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アニマルカードゲーム(ACG)体験会レポ


0.はじめに

 ACG体験会めっちゃ楽しかった…………。
 今回のnoteは、05/03~04のカードゲーム祭で開催された「アニマルカードゲーム(ACG)」の体験会感想記事です。体験会全体の雰囲気も良かったし、ゲームの方もだいぶ楽しめましたよ~という感じの記事になります。
 あんまりカード効果をお漏らししちゃうのは良くないので、内容としては結構ざっくりめです。今の自分の期待感とか、初体験の感触とか、そういうものを少しでも共有できたらいいなと思います。

1.自分の参加日

 今回の試遊会、私は05/03のみの当選でした。
 前半はティーチング、後半はフリプといった塩梅で、計90分ほどカードを触らせてもらいました。ルールは事前に覚えていたので、前半はティーチングの流れに沿って手を動かしつつテキスト覚えてたかな。

当日の参加者

 やはり、参加者の多くはカードゲーム経験者・かつ原作の読者の方々でした。私含め熱量が高く、大のオトナがカードやる楽しさを感じた。スタッフの方々もルール・テキストをよく理解しており、初見ながらスムーズにプレイができました。
 使えるデッキは3種程度でしたが、各々が興味のあるデッキに飛びついて何戦かフリプしました。
 私は張り切ってHIDARUMAパーカーを着て行きましたが、現地ではレオストーム使ってました。コンボたのし~~~~!!

2.使えたデッキ

 今回使えたデッキは下記3デッキでした。

  • バーニングソウル(ビートバーン)

  • レオストーム

  • 冬眠コントロール

 05/04参加の方も使えたデッキは変わらないかな? リスト調整可能とのお声かけがスタッフさんからありましたが、自分は初期リストで回していました。ゲーム全体の感触については次の項目で触れるとして、まずはデッキ内容の話。

バーニングソウル

 野良勇気式のビートバーンに「スプリントチーター」が入ってる感じのリスト。ランク戦で使ったリストに近そう。
 スペル火力がクソ高い。手札1枚からコンスタントに3点出してくるので、盤面だけでも受けなきゃ3~4で死ぬ。
火達磨」はしっかりイカレてる。

レオストーム

 本編の時系列における最新・最強デッキ。
 理論値3キル・上振れ4キル。
 テーマサーチがやたら多い上に質も結構高い、さすが最新最強。
 デッキからの呼び出し・リアニメイトを絡めたカードも搭載されていて、プレイ難度はめちゃくちゃ高そうだった。切り札「ライオンの嵐」が妨害に弱めなので、そこも難しめポイント。

冬眠コン

 ユキさん御用達コントロール。
」はコストに見合ったロック性能でだいぶ厄介。置き物破壊の当てどころミスったら永パされて死ぬ。
 冬眠コンだけ全リスト見れなかったんだけど、原作通りフィニッシャーは「冬将軍」オンリーっぽかった。

3.実際ゲーム性はどうなのかという話

原作再現度はどんなもん?

 やはり原作ファンともなれば、ゲーム性や再現度は無視できない部分でしょう。特に、私が初期から気にしていたのはゲームスピードの部分でした。
 原作におけるACGは歴史が長く、すでにかなりカードパワーがインフレしているタイトルです。しかし、私達がプレイするACGは今から始まるコンテンツ。ゲームスピードが遅く、チグハグなプレイ感になってはいないかと懸念していました。
 この不安は、最初のプレイで一気に吹き飛びました。原作通りのスピード感が再現されており、特にレオストームはブン回りの楽しさ・ハイパワーさから現代TCGを感じましたね。レオストームは理論値3キルが可能なコンボデッキであり、ビート受け・サーチも充実した完成度の高いリストに仕上がっていました。ビートバーンも原作通りの3キルが可能で、攻めデッキ同士のゲーム展開はかなり早かった。
 他方、コントロールには強力な妨害・ロック性能を持つカードが存在し、対面によってかなりゲームレンジが変わってくると感じました
 原作のACGは、3キルデッキが居るのにLO狙いの超長期戦デッキも存在するという、かなり特異なゲーム性です。プレイ時間の極端な振れ幅が再現されていて「そこまでやるのか」と感動しました。

ルールについて

 ルールは公式ホームページでも読むことができますが、ざっくり言うと現代TCGのキメラじみたルールですね。
 MTGの土地システムに似た領土システム・OCGのチェーンに似たパイルという概念があり、カードゲームとしては難解な部類に思えました。
 狩猟フェイズ(メインフェイズ)と戦闘フェイズ(バトルフェイズ)を何度も行き来できるのも特徴的で、この辺りは国内だとシャドバに近いかな。
 総じて

  • 土地システムによる過剰な高速化・上振れの抑制

  • チェーンシステムによるやり取り回数の多さ

  • シャドバ式のターン展開による自ターンの自由度

が共存しており、ルールだけ見れば最強です。実際、今回遊んでいる時はすごく楽しかった。特にシャドバ式の進行が良い仕事をしており「これやり忘れてたわ」と後出しできるハードルの低さがスパイスとして効いています。
 このタイトルから入る人はちょっと苦労するかな……って気もしますが、まあ君らみんな別ゲーの経験者でしょ? あと、このゲームのルールさえ覚えれば大体の国内大手遊べる気がします(ヴァンガとかWIXOSSとかの血はあんまり入ってないけど)。そういう意味じゃ最強の免許講習かも。

カードゲームとして面白いのか

 そんなACGですが、果たしてカードゲームとして見た時に面白いのか? というところも大事ですよね。
 これに関しては、現状まだ分からないなと感じます(試遊会で回してる時は滅茶苦茶楽しかった)。
 先ほど述べたゲームレンジの広さというのは、ゲームとしては長所にも短所にもなり得ます。多くのカードゲームには想定プレイ時間が設けられており、大会での制限時間もそれを基準に策定されます。この想定時間に振れ幅があると、どうしても人は飽き・ストレスを感じやすくなるものだと私は思っています。
 もちろん慣れでプレイ時間は縮まってくるはずなので、この辺りは実際に遊んでみなきゃ未知数の部分ですね。再三言うけど、体験会でやった時はほんまに面白かった。この楽しさが長続きすることを今は祈るばかりです。

4.最後に

 雑記程度のものでしたが、最後まで読んでくれた方はありがとうございます。
 アニマルカードゲームのクラファン申し込みは五月末まで!
 興味が湧いた方は是非とも支援をお願いします。支援することでカードが最速で入手できます! 初期リリース分は計6種のデッキだけで全カードが揃うので、LCG感覚で手を伸ばしていただければと思います。

 最後に現地で撮影したワタル先生のサインを載せてお別れです。
 重ね重ねになりますが、お付き合いいただきありがとうございました~。

ところで龍堂会パーカー着るのだいぶ勇気いりません?

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