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値幅の勉強 その② E値

今回の記事では、値幅の勉強として「E値」の説明をして行きます。

E値とは?

E値とは、ダブルボトムやボックスレンジブレイク時の値幅計算に使います。
E値は、レンジ相場やチャートパターンのブレイクの時に、特に意識されます。
ブレイク手法を使う方は、知っておいた方がいい値幅計算です。

E値の値幅

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A-Bの値幅と、直近高値をブレイク後のC-Dの値幅が同じになりやすいというのがE値の値幅になります。

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E値の測り方

E値を測る時もフィボナッチ・リトレースメントを使って測ることができます。
フィボナッチ・リトレースメントを安値に0%を当てて直近高値に50%を当てます。100%の位置がE値の値幅になります。

それでは、実際のチャートで見ていきましょう。
安値に0%(赤丸)、直近の高値(安値)に50%
100%(青丸)付近で反発してるのが分かりますね。

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どれも100%付近で反発しているのがわかりますね。

まとめ

今回のE値もN値同様に、利確の目標値にしたり、逆張りの目安として利用出来ます。

もちろん相場の勢いや、ファンダメンタルズ的な要因によっては、目標値まで行かずに反転したり、反発しなかったりします。
あくまでも目安として他の根拠と一緒に利用することをおすすめします。

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