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25日間とちょっと

もう4度目の日曜日が過ぎました。計画を思いついたのは11/20、13時ごろ、お昼に中華丼なんかを食べてたんだと思います。12/14までの25日間は長いようで、あっという間でした。

ちょっと他でも書きましたが、「想像以上に大変だ…」と、ひるむことはありましたが、根拠がないけど「絶対届ける。できる」って思っていました。できるためには、何をしたらいいか、限られた時間で逆算して考えました。

お金を扱うことは、正直なところ、こわかったです。関係先の許可、お花屋さんの選定とともに、実のところ、11/20-25までで一番時間を割いて調べたり試したりしたのはこの部分でした。賛同してくれる方が、信用してくれて、かつ、限られた人しかできないような方法ではなく、みんなが思い立ったらアクセスできる方法にしたかった。物理的な距離に負けたくはなかった。今回は平日の2都市のみ。本当は現地に行ってきちんとライブ代を払って応援して還元するのがいいに決まっているのだけど、都合上遠征するのを断念された方が、たくさんいらしたと思うんです。そういうみなさんの気持ちを一番先に汲みたいと思いました。

わたしがこの経験を通してうれしかったことは、皆さんが一番見てくださった記事が「【ご案内】お読みください」のページだったこと。(アクセス数がわかるんです)

ほりごめミュージック愛好家は、まとめサイトのような上っ面の情報だけを早飲み込みするような人ではなく、最後まできちんと読んだうえで、一度自分の中に落とし込んで、購入するかしないか決めてくれる方々、そういう人たちの集まりなんだと、深く思いました。納得してたどり着いて、賛同してくださったんだと思うんです。うれしかったです。

🌹コース】🍎コース】

オーダーするとき、言葉づかいで気を付けたことが一つあります。「卒業」です。”脱退”というワードに多少ナイーブな私たち。発展的な飛躍を込めた脱退でも、もういつものようには戻れないのか…という一抹の寂しさや、後ろ向きな気持ちが出てしまいます。でも、それは私たちひとりひとりの内に込めた勝手な思いであって、飛び立つことをだれもとめる権利はないんです。

卒業なんていう言葉をつかうとわりと普通に”おめでとう”が出てきてしまうのが、ちょっと変だな…と私は思います。おいおまえ、それはだれに対してのおめでとうなのかと、ちょっと一晩一升瓶抱えてとっちめたい気分にはなります。

コトリさんがKIRINJIを離れるにあたり、長年過ごした音楽職人たちの学び舎を出るイメージで、楽しい思い出をいっぱい積み込んで飛んで行ってほしかったから「卒業」という言葉にしたんです。こちらの会のほかに、お花を贈られた方で”Bon voyage!”という言葉を添えられていたのはとても素敵だなと思いました。わたしもこの気持ちにとても近いです。

「とっても楽しい航海でした」こんな素敵で粋な言葉で舞台を締めてくれたコトリさん。基本箱推しですが、ますます大好きなアーティストさんになっちゃいました。そして軽い気持ちでお花に一緒に挿した小鳥たちがメンバーのみなさんの手に渡ったことも知り、言葉にならないほどのありがとうの気持ちになりました。

本文はまた後で追記しますが、みなさんが暗がりで見えなかった、ユニバースのパネル画をこちらで紹介しますね。

ではまた。(続く)