわけじゃん。
S:いやでも、23日に観に行かないと庵野さんは悲しむんじゃないかな〜(笑)。
J:悲しむか(笑)。
S:悲しむんちゃうかな〜(笑)。わからんけど。ウチのハムスターは悲しむかも。
J:ハムケツ振りかざして?
S:ハムケツ振りかざして。
J:まぁ、でも、行ったこと言いづらくね?新宿とか言いづらい。
S:あぁ…、そうか、関東はもう緊急事態宣言出てるもんね。
J:あ、大阪の方はまだ出てないのか。
S:まだ要請を検討中みたいな。
J:基本乗り遅れたくないんで、最速がなくなったらスタートダッシュバラバラになるんで、いつでも行ければいいなって感じだな。それより『:Q 3.333』行かないといけんやんってなってる。

中略


S:サイゼリヤって埼玉発祥?埼玉発祥やん。
J:アリとか食ってたのに…。花の蜜啜ってて、冬はアリいなくなるし。サイゼリヤが食をもたらしてくれたんすよ。
S:サイゼリヤとしまむらで衣食住の文明がもたらされとる。て何の話これ?埼玉創世記が語られとるぞ。
J:撮れ高少なすぎる。てか、コロナの話になってんな。
S:初日の話で思ったんすけど、初日に行く方が、意識の高い人が集まるから、感染対策はしっかりしてるのでは、とか。
J:希望的観測では。
S:確かに。まぁ、頃合いを見て…ですね…。少なくとも、このまま公開されても、健やかな気持ちで観に行けるかっていうとそういう訳はないじゃないですか。で、ここで決断を迫られてる庵野さんが…。
J:ね。
S:もう…なんでここまでエヴァを終わらせてくれないのか、この世界はっていう。
J:(笑)。
S:思えば春エヴァの頃からそうじゃないですか。
J:そういう人なんだろうなぁ。

──シン・エヴァは既に公開している(?)

S:あ、聞きたいことがあって。こないだバズってるツイートで、こういうあれ*2があって…。どっちに共感します?
J:たとえシン・エヴァが1月23日から延期しても、結婚式挙げた日がシン・エヴァ公開日です。
S:(笑)
J:おまえらの人生がシン・エヴァなんですよって。声を大にして言いたい。
S:いただきました。
J:お前らがシン・エヴァなんですよ。就活不安だ〜、とか、Wワークしないとやってけない、とか。そういう葛藤もシン・エヴァ。てめえらの人生の方がよっぽどエンターテイメントだからな。早くそれに気付け!

J:お前らの人生がシン・エヴァなんですよ。気付け。もうこれだけ言いたい。コロナのこととかハムスターのことよりこれだけ書いて。
S:すごい念を押すやん。

S:まぁ、ちょっと思ったんですけど。こないだの旧劇を観て、ここまで完全に終わらせておいて、所信表明などはあるものの新劇場版として始めるのにすごい葛藤があったんじゃないかと。で、それでも新劇場版のラストって最初は新劇場版の終わりであって、完全な終わりとしては旧劇の方に軍パイが上がるんじゃないかな〜と。けど、今回のを見ると…。
J:全部ひっくるめて終わる感じだもんね。
S:旧劇すらも通過点になりそうな。ジョンドウさんの「人生こそシン・エヴァ」路線もわかるんですけど、庵野さん自身はエヴァとさらばする感じじゃないすか。そこらへんの心境…。
J:全部終わらせる。最後の作品なのかな。
S:そう。
J:終わらせる…終わらせるって何なんだ。疲れたんかね。疲れたっつーか、自分の中のケリなのかな。まぁ、縛られてきたもんな…。

J:それを、俺らが…観る意味は?
S:観客以上に、庵野さんたちがさらばするニュアンスが強くなる気はする。
J:それはあるな。自分のためのさらばを、観客が観て…。
S:EOEはさ、観客にエヴァとのさらばを促したというか、強制した作品じゃないすか。だから、シン・エヴァは逆に、庵野さんが、庵野さん自身に、エヴァとさらばする為の作品で…。
J:なるほどね。あるなそれは。
S:EOE観て、あんなメチャクチャなのに綺麗に終わってるんだなと改めて感じて。じゃあシン・エヴァはそれの逆で。
J:自分で金出してるのもそうだよね。でもそれを観させてもらってるっていう。俺らがいないと成立しませんよって。
S:持ちつ持たれつ。
J:なんなんだろなぁ…シン・エヴァ。でも終わりがないといけないしね。うん…。グルグルするなぁ。
S:こういう考えをするのは楽しいけどさ、こういう事を終わらせてくれるのはシン・エヴァしかないなっていう。絶対真理。
J:確かに(笑)。公開されたらエヴァ職人はどうするんだろね。
S:エヴァ職人!?何その、太鼓を叩いてそうな…。
J:いや、エヴァのことを年がら年中ツイートしてるような人たちで…そういう人公開後どうするのかっていう。Twitterやめるのか。
S:現実に還る?
J:現実に還れラスト?
S:まぁ、現実に還れラストはもうしないでしょう。それよりは、なんか自分自身に向けた終わり方なんじゃないかと。それを観客がどう観るのかは自由だけど…。


J:いつ公開するのこれ?公開後?
S:いや、来週ごろにはやりたいなとは。(※結局2ヵ月寝かせてしまいました…)
J:やばいなこれ。撮れ高全然ない。
S:内容がないよう。言い出しっぺの問題なので、こっちが…すみません。
J:俺がエヴァに対して不安定だからな。不安定というか、悟っちゃってる。
S:悟りとは。
J:一歩引いちゃってるというか。もうパンピーと変わりない視点。そんなにアツくなってない。
S:あぁ。
J:俺がシン・エヴァやっちゃってるから。もうその域に達してるので。
S:あぁ。けど、その悟りが決壊する瞬間が見たい(笑)。シン・エヴァを観て、俺にはエヴァしかないんだみたいな
J:疲れんだよな、エヴァ。もう。
S:19年の冒頭10分の時に、「行ってないんすか?」て連絡とったら、「行ってないっす、知りませんでした」って来て、マジか、ってなりました。
J:結局、友達とゲームやりながらスマホで見た。目立ちたいからさ、なんかイベントあると行きたくなるんだけど、疲れるんだよね。葛藤というか。
S:それがもうエヴァしてない?(笑)。
J:『シン・ゴジラ』の時も疲れた。公開後の盛り上がりもさ。発生上映のチケット取れなくて、取れなかったのはスマホのライブで観て。オタクがいっぱいいるんだよな。だから、それは…。今の距離感はなんなんだろう。
S:そうは言いつつ、こないだのリバイバルの時に、『:序』観ましたか?『:破』観ましたか?って連絡くれましたよね。
J:それもなぁ…誘われてなかったら行ってなかったかもな。でも、EOEは映画館行きます。人生ベストムービーなので。
S:いや、EOE良かったっす。
J:EOE信者がシン・エヴァを観るんですよ、みたいな。なんつーかね、だから、プライベートをしっかりしてから、シン・エヴァ喋ってほしいっすよね。だから、何だろうなこの距離感…。俺こそがシン・エヴァなんだって気付いたのが。俺がシン・エヴァだったのか!っていう拍手が。
S:おめでとう。
J:『シン・ゴジラ』と『シン・エヴァ』の間に気付いてしまって。あと、終わるんすから。シン・エヴァは。それを糧にしてたら…。終わるしかない。

S:そのシン・エヴァ論を踏まえて、冒頭10分とか本予告の内容についてを…あ、予告観ました?
J:観てない。
S:マジすか!
J:なんか断片的には聞いてるけど。第13号機と初号機が戦ってるとか、スクショ見て、あと作画ちょっと違うっぽいよねとか。ちょっとエヴァっぽくない感じが。エヴァ見て作ったアニメみたいな…。
S:それは実際の予告を観てない人が言うセリフではない(笑)!
J:そうでした(笑)。




──閑話休題


J:どうなの?これ、大丈夫?撮れ高ある?シン・エヴァの話はこんなもんですが。
S:ハムスターのお話よりはめっちゃあります。でもハムスターめっちゃ良いっすよ(急に)。
J:ペットな。いなくなったら寂しいのがな。
S:エヴァの話してる?(笑)だったら何もしない方がいいみたいな。ハムスターは寿命が短いのが、逆に割り切れるポイントではあります。悲しいけど。
J:悲しい…。
S:すげえ悲しいのが、今いる子の前にお迎えしていた子がいて、その子が亡くなってしまった時に、ケージを一旦しまったんですよね。でも、いつもの癖で、ご飯食べてる時とか家族みんなそのケージがあった場所を見てしまう。何もないのに。
J:めっちゃ悲しいやつやん。今の子を大事に食わせてやってくれ…。
S:ブクブク太ってます。前の子は手の上で寝てくれたり、一緒にこたつで寝たり出来る子やったんやけど、今の子はめっちゃ噛む。けど可愛い。めっちゃ良いですよ、ハムスター。

S:(この企画のアイデアについて)結局やりたいのはマツコの知らない世界みたいな感じ。オタクを集めて、ジャンル問わず語ってもらって。だからハムスターでもいいし、エヴァでもいい。一般オタクのルネサンスがやりたいなと。
J:出だしがこんな撮れ高ない感じでいいのか(笑)。
S:いや全然あると思いますよ。エヴァの話に映るとなると、なんか、エヴァってなんぞや、みたいなところで、ハマったきっかけっつーか、好きなエピソードとかお聴きしたいですが。

J:それで何かなぁ。仮にまた本予告観て、良いと思ったとして、元々良いとポイントが自分に根本的に有ったのか、それともエヴァとか庵野作品を観て、そういうのにハマる形になったのかわからなくなくなるよね。
S:あぁ、それはわかります。電柱の写真撮ってみて、エモいじゃん!と思っても、元々電柱をエモいと思ってたのか?エヴァを観てそう思うようになったのか?っていうのは。逆に、エヴァ見てない人は電柱の写真見てエモいって思うのかというのは。
J:思うよね。

J:基本ドヤ顔だよねエヴァの演出って。初号機がカヲルをガシって掴んで静止してるやつ──あれがファーストインパクト。ファーストインパクトというか、好き勝手やってやがんなぁって感じ。なんか、博打だよね。観てる人の画面裏でニヤニヤしてるのが想像できる感じ。まぁでも俺自身が好きなんだろうな〜。
S:(笑)。
J:いや、だめだな今日。キレがない。
S:それはちょっとわかる(笑)。
J:いやもう、こうすればいいんじゃない?ここまで書いておいて、実は捏造でしたみたいな(笑)。それでいいよ。
S:今まで読んできたのはなんだったんだ。
J:そっちの方が面白いよ。



パート2に、続劇




*1…2018年10月に開催された『2001年宇宙の旅』70mmフィルム上映での出来事について。その時、私(シクリム)は彼と席を並べて鑑賞していた。人類の祖先が投げた骨が、軍事衛星に切り替わり、「青く美しきドナウ」が流れ、ヒトの宇宙進出の点描であり、宇宙の黒と衛星の白の美しいコントラストが映える名シーンで、隣の彼が『インターステラー』のマシュー・マコノヒーばりに泣き出した、という内輪エピソードである。ちなみに私は、スタジオカラー展には行けなかったので、後日『大きなカブ』をYouTube公開されてから鑑賞したが、確かにそれぐらい泣いた。

*2 こちらのツイートのこと。


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